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【レース回顧Vol.62】第28回函館スプリントS

ビアンフェ速いなぁ。折角差し来たのに届かなかったよ。印を打った6頭のうち5頭が掲示板をジャックしたのに、獲れたのが一番安い馬複ってのは何とも…。とりあえず言えるのは上位2頭は速い(強い)ってこと。

20210613札幌11R(1)

カレンモエがロケットスタート!大外枠のハンデはこれで消えた。他はロードアクアが出遅れた以外は普通のスタート。

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ビアンフェが押して出てきてハナ。アスタールビーとジャスティンも内から仕掛けて上がってきた。カレンモエは控えに回って4番手。

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コントラチェックは丁度中団。前走はたまたま前付けが嵌っただけ、これでは来れない。よし。ミッキーブリランテはやはりこの位置になるか…。この後の馬群の捌きを考慮に入れるとちょっと厳しい。タイセイアベニールはその外。どこかソワソワして脚を溜められていない様子。う~ん。

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ジョーアラビカは後方2番手から捲り上げ態勢。カツジは何と最後方待機。岩田父やるやん。人間性はアレだけど、競馬で結果を出してくれればそれでいいよ、少なくとも私は。・・・600M通過32秒7(正式発表は32秒8)?めっちゃ速い!これは差し来るぞ!

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ビアンフェ(黄)はあれだけ飛ばしながらまだ余裕綽々。カレンモエ(青)も前フリーで即座に追い上げ態勢。ミッキーブリランテ(緑)は前が狭くて出られない。ジョーアラビカとカツジは大外ぶん回し。届くかどうか。

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タイセイアベニールは外からロードアクアにこすられて馬がビックリした感じで失速。う~ん、大穴コンビの1頭が終わってしまった。前はビアンフェが逃げ込み態勢、カレンモエの後ろはごった返している。

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直線に向いたばかりなのにもう残り200Mの標識。これはビアンフェ残ったね。ジョーアラビカは大外からめっちゃいい感じで来ているが、いかんせん距離が短過ぎる。

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ジョーアラビカが確実に前に迫っていく。ミッキーブリランテも馬群から抜け出してきて、大外の大外からカツジも迫る。前の2頭もしっかり買っている。もう何が来ても当たり状態。フィーバーってやつです。

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しかしやはり前が残って激安。このペースで残るとは天晴れ。ミッキーブリランテはあの位置取りからよく来た。ハイペースを見越して買ったジョーアラビカは4着、賭けに出たカツジ@岩田父は5着。

ビアンフェが外枠からでもハナを奪いに行き、内からアスタールビー、ジャスティンも飛び出してきそうな気配。コントラチェック、カレンモエも前付けの馬で、人気どころは総じて前。そのまま前で決まるとは思えず、展開的には差しの出番。真後ろから外を回していては間に合わないので、中団付けか馬群を捌いて上がってこれる差し馬を狙いたい。

読みは正しかったがビアンフェとカレンモエが速過ぎた。普通ならミッキーブリランテが勝つ流れなのだが前が止まらなかった。真後ろから外を回したジョーアラビカとカツジはそれぞれ4着、5着。

1着▲ビアンフェはロケットスタートを切ったカレンモエからハナを奪い切り、速さに任せた逃げを展開。直線に向いた際も余裕があり、短い直線を味方にきっちり残した。テン3ハロン32秒8、勝ち時計1分7秒6で押し切られると後続はキツイ。

2着○カレンモエはスタートが良過ぎて、鮫島騎手はしきりに内の様子を気にしていた。ビアンフェらに先頭を譲り、直線に向いて追い掛ける競馬を実践したがビアンフェが止まらずまた2着。先に動くと差されるし、追い掛けると捕まえ損ねる。ただ今日のところはビアンフェが速過ぎた。

3着◎ミッキーブリランテはスタートしてから行き脚が付かず、一時最後方付近まで下がってしまった。そこからリカバリーして中団後方の内、4コーナーは前が狭く、直線に向いてからコントラチェックの外に持ち出してスパート。能力だけで持ってきた感じ。分かっていたがスプリントは短過ぎた。

4着☆ジョーアラビカはスタートを決めた上で促さず後方待機。途中でカツジを抜いて後方2番手、3コーナー過ぎから外を通って追い上げ開始。このところ内突きばかりやっていたのでこの外捲りは新鮮。能力的には重賞でも戦える器。今後も展開利が見込める時は積極的に狙っていきたい。

5着△カツジはスタートで出負けして後方からの競馬。それも腹を括って最後方待機。目論見(?)通りのハイペースで差してこれる流れにはなったものの、最後方から大外をぶん回す競馬では流石に届かなかった。距離はもう少しあったほうが良さそう。

12着☆タイセイアベニールはスタートを出た後押して中団を取りに行ったもののずっとソワソワした感じで落ち着かず。外にいたロードアクアに併せて落ち着いたかと思いきや、直線に向くところでそのロードアクアに軽く接触して頭を上げて失速。不利というより走る気が無かったような感じだった。

人気どころで切った馬についてもコメント。

【-】シゲルピンクルビー
フィリーズレビューではお世話になりました。で、桜花賞ボロ負けから直行なのに2番人気?そもそも和田騎手が乗らない時点で要らない。

2番人気9着。いくら50kgの軽量でも初のスプリント戦、古馬と初対戦でこの人気では買えない。レースでは序盤から置かれて後方の内、直線は前が詰まって脚を余しての負けで、次走人気落ちなら面白いかもしれない。

【-】ケープコッド
オープンクラス善戦級。今回は好位から差せる脚が魅力だが、時計が速くなるようだとしんどい。

3番人気6着。前走でも速い時計に対応出来ずに負けたようだったので、開幕週のここではしんどいと思った。コンマ1秒差の6着は大健闘。

【-】コントラチェック
オーシャンSは内前天国で前付けしただけのことで評価に値しない。今回は同型多数、前走ほど恵まれない。

6番人気8着。読み通り、同型多数で相対的に後方に追いやられてフェードアウト。今回は絶対的なスピード能力の差が如実に表れた。

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