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【レース回顧Vol.295】第55回ダービー卿チャレンジトロフィー

レース結果・収支

1着【-】インダストリア(3番人気)
2着【○】ジャスティンカフェ(2番人気)
3着【△】ゾンニッヒ(5番人気)
・・・
7着【◎】レッドモンレーヴ(1番人気)
8着【△】ミスニューヨーク(4番人気)
・・・
11着【▲】ルプリュフォール(8番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:29,430/44,100(66.7%)


率直な感想

レッドモンレーヴがゲートの中でゴソゴソやってたのでまさかと思ったら大出遅れ。早々にハズレが確定したレースを見守るのは空しい。直線の実況は上の空。何がどうなっているのか全く頭に入ってこない。勝ったのはインダストリア?どっちにしても買ってなかったからハズレ。


テーマの振り返り

自己条件突破直後の格下は買い

負担斤量が前走より3kg以上減となる馬は5頭が出走して全滅。つまり、前走で自己条件を勝って負担斤量が前走より2kg以内減となる馬は【5・1・1・4】、単回値282・複回値166とイレ喰い状態。

唯一の該当馬レッドモンレーヴ(1番人気)は7着。出遅れたら話になりません。上がり3ハロン最速33秒0?意味ありません。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 先週はずっと雨が降っていてベチャベチャ。今週も火曜から木曜にかけて弱い雨が降ったがお湿り程度で金曜は快晴。水曜に芝刈り実施、散水は無し。含水率は4コーナー11.8%、ゴール前10.2%、土曜朝時点のクッション値は9.5。先週までとは一転して良好な状態。

  • 今週からBコースを使用。内から3Mの荒れた部分に蓋をしたものの、3~4コーナー内側はまだ傷んだ部分が目視できる。ただ例年Bコース替わりで高速化する(良馬場なら1分31~32秒台で決着)ので時計実績には注目しておきたい。

  • ペース想定:やや速い(58秒台、テン3ハロン34秒台前半)

  • 内は概ね差し馬、外に先行馬という布陣。ベレヌスは中京記念で制裁上等で強引に内に寄せてハナ、京成杯AHは最内枠から何故か控えて凡退しているだけにここは内を被せて速めの逃げを打つと推測。外枠の馬もこれに追随して縦長。普通のハイペースで、昨年ほどのあからさまな追い込みではしんどい。

レース指標

LAP:12.4-11.3-11.7-11.8-11.9-11.6-11.3-11.2
勝ち時計:1.33.2(良) テン3F:35.4 上がり3F:34.1

レースの振り返り

ゲート内で立ち上がったトーラスジェミニはともかく、レッドモンレーヴもゲート内でゴソゴソ動いた最中にスタートを切られて3馬身ほどの出遅れ。中山マイルでこれだけ出遅れるとゲームオーバー。ベレヌスの逃げをマークに行ったのはミッキーブリランテのみ、そのミッキーブリランテも早々にマークを解いてベレヌス単騎逃げの形、かつ縦長。

勝ったインダストリアは中団、4コーナーで若干外を回したが今の中山で一番伸びる馬場の中央を通っての差し。ゾンニッヒはインダストリアの前にいたが結果的に差し負け。大外からでも楽にポジショニングできるのは一種の才能。

Bコース替わりでも内より中央が伸びる馬場状態。
ベスポジは外前、ここ(白丸)に陣取った馬がワンツースリー。

ジャスティンカフェは今回も後ろから追い上げる競馬で差し損ね。毎回同じような競馬。GIIIで着を拾って満足する馬ではない。レッドモンレーヴは結局大外をぶん回しての追い込み。上がり3ハロン33秒0は最速だったが、こんなのは後ろから行けば誰でも出せる数字で評価に値しない。事実、道中同じような位置にいたマテンロウオリオンも33秒2の脚を使っていた。こちらは内を使って距離ロスを抑えての4着だった。

テン3ハロン35秒4、1,000M通過59秒1、勝ち時計1分33秒2はいずれも例年を下回る遅い決着だったが、その分上がりが速くてラスト4ハロンは加速ラップの瞬発力戦。ミッキーブリランテやファルコニア、ミスニューヨーク、ウイングレイテストといった辺りはキレ負け。ベレヌスはスロー単騎で14着は負け過ぎ。

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