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【レース回顧Vol.24】第16回夕刊フジ賞オーシャンS

コントラチェックは普通に要らないと考えていたのでハズレで已む無し。それよりも☆カイザーミノルが3番人気ってどういうこと?パドック周回の段階では確か13番人気だったような。

20210306オーシャンS締切1時間前単勝時系列オッズ推移

単勝の時系列オッズを確認すると、締切直前に774万円ブチ込まれていた。複勝にも同じく774万円入っていた。774で名無し?コントラチェックを買うつもりが手が滑ってカイザーミノルを買ってしまったというオチだったら悲惨だ。どこかのお金持ちの人、残念でございました。

20210306中山11R(1)

アルピニズムが出遅れ。1枠2番の2番人気って、先週も出遅れてたような。でも今週はOK。軸はカレンモエだもんね。こちらは好発進。萌え~。

20210306中山11R(2)

ビアンフェがじわっと出てきてハナ、カレンモエは2番手。4枠の2頭、カイザーミノルとコントラチェックも前へ。直後の赤い帽子はヒロイックテイル。結局のところ、この画面に映った5頭が掲示板を独占した。

20210306中山11R(3)

アルピニズムはリカバリーしてこの位置。出遅れたがためにこんなに面倒な位置を走らされる羽目に。先週も書いたと思うが改めて。短距離戦の出遅れは致命傷。

20210306中山11R(4)

600M通過は33秒7。緩い。アイラブテーラーは出遅れた訳でもないのに今回も最後方からの競馬。絶望的にポジションセンスが無い。そしてこんな馬に重い印を打ってしまう自分も絶望的に馬券センスが無い。

20210306中山11R(5)

直線に向いたところで目に付いたのはコントラチェック(黄)の手応え。3番手で持ったままって、ひょっとして来ちゃうの?まさか~。カレンモエ(青)とビアンフェ(緑)で決まりだよね?

20210306中山11R(6)

ビアンフェのリードは坂の上りで陥落。カレンモエが先頭に立った刹那、外からコントラチェックが襲い掛かった。半馬身、アタマ、クビ、並んで…交わすのかよ!ンなアホな。取って置きの秘密兵器カイザーミノルも伸び切れず5着まで。はいはい、ノーマネーでフィニッシュ。

明確な逃げ馬不在で内からビアンフェが先制するか。アルピニズム、カレンモエといった人気どころもすんなり前へ。テン3ハロンは例年並みの33秒台。後ろから行く馬が多く、基本的に前で流れに乗った馬に向きそう。外差しなら極限の末脚が求められる。

一応ビンゴ。人気どころが揃って前でも数が少なく、前に付けた馬が楽出来そうだとは読んだが、コントラチェックまで楽に出てくるとは誤算だった。一昨年のターコイズSでテン3ハロン33秒9で逃げ切ったことがある馬だったし、抑えには入れておくべきだった。これは気付くか気付かないかの話。

1着-コントラチェックはスタートを決めて馬なりで前へ。3コーナーまでにカレンモエに並びかけ、持ったままで4コーナーを迎えた段階で勝負あり。この馬を狙うための根拠を探るべく、10着に敗れたラピスラズリSをもう一度見直してみると、内から凄い勢いで上がってきながら前が詰まって苦しくなった上に外差しのバイアスで止めを刺されていた。レース回顧は本当に重要。これをきちんとやっていた人は今日大儲けできたはず。

2着◎カレンモエはビアンフェを行かせた上で2番手。内を綺麗に立ち回って手応え十分で直線に向き、一旦は完全に先頭に立った。正直これで勝てないとなるとGIIIはともかく上のクラスでは厳しい。攻め駆けする以外は取り立てて特徴が無いので、強みになる武器が欲しい。

3着△ビアンフェはすんなりとハナを奪ってリラックスした逃げを展開。玉を抜いたことで走りに力みが無くなった。結局マイペースの楽逃げで3着は確保。今回は12kg減だったがそれでもデビュー当初より50kg近く重く、絞れてくればもっと走るはず。

5着☆カイザーミノルはあまり良いスタートではなかったが、ダッシュが利いてコントラチェックと並んで前目を追走。4コーナーで内に入り、直線に向いて単独2番手を窺う位置に付けたが、そこから伸びを欠いた。ポジショニングは最高だったが馬のほうがアジャストしなかった。惜しい。

9着△アストラエンブレムは1馬身ほど出遅れ。すかさずリカバーするも中団の外、4コーナーに差し掛かっても特段動き無し。4コーナーで外に持ち出さず、直線は馬群の中から追い出したが勝ち負けには全く加われなかった。外差しバイアスで勝った馬を前残り濃厚のここで買う意味は薄かった。反省。

11着○アイラブテーラーは追走の脚が無さ過ぎて今回も真後ろからの競馬。今回も上がり3ハロンは最速だったが何の意味もない。前がやり合って止まってくれるというベタベタな展開でないと差しが及ばない。今回は前が止まらない展開と外差しに厳しいトラックバイアスでノーチャンスだった。

13着▲アルピニズムはスタート失敗が全て。昨秋の勝浦特別も出遅れてリズムを崩しての惨敗だった。ここ2走は外枠からノープレッシャーで勝っていただけに、内前有利のバイアスでもこの内枠は出遅れた時に心配だった。今回はその懸念が的中してしまった形。今回はノーカウントで良さそう。

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