【レース回顧Vol.334】第28回エルムS
レース結果・収支
1着【○】セキフウ(6番人気)
2着【-】ワールドタキオン(4番人気)
3着【▲】ロッシュローブ(10番人気)
4着【◎】ルコルセール(5番人気)
・・・
7着【△】アシャカトブ(7番人気)
・・・
13着【△】ペプチドナイル(1番人気)
・・・
馬複10点ハズレ、3連複6点ハズレ
レース収支:-1,600 累計回収/投資:115,970/100,200(115.7%)
率直な感想
あれ?ベレヌスが行かない。何やってんの?タイセイサムソン、ワールドバローズが仕掛けてペプチドナイルが行けないのは想定内。セキフウは最後方から押し上げ。よしよし、それで良い。・・・ペプチドナイル沈没、ルコルセールは伸びない。セキフウはこの展開ならそりゃ来るよね。ロッシュローブ?良以外だったら余裕で買えるでしょ。ワールドバローズ?買ってません。オーソリティはダートはともかくペースも合わなかった模様。
テーマの振り返り
※函館で行われた2013年・2021年を除く。
マリーンS連対馬を買え→ドボン
マリーンS1着ペプチドナイル(1番人気)13着、2着ルコルセール(5番人気)4着。いずれもマリーンSは前付けでの好走で、今回の差し決着の前では無力だった。
直線に向いたところで前にいそうな馬を狙え→ドボン
テン3ハロン35秒8、1,000M通過60秒4は普通だったが、砂が締まって上がりが速くなったことで先行勢はワールドタキオンを除いて軒並み沈没。セキフウの通過順は「14-13-11-9」、最後方から捲りをかけて上がり最速の脚で差し切った。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
今週は月曜に弱い雨、木曜から土曜にかけて再び降雨。日曜も朝から雨が降っている。日曜朝時点の含水率は4コーナー13.8%、ゴール前13.2%とベチャベチャ。土曜に引き続き日曜も不良でスタート。
土曜のダート5レースは行き差し混在。10レースの桑園特別(3歳以上2勝C/ダート1,700M)は完全差し決着だった。脚抜きが良く、後ろからでも差してこれる馬場。
ペース想定:速い(テン3ハロン35秒台、1,000M通過58~59秒)
大外のベレヌスが押してハナを主張、ペプチドナイルが内で抵抗。これらにタイセイサムソンも絡みそうで先行激化。ワールドタキオン、ルコルセール、アシャカトブ辺りも前に行くとなると捲り可能な差し馬の出番。前で残すならハイペース追走適性は必須。
レース指標
LAP:6.7-11.0-11.9-12.3-12.4-12.2-12.2-11.9-12.2
勝ち時計:1.42.8(不良) テン3F:35.8 上がり3F:36.3
レースの振り返り
ベレヌスはゲートを出たところで滑るような感じになって後ろからの競馬。ペプチドナイルは好スタートを切りながらワールドタキオンに煽られ気味でハナを奪えず。更に外からタイセイサムソンに来られて内の3番手。アシャカトブはこの外。ルコルセールはオーソリティと並んで5番手の外。これは付いて行かされている感アリアリ。
ロッシュローブは中団の外。イイネ。セキフウは最後方を追走。前は固まっていて速そうだからこれでいい。前が固まっていて、いかにも差しが決まりそうな感じ。セキフウは3コーナー手前から徐々に進出。ルコルセールも強めに押し上げるが勢いはイマイチ。アシャカトブは一杯。ワールドタキオンがタイセイサムソンを交わして先頭に立って直線へ。
ワールドタキオンが完全に抜け出し、アシャカトブとルコルセールが2番手で競り合うも勢いが無い。そこへ襲い掛かったのはロッシュローブ。良馬場以外だと来るんだね。更に間髪入れずセキフウも強襲。この展開なら来るよね。はい、馬複6-8で美味しく頂きます。これで万券あるのか。ワールドタキオンご苦労。タレていいよ。・・・あれ?タレない。オワッタ。
勝ち時計1分42秒8は大沼Sよりコンマ3秒、マリーンSよりコンマ2秒速いだけ。テン3ハロンや1,000M通過もほぼ同じ。しかし結果は差し決着。セキフウが勝った、というよりワールドタキオンを除く先行勢が崩れたというのが真相。ペプチドナイルは外から被される展開で早々と手応えを失くしていた。タイセイサムソンもワールドタキオンに早めに来られて潰された形。
ロッシュローブは中団の外という美味しい位置取りが嵌った。取捨は簡単。良馬場で切って、良馬場以外で買うだけ。ルコルセールは終始外々を通らされて主導権を奪えず終い。内枠が欲しかった。アシャカトブは一度使って良くなっていたが展開が合わなかった。
オーソリティの取捨は最後まで迷った。スロー追走からの上がり勝負の馬だし、ペースが速くなりそうなここは要らないでしょということで切った。結局4コーナーに差し掛かった辺りで押し通しになり沈没。壮大な14頭併せの公開調教。強い弱いというより、ここで勝ち負けするための適性が全く無かった。
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