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【レース回顧Vol.306】第30回テレビ東京杯青葉賞

レース結果・収支

1着【◎】スキルヴィング(1番人気)
2着【▲】ハーツコンチェルト(2番人気)
3着【-】ティムール(11番人気)
・・・
8着【△】グランヴィノス(5番人気)
・・・
11着【△】ヨリマル(8番人気)
12着【○】ヒシタイカン(3番人気)
・・・
3連複6点ハズレ 3連単12点ハズレ
レース収支:-1,800 累計回収/投資:44,110/58,900(74.9%)


率直な感想

スキルヴィングは外々を立ち回る安全運転で勝ち抜け。ここは相手が弱かったし好きなように競馬が出来た。これならまだ皐月賞組が上かな。ヒシタイカンは壁無しで力んで走って直線お釣り無し。デビュー戦を勝った後、まともに使えていない時点で既に負けていたということか。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は水曜に23ミリのまとまった雨が降ったが木曜・金曜と晴れ。月曜に芝刈り、月曜と金曜に散水を実施。含水率は4コーナー13.3%、ゴール前15.4%。金曜朝時点のクッション値は9.3。

  • Aコース使用2週目。先週は外差しが効く馬場と思いきや、日曜メインのフローラSは内を通った馬がワンツースリーフィニッシュ。ペースが落ち着けば内枠先行の利が生じる。

  • ペース想定:遅い(61~62秒台)

  • 明確な逃げ馬不在。逃げ経験馬もヨリマル、アサカラキング、マサハヤウェルズしかいない。内枠を利してヨリマルがハナ?何が行くにしてもスローが濃厚、道中抜かしどころがないので外よりも内、後ろより前が有利。

レース指標

LAP:12.7-10.8-11.9-12.5-12.5-12.7-12.2-12.1-11.7-11.4-11.7-11.7
勝ち時計:2.23.9(良) テン3F:35.4 上がり3F:34.8

レースの振り返り

ヨリマルがスタートを決めて前へ。しかし隊列はこれで決まらず、アサカラキングが1コーナーで内を被せながらハナ。シャドウソニック、マサハヤウェルズが続いてヨリマルは4番手。グランヴィノスもヨリマルと並んで早めの競馬。ヒシタイカンは中団の外、スキルヴィングより少し前。まあいいんでないかと。

しかし向こう正面半ばでスキルヴィングがポジションを上げていくところで、ヒシタイカンも手綱を持って行かれ気味に前へ。何とか中団に留まるよう抑えながら乗っていたがこれは終わったっぽい。スキルヴィングはこの後ろで余裕綽々。この手応えで周りから邪魔されなかったらそりゃ勝つよねって話。

外に張る等、向こう正面で挙動が怪しいヒシタイカン(黄矢印)。
スキルヴィング(赤矢印)は終始外々の余裕の立ち回り。

スキルヴィングは直線に向いてから外に振る余裕っぷり。内に競らせるだけ競らせて、自身はラスト200M手前からスパートして突き抜け。内から抜け出してきたハーツコンチェルトも相手にしなかった。これは分かり切っていたので特段の感想はない。クラスが上がればこんな楽な競馬はさせてもらえない。むしろ本番に向けて良い経験を積めたのは内の馬群に突っ込んで抜けてきたハーツコンチェルトのほうかもしれない。

直線に向いてガラ空きの外に振ってスパートするスキルヴィング(赤矢印)。
同じく大外から追い込んだ「黒帽」ティムール(緑矢印)が3着。
馬群に突っ込んで抜けてきたハーツコンチェルト(青矢印)のほうがより評価できる。

ヒシタイカンは何とか誤魔化しながら直線に向いたものの、スキルヴィングに外から来られた辺りでヘロヘロになって後退。パドックからチャカついていたし、さもありなんといった感じ。グランヴィノスは全体的に動きが緩慢で、タレないものの伸びもせず。完成はまだ先。ヨリマルは直線最内で完全に包まれて終了。内枠は中途半端な位置取りだと逆にしんどくなる。

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