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【レース回顧Vol.357】第71回アイルランドトロフィー府中牝馬S


レース結果・収支

1着【△】ディヴィーナ(1番人気)
2着【△】ルージュエヴァイユ(4番人気)
3着【-】ライラック(10番人気)
・・・
5着【◎】プレサージュリフト(2番人気)
6着【△】アンドヴァラナウト(7番人気)
7着【○】ルージュスティリア(5番人気)
・・・
馬複7点的中?(14.6倍) 3連複9点ハズレ
レース収支:-140 累計回収/投資:139,850/136,600(102.4%)


率直な感想

最近サッパリ当たらないので一日外出。レースはライブで見なかった。帰り道で結果を見てハズレを確認。やっぱハズレか・・・って、何でハズレなのに回収があるんだ?うーむ、普通に買い間違えていた。ところで、ルメさんと戸崎さんはお互い変装し合ってたの?


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 先週は3日間開催の前2日が良馬場で高速、3日目が重馬場。土曜11レースのサウジアラビアRC(2歳GIII/芝1,600M)は後方一気、日曜11レースの毎日王冠(3歳以上GII/芝1,800M)は内ピタ先行、月曜10レースの六社S(3歳以上3勝C/芝2,400M)は外差しワンツーとあらゆる戦法が通用していた。特定のバイアスは見られない。

  • 昨年はローザノワールとライティアがやり合って1,000M通過57秒9というハイペースに陥ったが、今年は一転して逃げ馬不在でかつ後ろから行く馬だらけ。1,000M通過59~60秒辺りの緩い流れが濃厚。後ろより前、外より内にフォーカスしたい。

レース指標

LAP:12.9-11.3-11.7-12.1-12.0-12.2-11.3-11.2-11.4
勝ち時計:1.46.1(良) テン3F:35.9 上がり3F:33.9

レースの振り返り

実況は「綺麗に揃いました」と言ってたけど、ルージュエヴァイユとプレサージュリフトは半馬身ほど置かれたスタート。前は前で誰も行きたがらない。コスタボニータ、ルージュスティリア、アンドヴァナラウトは互いに牽制してハナには立ちたくない様子。とそこへやって来たのはディヴィーナ。はい、ガッツリ掛かってます。大丈夫か?最高速はコスタボニータを交わすところで65.3km/hだった。

スタートで行き遅れた上に前が狭くなる
ルージュエヴァイユとプレサージュリフト(白円中央青帽・黄帽)。
この後の乗られ方で明暗が分かれる。

ルージュスティリアは外フリーの3番手、アンドヴァラナウトはその後ろで折り合い重視の追走。この2頭はOK。プレサージュリフトは後方馬群の内。これはNG。ルメールさん、これはない。ルージュエヴァイユは3コーナー手前から外を通って上がっていった。前が緩そうだし、早めに上がっていかないと間に合いそうにないのでこれもOK。

1,000M通過60秒フラット。昨年より2秒以上遅い。ディヴィーナのリードは3~4馬身。この頃にはすっかり折り合っていた。後続の皆さんは何やってんの?ルージュスティリアは直線に入ってからも持ったままを継続していたけど、ディヴィーナも先頭で同じことをやっていた。それでいて先に手が動いたのはルージュスティリア。どうした川田さん?

緩い逃げながら後続を3~4馬身離すディヴィーナ(赤矢印)。
ストーリア(白矢印)は挙動がおかしくなって後退・・・。

・ストーリア号は,競走中に疾病〔左第1指関節脱臼〕を発症したため4コーナーで競走中止。

競走中の出来事等(JRA発表)

第4回東京第4日(10月14日(土曜))
競争中止
11R
4番 ストーリア(菅原 明良騎手)
疾病を発症したため、4コーナーで競走を中止
馬:左第1指関節脱臼(予後不良)
騎手:異状なし

開催競馬場・今日の出来事、明日の取消・変更等(10月14日(土曜))(JRA発表)

ルージュスティリアに代わって外からアンドヴァラナウトが進出。いい感じで来てるなぁと思ったらルージュスティリアと同じ脚色になって停滞。そこへ大外からルージュエヴァイユが強襲。内にライラック、外にフィアスプライドを引き連れてディヴィーナに急接近。3馬身、2馬身、1馬身・・・並んでゴール。先週の毎日王冠は分からなかったけど、これは内が残ってるね。そういえばプレサージュリフト、いた?実況でも全く呼ばれていなかったような・・・。

ディヴィーナは初っ端に掛かったものの、突いてくる馬は不在で次第に落ち着きを取り戻して楽逃げの形。ただ1,000M通過60秒0で後続に3~4馬身リードという美味しい状況でハナ差まで追い詰められたのは物足りない。ここを勝ったから次は・・・という大きな話にはならなそう。

ルージュエヴァイユはスタートで行き遅れてもリカバリーに行かず後方待機を継続。3コーナー手前から徐々に吹かせていて外を回し、直線大外一気を敢行。これなら絶対詰まらない。戸崎さんなら内を突いて詰まらせてただろうなぁ。メイSは酷過ぎて泣いた。

ライラックは珍しく五分のスタートを切って先行集団の直後という絶好位を確保。スタート出るんかい。追い込んで届かない馬がこの位置は素敵やん。直線はルージュスティリアの後ろで待って、外のアンドヴァラナウトを行かせた上でこの外に出してスパート。戸崎、見てたか?これが詰まらない追い方だぞ。それにしても上手かったなこの騎手。誰だ?・・・えっ?戸崎さん?いやいや、変装してるんでしょ。騙されないよ。

プレサージュリフトはスタート失敗で後ろからの競馬。ペースが緩かった上に内に構えたことで道中動けず、直線は内を突こうとして立ち往生。狭いスペースで追い出してもまた狭くなって追えず。酷過ぎワロタ。何やってんの?お前、戸崎やろ。ルメさんがこんなに下手に乗るはずがない。変装してるんでしょ。騙されないよ。

冷静に追い出しを待ち、絶好のタイミングで外に振るライラック(緑矢印)。
プレサージュリフト(黄矢印)は構えたところ、動いたところがいずれも壁。
今回に限っては戸崎>>>>>ルメール。

アンドヴァナラウトは位置取りもスパートのタイミングも問題無かったが、結果的にキレ負け。この展開で6着はかなり物足りない。ルージュスティリアもスタートが決まって緩い流れで脚を溜めて、直線も追い出しを待ったにも関わらず7着は負け過ぎ。元POG馬なのでこんなことは言いたくないが、シンプルに弱い。

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