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【レース回顧Vol.420】第71回毎日杯


レース結果・収支

1着【-】メイショウタバル(5番人気)
2着【△】ノーブルロジャー(1番人気)
3着【◎】ベラジオボンド(4番人気)
4着【△】ファーヴェント(7番人気)
・・・
6着【○】サトノシュトラーセ(3番人気)
・・・
8着【▲】ニュージーズ(2番人気)
・・・
単勝1点ハズレ 馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,100 累計回収/投資:16,510/41,100(40.2%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,010


率直な感想

意外にもそこそこ流れて差しが効くのかと思いきや、何だこりゃ。前々と思ったけどこれは無いわ・・・。内枠で前に行きそうな馬は抑えておかないとダメだなと思った。それにしても既に賞金を持っているノーブルロジャーはともかく、ベラジオボンドは余裕かませ過ぎでしょ。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 阪神は今週から開催替わりだが引き続きAコースを使用(来週からBコース使用)。先週行われた芝9レースのうち8レースが4コーナー4番手以内に付けていた馬が勝利。良で行われた土曜は内前、雨が降って渋った日曜は馬場の中央がよく伸びていた。今週は終日雨の見込みで、バイアスは外寄り優勢でみておきたい。

  • スプリングSに引き続きまた明確な逃げ馬不在。敢えてスタートが速い馬を挙げるとするとファーヴェントだが、きさらぎ賞では遅れたので何とも言えない。スマートワイスも速いほうだが自らハナというタイプではない。結局全馬離れず付いて行っての直線上がり勝負。

レース指標

LAP:12.6-11.2-11.4-12.1-12.3-12.0-11.6-10.9-11.9
勝ち時計:1.46.0(重) テン3F:35.2 上がり3F:34.4

レースの振り返り

ルシフェルが出遅れ。トラジェクトワールもスタートイマイチで後方から。ファーヴェントはそそくさと後ろに下げていった。メイショウタバルが押し出されるような感じで先頭、ノーブルロジャーも何もせず自然と2番手。終わってみればこのワンツー。ベラジオオペラはスマートワイスとナイトスラッガーを行かせて5番手。前に行けばいいのに・・・。

ニュージーズはファーヴェントと並んで最後方。すぐ前の集団から離れていないとはいえ、前が楽をしていそうなのにこの位置取りはどうなんだ?1,000M通過は59秒6。あれ?速い。差しが効くかも。4コーナーでほぼ一団、メイショウタバルが1馬身抜け出して直線へ。

メイショウタバルが内回りコースの合流点付近で3馬身のリード。ノーブルロジャーが持ったままで2番手、ベラジオボンドがこの内から追い出してノーブルロジャーと競り合いに持ち込む。しかし前との差は更に拡大。残り200Mを切ったところで5馬身ほどの差。無理やん。うわ、めっちゃシラケる・・・。

メイショウタバルが緩めず逃げて、最内にコースを採って独走。ハナを奪って上がり3ハロン最速マークでは後ろから来れなくて当然。明確な逃げ馬不在なので前に行った者勝ち。今回はメイショウタバルがそれを実践しただけに過ぎない。内枠先行にもっとフォーカスしておけば良かった。

ノーブルロジャーは特段何もせず、ただ単に回ってきただけ。既に賞金を持っているので勝つ必要は無く、2着で賞金を積み増せて大満足の結果。フィリーズレビューのコラソンビート、弥生賞のシンエンペラーと同じ理屈。一方でベラジオボンドはノーブルロジャーに終始先行を許し、ラスト競り負けて3着で賞金を積み増せずという最悪の結果。勝ちに行ってくれよ・・・。

ファーヴェントは決め手不足を補うべく下げての競馬をしてきたが4着争いを制するのが精一杯。やはり能力的に限界がある。サトノシュトラーセは外枠からポジションを取れず、後ろのほうを付いて回るだけ。ジリ脚で前から離されるとこうならざるを得ない。ニュージーズは重馬場ハイペースだとボロ負けでも已む無し。重賞勝ち馬と二分するぐらい人気していたのは意外だった。皆さんロマンがお好きですね・・・。


レース結果からの教訓

  • 明確な逃げ馬不在時は内枠先行馬にフォーカスすべき。今回はスタートしてすぐに前に出たメイショウタバルとノーブルロジャーのワンツー。3着も内枠で前のほうにいたベラジオボンド。外枠の馬は軒並み蚊帳の外。

  • 毎日杯は周回コース経由馬が人気して飛び易い。今回掲示板に載った5頭は全てワンターンコース経由馬。周回コースを経由したサトノシュトラーセ(3番人気)は6着、ニュージーズ(2番人気)は8着にぶっ飛んだ。

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