【レース回顧Vol.313】第30回平安S
レース結果・収支
1着【△】グロリアムンディ(1番人気)
2着【◎】ハギノアレグリアス(2番人気)
3着【○】ヴァンヤール(3番人気)
4着【▲】タイセイドレフォン(6番人気)
・・・
7着【△】カフジオクタゴン(7番人気)
・・・
9着【△】ノットゥルノ(4番人気)
・・・
馬複5点的中!(4.9倍) 3連複10点的中!(9.4倍)
レース収支:-70 累計回収/投資:60,900/68,300(89.2%)
率直な感想
ここはハギノアレグリアスとヴァンヤールで堅い。穴はタイセイドレフォン!3連複はこの3頭中心に組む。グロリアムンディは前走の着差と川田さんで売れているだけ。これが飛べば美味しい。・・・って、グロリアムンディが勝っちゃった。もうね、1コーナーの位置取りで察しました。ベスポジやないかい。やっぱ川田さん上手いわ。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
今週は木曜まで好天だったが金曜は雨で総雨量は30.5ミリを記録。土曜朝時点の含水率は4コーナー12.8%、ゴール前11.8%。土曜日は重スタートだが終日晴れる見込みで、稍重まで回復想定。
「2020年の第4回京都競馬終了後、コース全域の馬場改造工事を行いました」(JRA公式HPより)とのこと。開催直後からの時計を見る限りにおいて、従前より砂質が重たくなったのか上がりが掛かり気味。上位クラスでもラスト1ハロンは12秒後半~13秒台まで落ち込んでいる。これだけ落ち込めば差しが効きそうな感じだが、1,800M以上のレースで差し決着になったのは栞S(4月22日、4歳以上3勝クラス/1,900M)しかなく、ほぼ前残りで決している。
ペース想定:やや速い(60秒台)
マーチSでも果敢に行ったロードヴァレンチの隣にメイショウフンジン、ゴリ押しするテリオスベルに大外メイショウカズサも絡んでの先行争い。タイセイドレフォン、ハギノアレグリアス、カフジオクタゴン等、前で競馬を進めたい馬が多く、いかにも差しが効きそうなシチュエーション。ただ前述の通り新装京都うちのは上がりを要しながらも前が残る。速い脚が使えなくても前で渋太そうな馬をチョイス。
レース指標
LAP:7.3-11.3-11.8-12.9-12.6-12.3-12.2-12.9-13.0-13.5
勝ち時計:1.59.8(稍重) テン3F:36.8 上がり3F:39.4
レースの振り返り
グロリアムンディを含む内3頭が好スタート。ロードヴァレンチが馬なりでハナ、タイセイドレフォンが続き、メイショウフンジンも出鞭を入れて続く。先行争いが繰り広げられる中、グロリアムンディは馬なりで3番手。あれ?滅茶苦茶行き脚良いやん。むしろハギノアレグリアスが置かれ気味で中団馬群の中。これはこれでマズイ・・・。
ロードヴァレンチ単騎、メイショウフンジン2番手。その後ろにグロリアムンディとタイセイドレフォン。理想的な位置取り。カフジオクタゴンとノットゥルノがこの後ろ、ハギノアレグリアスとヴァンヤールは更にこの後ろ。1,000M通過62秒0(実際は62秒1)で緩い。馬場が重たいからか、ロードヴァレンチの逃げが緩いのか。おそらく前者。
グロリアムンディが4コーナーでロードヴァレンチの外を馬なりで確保。タイセイドレフォンやカフジオクタゴンら直後から押し上げている馬のほうが手が動いている。ハギノアレグリアスは馬群の中を突く構え。手応えは良いけど、間に合うかどうか。
グロリアムンディは直線に向くところで既に先頭、ラチに寄せてスパート。タイセイドレフォン、ハギノアレグリアス、そして外から伸びてきたヴァンヤール、みんな脚色は良かったが前との差が詰まらない。グロリアムンディが着差を確保したまま流れ込んでゴール。
グロリアムンディはスタートが良かったし、早々に勝ちポジションを確保して完勝。川田騎手のポジショニングの隙の無さには頭が上がらない。序盤を除いて落ち着いた流れになったのと、上がりが掛かる新装京都の砂との相性もバッチリ。京都の砂質が従前と違うということが分かっただけでも収穫(私は重賞しかしないので新装京都ダートのレースを予想したのがこれが初めて)。稍重でレースの上がり3ハロン39秒4は違和感しかない。
ハギノアレグリアスは序盤に置かれたことと、4コーナーで前を捌き切れずに追い出しを躊躇したのが尾を引いた。本来もう一段前で競馬をする馬。重賞2着はこれが3回目、次こそ決めてもらいたい。ヴァンヤールはペースが緩くて詰め切れず。距離は短いほうが良さそう。タイセイドレフォンは理想的な位置取りが敷けたものの、懸念通り競り負け。いい馬だが決め手が無い。
カフジオクタゴンは今回も終始外を回り、4コーナーで手が動いて終了。行く馬が多くて付いて回っただけになっていた。ノットゥルノは武豊騎手が好位の内で脚を溜めて上手く乗ったものの、直線でフワフワして加速が乗らずに後退。川崎記念時より更に12kgも増えており、走れる状態ではなかった。
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