【レース回顧Vol.245】第9回ラジオNIKKEI杯京都2歳S
レース結果・収支
1着【-】グリューネグリーン(5番人気)
2着【△】トップナイフ(3番人気)
3着【▲】ヴェルテンベルク(11番人気)
・・・
6着【◎】グランヴィノス(1番人気)
7着【△】ロードプレイヤー(6番人気)
・・・
11着【○】コスモサガルマータ(2番人気)
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馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:128,230/135,100(94.9%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
コース替わりでベタな内前決着。4コーナーで多重不利が発生したとはいえ、外を回した馬は軒並みさようなら状態。グランヴィノスは全く良いところが無かった。道中同じ位置にいて4コーナーで踏み遅れたヴェルテンベルクが3着に来ている以上、これはれっきとした力負け。やはり今年の2歳は1番人気から買ったら負け。
テーマの振り返り
※2014年新設。一昨年、昨年と今年は阪神で代替施行。
前走1番人気馬に注目→ビンゴ!
前走1番人気・今回5番人気のグリューネグリーンが勝利。前走1番人気で今回も1番人気のグランヴィノスは6着敗退。ここ2年と全く同じパターン。ちなみに今回11番人気の低評価ながら3着に入ったヴェルテンベルクも前走1番人気に推されていた。
上位クラスを使った馬に注目→ビンゴ!
萩S勝ちのトップナイフが2着。順当といえば順当。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.6-11.4-11.9-12.0-12.5-12.3-12.1-11.7-11.8-12.2
勝ち時計:2.00.5(良) テン3F:35.9 上がり3F:35.7
グリューネグリーンがハナを奪って内ピタで居残り。2着トップナイフ、3着ヴェルテンベルクも内を立ち回っての差しで、4コーナーでゴチャつく場面があったとはいえ外を回した馬は軒並み圏外。「先行馬の数は揃っているが明確な逃げ馬不在で、何が行くにしてもスローは確実。頭数が多いので3~4コーナーで追い上げると外に振られそう。出来るだけ前が理想。」って、これ書いた人未来見えてるやん。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【-】グリューネグリーン
スタートは普通、行き脚も特段速いということも無かったが、周りが抑え気味で押し出されるような形でハナ。外から絡んできたビキニボーイを適当にあしらって先頭をキープ、直線に向いたところで外に膨らみながらも体勢を立て直して一人旅。ラストでトップナイフに内から際どく迫られたがしっかり残した。正直展開と馬場が向いた感が強いが、今日はこの競馬が出来た者勝ち。前走でハイペースの大逃げ展開を捉えた経験が活きた。
2着【△】トップナイフ
スタートを決めて易々と前に出てきたものの手控え気味で追走の競馬を選択。道中内の6番手は意外。勝負どころは馬群の中でゴチャつき、ビキニボーイに寄られて若干外へ流れる不利を受けた。直線に向いてからはガラ空きの内から追い上げたが僅かに届かず。4コーナーをスムーズに捌けていればといったところ。差す競馬で通用したのは評価したい。
3着【▲】ヴェルテンベルク
スタートを決めて中団、グランヴィノスを外に見る位置を追走。4コーナーでもグランヴィノスが壁で出せず、シュタールヴィント→ビキニボーイ→トップナイフと順に受けた不利をまともに喰らって後退。ただ直線に向いて内に入れてスパートしてグングン加速。ゴール前の伸びは目を引いた。今回は外に膨らむようなことは無かった。この馬も4コーナーがスムーズならと思わせる内容。
6着【◎】グランヴィノス
スタートを決めながら慎重に構えたことで外から被されて馬群の中での競馬。向こう正面でアイルシャイン@福永祐一に蓋をされかけたが何とか交わし、3コーナー過ぎから外を通って押し上げ。シュタールヴィント起点の不利は一段前にいて受けず、直線外から追い上げに入ったがサッパリ伸びなかった。すぐ内にいたナイトキャッスルも抜けずの6着は正直期待ハズレ。半兄シュヴァルグランも2014年のこのレースで負けているが、勝ち馬にコンマ1秒差の3着だった。今回は平均ペースの経験を積んだだけと割り切るべきだが、超良血故に物足りなさが残った。
7着【△】ロードプレイヤー
スタートを決めた上で後方からの競馬。向こう正面で単独最後方になったが前との差はそれほどなく、4コーナーで外を捲っていったところ、内から押されて膨らんだティムールに押されて更に外へ流れてしまった。今日の馬場で大外最後方は無理ゲー。力の要る馬場でも上がり3ハロン最速マークと気を吐いたが及ばなかった。次走以降見直しが必要。
11着【○】コスモサガルマータ
ゲートのタイミングが合わず半馬身ほど出遅れ。外を締められて早速行き場を失くし、後ろから3頭目という厳しい位置取り。向こう正面で外に持ち出し、3コーナー過ぎから早めに押し上げて勝負に出たものの直線に向いて間もなく失速。出遅れて大外を回して凡退という分かり易い負けパターン。スタートが改善されない限り、今後も今回のような面倒臭い競馬を強要されそう。
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