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【レース回顧Vol.424】第56回ダービー卿チャレンジトロフィー


レース結果・収支

1着【-】パラレルヴィジョン(2番人気)
2着【-】エエヤン(8番人気)
3着【○】アスクコンナモンダ(5番人気)
4着【◎】ニシノスーベニア(3番人気)
・・・
8着【△】レイベリング(10番人気)
・・・
11着【△】ディオ(1番人気)
・・・
14着【▲】インダストリア(7番人気)
・・・
単勝2点ハズレ 馬複10点ハズレ
レース収支:-1,200 累計回収/投資:16,510/46,800(35.3%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,010


率直な感想

エエヤンが大きなリードを広げて独走に持ち込んだのを見て4コーナーでレースを見るのを諦めた。ペースも緩いのに楽に行かせ過ぎやわ・・・。実にくだらないレースだった。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 中山は今週からBコースを使用。今週は月曜に弱い雨、火曜にまとまった量の雨、そして金曜に再び雨が降って金曜朝時点のクッション値は6.9。土曜朝時点のクッション値は8.5、この後は終日晴れの予報が出ているものの、どこまで乾くかが焦点。

  • 先週の時点で外差しが効いており、日曜10レースの春興S(4歳以上3勝C/芝1,600M)は中団外からの差しワンツー、勝ったサイルーンと2着コントラポストの上がり3ハロンは共に33秒5、勝ち時計1分32秒9。乾いてくれば速い時計と上がりが出る馬場。

  • 明確な逃げ馬不在。ファイナルSで押しまくってハナを奪ったクルゼイロドスルが再び仕掛けるかもしれない。いずれにしても前付けしたい馬は揃っていてスローは考えにくい。そこそこ流れての外差し狙い。

レース指標

LAP:12.7-11.5-11.3-11.3-11.0-11.4-11.4-12.3
勝ち時計:1.32.9(稍重) テン3F:35.5 上がり3F:35.1

レースの振り返り

内枠3頭が好スタート。外ではエエヤンも好スタート。セッションが押して飛び出してきて先頭、パラレルヴィジョンが引いて2番手。最高速度は66.3km/h。そこへエエヤンが抑え切れないような感じで前に出てきて、セッションも交わして先頭。しかし掛かったようには見えない。63~64km/hぐらいのスピードで後ろとの差が拡大。あれ?

隊列は完全に1頭と15頭。先頭を行くエエヤンは4コーナーでも持ったまま。はい、やられました。絶対残られた。駆け引きが見られないという点で、こういうレースは一番くだらない。パラレルヴィジョンが2番手に押し上げてきて、アスクコンナモンダが内を突いて伸びてきたが届くかどうか。最終的にパラレルヴィジョンが追い付いて1着。エエヤン2着。ヨクナイヤン。

パラレルヴィジョンの通過順2-2-2、エエヤンの通過順2-1-1。テン3ハロン35秒5で単騎で行かせてもらえればそりゃ残るわって話。先行力だけで決まってしまった。アスクコンナモンダもニシノスーベニアも後ろ過ぎ。内を立ち回って距離を稼いだ分、アスクコンナモンダが前に来たというだけの話。こんなレース、回顧しても無駄のような気がする。

ディオは4コーナーで外を回らされたこともあるが、直線で追っても反応無し。毎月使われて今回は中2週。しかも関西圏から長距離輸送を挟んでの使い詰め。馬は機械ではなく生き物。1番人気なら疑うよね・・・。インダストリアは直線の坂に差し掛かったところで力尽きて後ろに下がっていった。あの下がり方を見る限り、仕上がっていなかった可能性が高い。


レース結果からの教訓

  • 逃げ馬不在時の逃げ予測はテンの速さとスタートの良さに注目。エエヤンは阪神Cでテン3ハロン33秒1の流れで3番手に付けていた。セッション(7着)も京都金杯でテン3ハロン33秒7の流れで2番手。前に行けたのは必然だったのかもしれない。

  • 外差しが決まるかどうかは前が止まるかどうかにも密接に関連する。今回は前が単騎で引き離す展開で差し不発。明確な逃げ馬不在の状況だったのだから、もっと前にフォーカスすべきだった。

  • 馬は機械ではなく生き物だということを念頭に置くこと。中3週、中1週、中3週、中8週、中2週(長距離輸送)、中2週(長距離輸送)でまともに走るのだろうか?という疑問を持つことにより、ディオ(1番人気11着)の軸回避は可能だった。

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