【レース回顧Vol.226】第73回毎日王冠
レース結果・収支
1着【△】サリオス(1番人気)
2着【◎】ジャスティンカフェ(3番人気)
3着【○】ダノンザキッド(4番人気)
・・・
5着【▲】ノースブリッジ(5番人気)
・・・
7着【△】キングストンボーイ(8番人気)
・・・
馬複4点的中!(9.7倍) 3馬複6点的中!(21.1倍)
レース収支:+2,080 累計回収/投資:120,700/113,600(106.3%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
この日の芝は上がり最速を繰り出した差し馬がバンバン来ていたのでジャスティンカフェで間違いないと思った。実際に4コーナーで馬群が密集して、ジャスティンカフェが持ったままで外の進路を確保したのを見て勝利を確信。よっしゃ、来たー!と思ったら内から赤い帽子が・・・。めっちゃ悔しい。しかしレース後にパトロールビデオ見て驚愕。サリオス、エグいなこれは。ジャスティンカフェ、これは負けでも仕方無い。バケモノ相手によく頑張った。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.6-10.6-11.3-11.7-11.7-11.8-11.3-11.3-11.8
勝ち時計:1.44.1 R(良) テン3F:34.5 上がり3F:34.4
キングオブコージ、レイパパレが絶好の飛び出しをみせるも、やはり内からレッドベルオーブが抜け出してハナ。キングオブコージが若干引いて、レイパパレが追いかけ気味に2番手。ダノンザキッド、ポタジェ、サリオスと前は固まり気味に推移。直線に向いてレイパパレ先頭、ダノンザキッド2番手から前に迫っていくところ、外からジャスティンカフェが強襲。ジャスティンカフェが内の2頭を交わした次の瞬間、その間からサリオスが急追、そのまま突き抜けてゴール。サリオスがまともに追えたのはラスト100Mを切ってから。レコードを記録したのは勿論、最初から外なら軽く3馬身は突き放していたのではないかと思えるぐらいの衝撃の勝利だった。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【△】サリオス
スタートして出たなりでレイパパレの後ろへ。レイパパレが外から前に上がっていって、キングオブコージの後ろを追走。3コーナーでキングストンボーイに被されて外の進路を消され、続いてジャスティンカフェにも来られて直線に向いて内へ。10頭立てなのに見事に前が壁。前も、内も、外も、どこにも出せない。残り200Mを切るまでずっとこの状態。若干外へ行ったポタジェに並びかけてこれを交わしつつ、ダノンザキッドとジャスティンカフェの間1頭分の隙間から突き抜けた。鞭が入ったのはラスト100M付近。あの状況からよく勝てたな、という感想しかない。ウオッカ2回目の安田記念(2009年)に次ぐぐらいの前詰まりからの逆転劇(知らない方はYoutubeとかで見てね。凄いから。アレは本当にヤバい。今見ても鳥肌が立つ)。
2着【◎】ジャスティンカフェ
この馬の特性は「軽い馬場における極上の瞬発力」。この日の芝のレースは上がり3ハロン最速をマークした馬が4戦連続連対ととにかく決め手勝負のトラックバイアス。スタートを決めた上で前に行かせて後方2番手待機の福永騎手の判断は妥当。3~4コーナーで外を通って前に寄せていった辺りも上手く、直線に向いた時点で完全前フリー、先頭まで7~8馬身の位置にいたので勝ったと思った。今日の馬場状態で、ジャスティンカフェの脚力なら余裕。実際、外からジワジワ前に迫っていったし、見ていて楽しかった。1分38秒ぐらいまでは楽勝!と思った。そこから6秒(約100M)は悪夢だった。月並みだが相手が強過ぎた。
3着【○】ダノンザキッド
いつも通りパドックでチャカつくなど血気盛んなところを見せていたが、今回は勢い余ってゲートに突進して飛び出してしまった。馬体検査で異常は認められず、仕切り直しの外枠発走で好スタート。レイパパレ、キングオブコージらに行かせて自らは控えに回ったが外に壁無くギリギリで耐えながらの追走。ペースが速かったのはむしろ良かった。今回は手前変換がスムーズに行って、直線は真っ直ぐ走れていた。差し負けたのはこの際仕方ない。この競馬ぶりなら右回りのマイルCSで期待したくなる。
5着【▲】ノースブリッジ
たまにスタートでやらかす馬だが、よりによってここでゲートに寄り掛かる形で出負け。スタートしてすぐにカーブを迎えるコースレイアウトで内枠からではリカバリー不能。已む無く後方待機から直線勝負に賭けるも例の如く前が壁。外はサリオスがいて出せなかったが、不意にダノンプレミアムとレイパパレの間が開き、この間を突いて出てくるかと思いきや、左鞭に反応し過ぎて外に跳んでしまい万事休す。その後も左鞭の度に外へ行って詰め切れなかった。上がり3ハロン34秒0はメンバー3位だったがこれは不完全燃焼。
7着【△】キングストンボーイ
ノースブリッジやハッピーアワーほどではないが出負けして後方からの競馬。ジャスティンカフェよりも前にいて、ジャスティンカフェと同様に外を回して安全運転に徹したものの、直線で徐々に後れを取ってフェードアウト。走破時計1分44秒8は前走(関越S2着)と全く同じ。時計が速過ぎて付いて行けなかった。
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