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【レース回顧Vol.402】第117回京都記念


レース結果・収支

1着【△】プラダリア(3番人気)
2着【◎】ベラジオオペラ(1番人気)
3着【-】バビット(9番人気)
・・・
6着【○】ブレイヴロッカー(5番人気)
・・・
8着【▲】ルージュエヴァイユ(2番人気)
・・・
単勝2点ハズレ 馬複3点的中!(4.6倍) 3連複3点ハズレ 3連単8点ハズレ
レース収支:-1,140 累計回収/投資:10,130/18,700(54.2%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+1,100


率直な感想

ベラジオオペラ、位置取り甘かったな。親父のマテンロウレオより後ろって何やってんの和生・・・。プラダリアが前々で押し切って、最内でバビットが残るというのも個人的にダメージ大。バビットはどこかで穴を開けると思って見守っていたらここで来られた。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 京都は月曜に15ミリの雨が降った以外は概ね晴れ。但し東京と違って散水は無し。馬場が緩いので水は撒かないということなのだろうか。土曜朝時点のクッション値は9.1でも時計は少々要しているが、上がりは33秒台が普通に出るほど速くて先週までのような馬場の緩さは感じなかった。

  • 土曜はこぶし賞(3歳1勝C/芝1,600M)こそ逃げ馬がラチ沿い一杯に粘って2着に入ったが、飛鳥S(4歳以上3勝C/芝2,000M)と洛陽S(4歳以上OP/芝1,600M)は全馬内を避けての外差し決着。特に洛陽Sはハイペースだったとはいえ外枠の差し馬が4着までを独占。バイアスは外。

  • 大外からでもアフリカンゴールドの逃げ。バビットを引き連れて後続を離しながら行きそう。ベラジオオペラ、ラヴェル、プラダリアらが等間隔で続いての縦長の隊列を想定。4コーナー坂の下りでベラジオオペラが差を詰めていって、直線外一杯に広がっての差し比べ。

レース指標

LAP:12.2-10.6-12.5-12.4-12.0-12.5-12.2-12.0-12.3-11.6-11.8
勝ち時計:2.12.1(良) テン3F:35.3 上がり3F:35.7

レースの振り返り

バビットがスタートを決めて軽快に飛ばしていく。アフリカンゴールドは初速が付かずモタモタ。それでも頑張る9歳のお爺ちゃん、最高速度71.0km/hでハナ奪取。ただハナを取り切ったところで一気にペースダウン、巡航速度は57~58km/h。これは番手追走に向く流れ。バビットはともかく、マテンロウノリ、もといマテンロウレオ@横山親父が3番手に張っていたのは流石だなと思った。

プラダリアは5番手の外。これも絶好位。ベラジオオペラはラヴェルを挟んでその後ろ。あれ?位置取りが甘いぞ?ルージュエヴァイユと大して変わらない。何やってんの?マテンロウレオぐらいの位置取りを見込んでいたのにこれはアテが外れた。ブレイヴロッカーは中団後方の内。ここからだと外に出せない。うーむ。

アフリカンゴールドは至って普通の逃げ。大逃げするかと思ったが案外だった。もうそんな元気も無いんだろうな。バビットが単独2番手、離れてシュヴァリエローズとマテンロウレオ。プラダリアとラヴェルも外を回して虎視眈々。この期に及んでベラジオオペラはまだ後ろ。マズい、これは飛んだか?

アフリカンゴールドのリードは直線に向いたところで消失。最内に進路を採ったバビットがラチを頼りに先頭。バビット、ここで来たか・・・。馬場の外からはプラダリアが伸びてくる。その内からベラジオオペラ。やっと来た。プラダリアとベラジオオペラの2頭が競り合いながら抜け出すも、終始外プラダリアが優勢。3着争いはバビットにシュヴァリエローズとラヴェルが迫って接戦。うーむ、またクソ安い馬複のみか・・・。

アフリカンゴールドが飛んだ以外は概ね前残り決着。それも外を通ったプラダリアとベラジオオペラがワンツー。プラダリアは前で運べたのが大きかったが、後方から追い上げたベラジオオペラは飛んでもおかしくなかった。強い競馬をしたのはベラジオオペラのほうだが、レース運びはプラダリアのほうが上だった。

バビットは一昨年のオールカマーの頃からどこかで穴を開けるだろうなと見守っていたところ、ここで走られた。というか、ここ以外のどこで買うつもりだったのか自分に聞きたい。2番手単独で放置された上、後続がこぞって外を回す中にあって最内でショートカットできたのは大きかった。

シュヴァリエローズは位置取りの妙。力が足りないこの馬ですら4着に来れる位、今回は前のほうにいないと厳しかった。ブレイヴロッカーは終始後方の内追走で苦しい競馬になってしまった。ルージュエヴァイユは後方で存在感を示すことなく凡退。外が伸びるにしても、直線に向いてもまだ後ろでは届かない。やはり1,800Mぐらいのほうが良さそう。


レース結果からの教訓

  • 馬場が外差しに触れている時こそ内枠先行に注意。外を回すと余計な距離を走らされる。距離が長ければ長いほど馬群がバラけやすく、ショートカットの先抜けが効く。

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