見出し画像

【レース回顧Vol.310】第28回NHKマイルC

レース結果・収支

1着【◎】シャンパンカラー(9番人気)
2着【△】ウンブライル(8番人気)
3着【○】オオバンブルマイ(3番人気)
4着【△】ダノンタッチダウン(6番人気)
・・・
11着【▲】シングザットソング(11番人気)
・・・
馬複10点的中!(129.9倍)
レース収支:+11,990 累計回収/投資:57,750/63,700(90.7%)


率直な感想

美浦W6F76秒4。ん?見間違いかな?・・・合ってる。速過ぎやろ。念のために同日(4月26日)の他の馬の時計も見てみるか。たまたま速い時計が出る日だったかもしれないし。・・・次点の馬は80秒0。8時17分に出した時計で、シャンパンカラーはこれより遅い9時55分に超絶時計を叩き出していた。これが11番人気(最終的には9番人気)?こんなもん、買うしかないでしょ!で万馬券的中。追い切りの時計を見ただけで当たりって、こんなに簡単で良いのだろうか。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は快晴続きで降水無し。月曜から金曜にかけて連日散水を実施。含水率は4コーナー12.6%、ゴール前11.7%。日曜朝時点のクッション値は9.5で、潤沢な散水でほぼ標準的な馬場。雨の降り始めは昼過ぎからで、雨量も大したことが無さそう。良~稍重馬場を想定。

  • 2回開催は今週(6日目)までAコースを使用。直線で砂埃が舞い上がるなど適度に荒れてきているが、土曜メインのプリンシパルSは内前を使った逃げ切り勝ちで未だに内が使える状態。但しこの後の雨で外差しに触れるかもしれない。バイアスはフラットとしてお茶を濁しておく。

  • ペース想定:速い(テン3ハロン34秒台前半、1,000M通過57~58秒)

  • ユリーシャがフロムダスク、オールパルフェを抑えてハナ。カルロヴェローチェ、ドルチェモア、エエヤンなども続きそうで前が賑やか。展開妙味は差し。レースの時間帯は強い南風(5m/s)の予報で、3~4コーナーが逆風になる。直線に向いてから差せそうな馬に注目したい。

レース指標

LAP:12.4-10.6-11.3-12.0-12.1-12.0-11.5-11.9
勝ち時計:1.33.8(重) テン3F:34.3 上がり3F:35.4

レースの振り返り

人気どころを含めて逃げ・先行馬だらけ。カルロヴェローチェはスロー前付けでしか勝っていない超危険な人気馬。何でこんなに人気しているのだろうか。レーンだから?こんなの誰が乗っても来ないって。エエヤンは前付けの馬かつ中山マイルでしか勝っていない。先週阪神でやたら強いタイトルホルダーが京都に替わった途端に飛んだばかり。内前馬場のアーリントンCで勝てなかったショーモンやセッションも足りない。特にセッションは穴人気していたけど私には買える要素が微塵も思い浮かばなかった。とりあえず今回は前に行ったら負け。差しを狙おうぜ、というのが予想の起点。

内の3頭と、シャンパンカラーが出遅れ。あ、やらかした。でも楽な手応えでリカバー。前は案の定フロムダスク、オールパルフェ、セッション辺りがガリガリやっている。よしよし。ユリーシャ、シングザットソング、ドルチェモア辺りも早めに前を捕まえに行きそうな感じ。シャンパンカラーは中団外。よしよし。ダノンタッチダウンが先に外を回して進出の構え。全馬がほぼ一団で直線へ。

前は先行争いが生じて突っ込み気味。
シャンパンカラー(赤矢印)、ウンブライル(青矢印)、
オオバンブルマイ(緑矢印)はいずれも脚を溜めながらの追走。

内の先行馬の脚色が悪い。うん、知り過ぎてた。ダノンタッチダウンが持ったままで前を伺う。そしてその外からシャンパンカラーがめっちゃいい手応えで伸びてくる。まだ鞭使ってないのにその勢いで来るのですか。更に外から来たオオバンブルマイを引き付けるだけ引き付けてからスパートしてあっさり先頭。ダノンタッチダウンも、オオバンブルマイも、大外から突っ込んできたウンブライルも、みんな買ってる。勝ち確。

直線に向いて大外に持ち出した3頭がワンツースリー。
雨が降ったら内より外。先行馬が多いなら差し馬を買うってのも基本のキ。
ベタ過ぎるハイペース外差し決着。

「テン3ハロン34秒台前半、1,000M通過57~58秒」(それぞれ34秒3、58秒4)のペース読みまでバッチリ。今回の上位3頭の4コーナー通過順はいずれも二桁。見立て通りの差し決着。シャンパンカラーは出遅れたことで却って馬群の外を自在に立ち回ることが出来た。抜群の手応えはあの調教時計が示す通り。

ウンブライルは大外最後方から末脚全開。ニュージーランドトロフィーの末脚は目立っていたし、府中で決め打てばこの位は走る。オオバンブルマイも想定通りの外差しで伸びてきたが、上位2頭の脚色が上だった。ダノンタッチダウンは中団の外を完璧に立ち回ったものの、やはり渋った馬場は良くないのかラストは失速気味。

カルロヴェローチェは先行争いに加わらず差し向けてきたが所詮は付け焼刃。慣れない待機策で行きたがって、直線での差し比べではシャンパンカラーにあっさり遅れを取っていた。エエヤンは戸崎騎手の十八番・前詰まりが発動。前からタレてきたフロムダスクを捌きながらの追い上げで、シングザットソングの幅寄せで狭くなったところを無理矢理追い抜いて制裁を喰らう始末(後述)。ちょっと可哀想だった。

外からシングザットソングが寄ってきて無理矢理フロムダスクの前に
割り込む形になるエエヤン(黄矢印)。ヨクナイヤン。

・クルゼイロドスル号は,疾病〔感冒〕のため出走取消。
・シングザットソング号の騎手吉田隼人は,最後の直線コースで内側に斜行したことについて戒告。(被害馬:1番)
・エエヤン号の騎手戸崎圭太は,最後の直線コースで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて過怠金10,000円。(被害馬:1番)

競走中の出来事等(JRA発表)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?