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【レース回顧Vol.33】第68回毎日杯

やはりシャフリヤールが勝ったか。エフフォーリア最強説に倣ってシャフリヤールからグレートマジシャンへの馬単1点で良かった。というか何この時計。バグった?直前の古馬マイル戦(天神橋特別)が1分32秒4で決着して馬場軽いなぁと思ったけど速過ぎでしょ。

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ウエストンバートが絶好の飛び出しでハナ確定。グレートマジシャンは普通のスタート、シャフリヤールはあまり良いスタートではなかった。ロジローズは出遅れ。

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ウエストンバートの直後はルペルカーリア、ディープリッチ、ダディーズビビッドに加えてレヴェッツァ、グレートマジシャン、シャフリヤールとビッシリ。どれも意気込んで走っていて、ウエストンバートを抜きかねない勢い。考えていたよりも激しい流れ。

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1,000M通過57秒5?速過ぎる!シャフリヤールもグレートマジシャンも、このペースで突っ込んでいってラスト持つのか?ロジローズの差し決まるかな。何気に最後方待機のプログノーシスが怖くなってきた。

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ルぺルカーリアが持ったままで先頭を窺う。その直後にシャフリヤール(黄)、グレートマジシャン(青)は後方から外へ持ち出す構え。プログノーシス(緑)は外が壁になっているのを確認して外差しを断念。

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シャフリヤールは内からルペルカーリアを交わして先頭。グレートマジシャンも勢い良く伸びてきた。その内からプログノーシスも鋭伸。ロジローズは最後方。えー。

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グレートマジシャンは追う度に内にモタれ、プログノーシスの進路を狭めた後は外に行ってまたプログノーシスの邪魔をしていた。ただ勢いは断然グレートマジシャンで、結局シャフリヤールとグレートマジシャンの実力が抜けていた。

ウエストンバートの単騎逃げ。ダディーズビビッドが続いて、グレートマジシャンもスタートを決めて前へ。少頭数で各馬離れず付いていって、勝敗を分けるのは例年通り速い上がりの脚か。

ビンゴといえばビンゴだが何か違う。ウエストンバートがスタートを決めて緩めず突っ走った結果、1,000M通過57秒5のハイペース。それでいて上がり3ハロンは34秒4、ラスト1ハロンも11秒7。終いの脚比べでディープインパクト産駒がワンツースリー。

1着◎シャフリヤールはスタート今一つも落ち着いて中団を追走。直線でルペルカーリアの直後を取り、内から抜けてきた。前走は外を通らされて詰め損なったが、今回は内を突いて抜け切った。前走から4秒1も時計を詰めての勝利。世代一のハイレベルレースを制し、兄も制した皐月賞に殴り込むか。

2着○グレートマジシャンはまずまずのスタートから押して位置を取りに行き、シャフリヤールより前での競馬。3コーナー手前で抑えてシャフリヤールを行かせ、自らは中団の外。直線で外に持ち出してから一気に伸びてきたが内にモタれるなど一杯一杯。あの追い切りで僅差なら上出来。

3着-プログノーシスはダッシュが付かず後方待機、道中は置かれるような感じで最後方を走っていた。4コーナーで内を通って押し上げ、直線は外に出せずそのまま内を突いてスパート。グレートマジシャンに再三寄られて追い辛そうにしていたが、勢い的に3着が限界だった。

7着▲ダディーズビビッドはスタートを決めて前へ。その後一旦下げて、3コーナーで再び前に出てきた。直線に向いたところで4番手も頭が上がって加速が乗らず、そのまま後ろに下がっていった。距離延長でこの速い時計では厳しかった。

8着△ロジローズは最後の枠入りだった今回も当然のように出遅れ。道中は後ろから2頭目、4コーナーは外を回しての進出。しかし直線で追い出しにかかるまで時間が掛かり、後方に置かれてしまいジ・エンド。後ろから行ってこの着順は負け過ぎ。単純に力不足。

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