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【レース回顧Vol.345】第8回紫苑S


レース結果・収支

1着【△】モリアーナ(4番人気)
2着【○】ヒップホップソウル(2番人気)
3着【-】シランケド(9番人気)
・・・
10着【◎】グランベルナデット(1番人気)
・・・
12着【▲】ソレイユヴィータ(3番人気)
・・・
16着【△】アップトゥミー(7番人気)
・・・
馬複7点的中!(11.9倍) 3連複9点ハズレ
レース収支:-410 累計回収/投資:124,360/118,100(105.3%)


率直な感想

前日に100ミリを超える雨が降って何とも無い訳ないやろ、と思って予想したのに何とも無かった。1,000M通過58秒1で悟った。馬場めっちゃ速いやん。アスター賞見逃してたから気付かなかった。横山親父はこの馬場を見切っていた。道中「何やねんこの位置は・・・」と呆れてました。この場をお借りしてお詫びいたします。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は月曜に28ミリのややまとまった量の雨が降った上、金曜は台風13号の影響で106ミリという豪雨に見舞われた。月曜の段階で水分を含んでいたため週中の芝刈り・散水のいずれも無かったところへ豪雨が追い打ち。含水率は4コーナー19.8%、ゴール前15.5%、土曜朝時点のクッション値は8.5。前日朝時点のクッション値は6.2、含水率は4コーナー27.4%、ゴール前23.9%だったのでかなり回復している。

  • 中山は4月16日(皐月賞)以来の開催。使用コースは全9日間のうち前5日がBコース、後4日がCコース。秋開催はオール野芝で例年速い時計が出る。しかし今年は大量の雨の影響を受けた状態でスタート。当日は晴れ予報、南から強めの風が吹いて回復しそうだがどこまで回復するかがポイント。

  • ペース想定:平均(1,000M通過60~61秒台)

  • スタートが良いマーゴットミニモを筆頭にフィールザオーラ、アマイも前に行きたいタイプ。ただいずれも快速ではない上に競り合うまではいかず平均ペースを想定。これらの後にキミノナハマリア、ニシノコウフク、ソレイユヴィータ、グランベルナデット辺りが続いて前は賑やか。馬場が渋っているとはいえ開幕週なので基本は前だが、前が固まって牽制し合うようなら差しの出番。

レース指標

LAP:12.2-11.0-11.8-11.5-11.6-11.8-11.8-11.9-12.4-12.0
勝ち時計:1.58.0(稍重) テン3F:35.0 上がり3F:36.3

レースの振り返り

前日10時30分時点のクッション値は6.2。翌日朝一番の馬場状態は不良。そりゃそうだろ。えーっと、ロベルトとサドラー持ちの馬はどの馬かな。しかし6時30分に不良から重に変更、クッション値は8.5と発表された。あれ?2レースの芝マイル未勝利戦は概ね前のほうにいた馬で決着、時計も1分35秒を切ってきた。午前中のうちに稍重に変わって、9レースのアスター賞(芝1,600M)は1分33秒1。レコード?前日、100ミリ超の雨が降ってコレ?すいません、開幕週の野芝舐めてました。完全に想定外。

アップトゥミーがサクッと出遅れ。やっぱり・・・。無駄な買い物をしてしまった。フィールザオーラ、ソレイユヴィータ、マーゴットミニモ、アマイが速いスタート。フィールザオーラとアマイが押して、フィールザオーラがハナ。ソレイユヴィータが馬なりで付いて行って、ヒップホップソウルとキミノナハマリアが内から位置を取りに行って、グランベルナデットが外から押し上げて4番手の外。先行集団は大体想定通りの面子。モリアーナとアップトゥミーは後ろから。アップトゥミーは仕方ない。横山親父、お前はアカン。何やってんの?

スタートから明確に引いて最後方付近に陣取るモリアーナ(赤矢印)。
ヒップホップソウル(青矢印)は比較的前に付ける。
グランベルナデット(黄矢印)は内に入れず外から寄せて4番手。

向こう正面に入って馬群は次第に縦長。ん?前が速いのか?1,000M通過58秒1?めっちゃ速い!稍重でコレは想定外。3コーナーで馬群が詰まってきたもののまだ縦長。モリアーナはまだ後方馬群の内を走っていた。これは捌けないし、無理っしょ。あーあ、無駄な買い物をしてしまった。

4コーナーの手応えはヒップホップソウルが抜群。すぐ前のソレイユヴィータは余裕無し。グランベルナデットも押しまくって何とか付いて行っている感じ。外のキミノナハマリアのほうが手応えが良い。ソレイユヴィータは終了、グランベルナデットも終わった。買った5頭のうちヒップホップソウル以外の4頭が終わった。

先行勢ではヒップホップソウル(青矢印)だけが持ったままの楽な手応え。
シランケド(緑矢印)は定番の外捲り。来れるかどうか知らんけど。
モリアーナ(赤矢印)は内突きに拘るコース取りも前が開かず結局外へ・・・。

直線に向いてヒップホップソウルが抜け出して先頭。オークスより大幅相手弱化ならこうなるよね、やっぱり。武史おめでとう。親父も最後方で祝福してるよ。外からオレンジの帽子が飛んでくる。シランケド?でも遠い。武史、改めておめでとう。親父も最後方で・・・ん?モリアーナ?はぁ?どこから来た?お前、真後ろにいたやん。えー?意味分からん!

ヒップホップソウル(青矢印)が抜け出すタイミングは適正だった。
シランケド(緑矢印)は愚直なまでの外差し一気。「追い込みキャラ」炸裂。
モリアーナ(赤矢印)は文字通り馬群を縫って上がってきた。
4コーナー外→追い上げ→更に外→やっぱり内に切り替え→馬群を割って突き抜け。

モリアーナは衝撃の差し。レースの上がり3ハロン36秒3、大外から突っ込んできたシランケドが35秒0に対しモリアーナは34秒3。一頭だけ桁違いの脚だった。とても差し損ねばかりやっていた馬とは思えない。これはリバティアイランド相手でもやれるんじゃないか?リバティアイランドはジャパンCを見据えて秋華賞は手抜きしてくるだろうし、マックス仕上げで一撃喰らわせることができるかもしれない。そういえば阪神ジュベナイルフィリーズ、リバティアイランドではなくモリアーナに◎打ってました。

ハイペースだったとはいえ、開幕初日でレースの上がり3ハロンが36秒3も要したのはやはり前日の雨の影響が残っていたのだろうと思う。前付けした馬ではヒップホップソウルが唯一気を吐く2着。モリアーナが異常なだけで、ヒップホップソウルも完璧な競馬をした。シランケドがノーストレス差しで3着に来たことからも推測されるように、今回は差し有利だった。ただそれでも次走強く買いたいのはヒップホップソウルよりもモリアーナ。

グランベルナデット、ソレイユヴィータにとってはペースも馬場も速過ぎた。グランベルナデットの今回の走破時計1分59秒2は忘れな草賞と同じ時計。この馬のベストで走って1秒2も遅れた。ソレイユヴィータも福島の雑魚メンバー相手の連勝で相対的に強く見えただけだった。これは想定内だったので12着でもまあこんなもんかといった感じ。アップトゥミーはスタートが緩いことは想定済みで、結局出遅れて終了。はいはい。

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