【レース回顧Vol.146】第57回京都牝馬S
レース結果・収支
1着【△】ロータスランド(5番人気)
2着【-】スカイグルーヴ(1番人気)
3着【△】タンタラス(2番人気)
4着【▲】シゲルピンクルビー(4番人気)
・・・
6着【◎】ギルデッドミラー(3番人気)
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8着【○】ドナウデルタ(6番人気)
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馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:14,180/21,500(65.9%)
率直な感想
岩田望来、遂に重賞制覇!前付けでスムーズな立ち回り。今回は後ろから何も飛んでこなかった。アンドラステもこれで報われたかな。馬券は外れたけどヨカヨカ。ギルデッドミラーは懸念通り包まれて囲まれて終了。それにしても阪神は思った以上に馬場状態が良い。
テーマの振り返り
距離短縮組優勢、距離延長組は大苦戦→ビンゴ!
マイルCSを経由したロータスランドが順当勝ち。前走で1,400Mを勝っていたスカイグルーヴとタンタラスがそれぞれ2着・3着。1,200Mの京阪杯を経由したシゲルピンクルビーは4着まで。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.2-10.8-11.3-11.5-11.1-10.7-12.1
勝ち時計:1.19.7(良) テン3F:34.3 上がり3F:33.9
振り返り
開催2週目、良馬場発表でも雨が降って湿り気を帯びた馬場で1分19秒7。速過ぎでしょ。1,000M通過56秒9のハイペースでも前のほうにいた馬で決着。いわゆる内前先行ジャスティス馬場。控えた者負け。今回後ろから行ってノーチャンスだった馬は力負けではない可能性があり、人気暴落なら盲点になり得る。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【△】ロータスランド
スタートして全くの馬なりで楽に前付け。逃げたアスタールビーの半馬身後方をぴったり付いていって、直線に向いたところで早くも先頭。仕掛けは早かったが馬場状態が良くて止まらず、そのまま危なげなく押し切った。ただパトロールビデオを見ると内外へ蛇行しており、実は一杯一杯の競馬だったことが分かる。今回は前に行かないと始まらない馬場に助けられた感。
2着【-】スカイグルーヴ
五分のスタートから無理に仕掛けず内の4番手を追走。4コーナーでロータスランドの背後を取り、手応え十分で直線に向いて、ワンテンポ遅らせてスパートしたがロータスランドが止まらず2着まで。ラストでロータスランドに前を横切られたが、十分な距離があり不利は無かった。内枠先行がミエミエだったこの馬を無印にしたのは反省材料。
3着【△】タンタラス
15番枠からのスタートを感じさせない行きっぷりで、軽く促しただけでシゲルピンクルビーの前へ。折り合いは若干怪しかったが許容範囲。4コーナー外前からロータスランドに競りかけるのかと思いきや、今回も外へ。内外の馬場差は無く、むしろ最短距離の内を通るのが最善のはず。これは馬の癖なのだろうか。
4着【▲】シゲルピンクルビー
今回は上々のスタートを決めて前へ。ただジワリと出していく感じで、タンタラスに先に入られて5番手追走。4コーナーで先に手が動き、直線もジリジリと伸びていたが前との差は詰まらなかった。もう一段前で競馬がしたかったところ。内容は悪くなく、今回は同型が多く埋没した感。
6着【◎】ギルデッドミラー
スタート後に一歩引いて周りの出方を窺っていたところ、外からタンタラスに颯爽と入られて蓋をされてしまった。ジュランビルに外を張られて折り合いが怪しくなり、勝負どころで動くに動けず相対的にポジションを下げてしまった。直線もビップウインクに寄られかけてスピードダウン。ただ今回は前が止まらない馬場で、まともに行けても勝ち目は無かった。
8着【○】ドナウデルタ
スタートは問題無かったが行き脚はなく中団の外。終始外を通らされる羽目になり、すぐ前にいたビップウインクが外に張り気味で抜くに抜けず、直線でも追い出し態勢に入ったところで内から外に張られて外に飛んでしまった。「16番枠だったので、なかなか内に潜り込めずに厳しかったです」という松山騎手のコメントが全て。
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