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【レース回顧Vol.367】第13回みやこS


レース結果・収支

1着【○】セラフィックコール(1番人気)
2着【△】メイクアリープ(6番人気)
3着【-】ウィリアムバローズ(2番人気)
・・・
8着【▲】マリオロード(10番人気)
・・・
12着【◎】タイセイドレフォン(4番人気)
・・・
14着【△】アスクドゥラメンテ(3番人気)
・・・
馬複10点的中!(13.1倍) 3連複10点ハズレ
レース収支:-690 累計回収/投資:154,390/155,100(99.5%)


率直な感想

セラフィックコール、3コーナー過ぎから追い鞭?前走も行きっぷり悪かったけど今回は酷いぞ。飛んだか?・・・結局来るんかい。3馬身抜けて勝ち時計1分50秒9?これは「レベチ」ってやつですね。チャンピオンズCへお進みください。で、タイセイドレフォンどこ行った?


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 連日好天続きで砂は乾燥し切っていてパサパサ。含水率は2%で力が要る状態。

  • メイクアリープ、ペプチドナイル、ウイリアムバローズに前走短距離戦を使って横山親父に乗り替わったアイオライトなど逃げ候補が多彩な上、アスクドゥラメンテ、タイセイドレフォン、ワールドタキオンら好位組も充実。時計は速くなりそう。但しダートは前が止まりにくいので、速い時計に対応できそうな先行馬を中心に差しを絡めたい。

レース指標

LAP:12.1-11.3-12.9-12.5-12.4-12.3-12.1-12.6-12.7
勝ち時計:1.50.9(良) テン3F:36.3 上がり3F:37.4

レースの振り返り

アルーブルトが出遅れ。セラフィックコールも出負けした上に躓いて今回も後ろからの競馬。前はメイクアリープ、ペプチドナイル、アイオライトにワールドタキオンも加わって賑やか。結局ペプチドナイルが行き切ってハナ。最高速は67.1km/h。単騎先頭になった後は約56km/h。

アイオライトが2番手、以下ワールドタキオン、アスクドゥラメンテ、メイクアリープ、タイセイドレフォンと続く。ウィリアムバローズは中団の外。引いて競馬してくるとは意外。

セラフィックコールは後方6番手から早くも押し上げていく。3コーナーで既に押しまくりで遂には追い鞭まで入る始末。前走も4コーナーでかなり押していたけど今回はそれ以上に手応えが悪い。大丈夫かコレ?後ろから数えたほうが早い位置のまま直線へ。

メイクアリープ(青矢印)、ウィリアムバローズ(緑矢印)は
それぞれ絶好のタイミングと手応えで前に迫っていく。
セラフィックコール(赤矢印)はこの位置で鞭バシバシ。大丈夫かコレ?

ペプチドナイルが先頭で粘るところへメイクアリープがやってきて、これを交わして先頭。ウィリアムバローズがジリジリと追い上げる外から一気にセラフィックコール。結局来るんかい!並ぶ間もなく瞬時にウィリアムバローズ、ペプチドナイル、メイクアリープを交わし、先頭に立ってからは流してゴール。何やコイツ、強過ぎるやろ・・・。

直線に向いてからも鞭がバシバシ入るセラフィックコール(赤矢印)。
これだけ鞭が入ると嫌気が差しそうなものだが、
セラフィックコールにとってはこの位が良いらしい。かなりズブい。

セラフィックコールはスタートが遅くて反応も鈍いというウィークポイントを補って余りある豪快な末脚が武器。今回もレースの上がり3ハロン37秒4を1秒3も上回る36秒1の最速の脚で突き抜け。速い時計もあっさりクリア。着差も付いているし、現状向かうところ敵無し。チャンピオンズCが行われる中京ダート1,800Mは坂の途中からスタートする変則コースで、出遅れは致命傷に繋がり易いが、セラフィックコールならこなしてきそうではある。

メイクアリープは先行集団の一角を追走して4コーナーで押し上げる完璧な立ち回り。例年ならこれで勝ち確定だった。強い馬を推し量る物差し馬になりつつあるが、メイクアリープ自身も重賞を勝てる力を持っている。今回は相手が悪過ぎた。ウィリアムバローズも引いて4コーナー押し上げの競馬で好走できたのは今後に繋がる。単なる逃げ・先行馬とみて軽視したのは失敗。

マリオロードは中団付近から理想的な競馬が出来たが、4コーナーで追い鞭が入っていたように追走で一杯だった。鞭の使い過ぎで戒告を取られる始末。このクラスでは展開利があってもしんどい模様。

マリオロード号の騎手酒井学は,4コーナーでの御法(鞭の使用)について過怠金50,000円。

競走中の出来事等(JRA発表)

タイセイドレフォンはアスクドゥラメンテと共に絶好のスタートを決めた上で先行集団の一角に陣取ったまでは良かったが、どちらも4コーナーで前に行けず次第に後退。ラストまで脚は止まっていなかったものの差込み勢には全く抵抗出来ずで終わった。時計実績に乏しかったアスクドゥラメンテはともかく、タイセイドレフォンはここまで負ける馬ではないと思うが・・・。

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