【レース回顧Vol.215】第58回新潟記念
レース結果・収支
1着【-】カラテ(10番人気)
2着【-】ユーキャンスマイル(9番人気)
3着【-】フェーングロッテン(3番人気)
・・・
5着【◎】ヒートオンビート(1番人気)
・・・
8着【○】サンレイポケット(2番人気)
・・・
13着【△】ディアマンミノル(7番人気)
14着【△】エヒト(5番人気)
・・・
18着【▲】カイザーバローズ(4番人気)
馬複10点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,600 累計回収/投資:111,360/99,800(111.6%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
小倉2歳Sの余韻に浸っていて、レースを見るのを忘れていた。気付いたらもう4コーナー。カイザーバローズ先頭?ヒートオンビート前目イイネ。って赤い帽子がもう一頭。カラテ?ヒートオンビートが置かれて、外からユーキャンスマイルとフェーングロッテン?はーい、全部買ってません。オワタ。新潟重賞はここまで5戦全勝だったが、今回は完敗。
テーマの振り返り
サマーシリーズ最終戦を意識せよ→ドボン
カラテ1着で10ポイント獲得も他のレースに出ておらず対象外。エヒトは14着に終わり、1ポイント獲得も合計11ポイントで優勝条件を満たさず対象外。ヒートオンビートとスカーフェイスはシリーズ未勝利で対象外。つまり、今年は該当馬無し。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:13.1-11.4-12.1-11.7-12.2-12.5-12.1-11.2-11.0-11.6
勝ち時計:1.58.9(良) テン3F:36.6 上がり3F:33.8
ゴールドスミスがハナを奪って溜め逃げを展開していたところ、カイザーバローズが外で我慢し切れず3コーナー手前で先頭。後続も固まって推移して、直線は内を進んだレッドジェネシスを除いて横一杯に広がっての追い比べ。カラテが内から一足先に抜け出し、ヒートオンビート、ゴールドスミス、フェーングロッテン、フェワードアゲンが直後から、ユーキャンスマイルが大外一気で前に迫るも、カラテがリードを広げたまま押し切る。なおカラテは内寄り、ユーキャンスマイルは大外を通っており、今年は昨年ほどの馬場差はみられなかった。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【-】カラテ
スタートを決めて前へ。3コーナーで内に入れてヒートオンビートの真後ろを進み、時折突っ掛かりそうになりながらも耐えて直線に向くと労せずして前がガラ空きになった。後は長い直線を真っ直ぐ走るのみ。大外からユーキャンスマイルが詰めてきても動じず、余裕で押し切った。今回は一昨年4月以来の2,000M戦だったが、むしろこの距離が一番合っているとさえ思えた。
2着【-】ユーキャンスマイル
スタートから内に入れて位置を取りに行ったものの結局定位置からの競馬。しかし途中で先頭が入れ替わるほど前が緩く、馬群が固まったことで後方2番手とはいえ後ろ過ぎということもなかった。直線に向いてから大外に持ち出すほど余裕があり、カラテには及ばなかったが2着争いは楽に制した。ちなみにGIIIは3年前にこのレースを制して以来の出走。この間はGIIとGIばかり出走していて、格落ち効果は抜群だった。そもそもGII1勝・GIII2勝馬が9番人気で美味しいと思えないとダメ。
3着【-】フェーングロッテン
スタートを決めて内に入れるだけであっさり前へ。18頭フルゲートの大外に入った馬がこうも簡単に前に行けてしまう辺り、今回は前が手薄だった。単独3番手の外を持ったままで回ってきて、先頭まで4~5馬身の位置で直線へ。横一線の追い比べから軽ハンデの分先んじた。こんなに簡単に事が運ぶとは思わなかった。ブリンカー効果てきめん。
5着【◎】ヒートオンビート
スタートを決めて前へ、というのはカラテと同じだったがカラテの後ろ。3コーナーで内に入れて4番手、特に不自由なく直線に向いて前はフリー。追い出しをギリギリまで待ち、内からカラテが迫ったところで満を持して追い出し。これは勝った、と思いきや例のジリ脚発動。カラテはおろか、外のフェーングロッテンらにも抜かれて終了。絶好位から伸びないというのは不可解。いつも通りと言えばそれまでだが・・・。
8着【○】サンレイポケット
スタート五分でも仕掛けず後方からの競馬。これはいつも通りで特に気にならなかったが、直線に向いても状況は変わらず前が壁。詰まる感じはなかったが抜け出てくる感じもなく、最後にカラテとヒートオンビートの後ろから前フリーの位置を確保したが弾けないままゴール。何というか、終始覇気を感じられなかった。競争馬としてのピークを過ぎたのかもしれない。
13着【△】ディアマンミノル
スタート一息、行き脚もなくいつも通り後方からの競馬。後方外から押し上げていって、外差しのシチュエーションに持ち込んで直線に向いたところまでは理想通り。しかし肝心の伸びが見られず、自身より外に持ち出したユーキャンスマイルの加速に全く付いて行けずドロップアウト。これは歴然とした力の差。おあつらえ向きの展開で1秒3負けは弁解の余地無し。
14着【△】エヒト
スタート直後に僅かに体勢を崩して行き損ね、馬群の真っ只中を追走。4コーナーで内に入れ、直線に向いた時点でヒートオンビート、カラテの後ろを確保。しかしここから追えば追うほど後ろに下がっていった。鞭をバシバシ入れているのに下がる不可解な状況。ここまで切れ味勝負で劣るとは思わなかった。
18着【▲】カイザーバローズ
スタートして外の2頭に前を横切られて前に行かれ、外に壁無しの状況から掛かって自然と前へと上がっていった。そのまま3コーナーを先頭で通過、直線に向いて馬場の良い外に持ち出していったがそこで手応え一杯。周りに抜かれ始めたところで早くも観念して流していた。溜めが作れなかったのは想定外。
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