【レース回顧Vol.327】第28回プロキオンS
レース結果・収支
1着【△】ドンフランキー（2番人気）
2着【◎】リメイク（1番人気）
3着【－】オメガレインボー（5番人気）
・・・
11着【▲】ブルベアイリーデ（8番人気）
12着【△】ケイアイターコイズ（10番人気）
13着【○】ジレトール（4番人気）
・・・
馬複4点的中！（6.1倍） 3連複6点ハズレ
レース収支：－390 累計回収/投資：102,730/90,800（113.1％）
率直な感想
発走直前になってシャマルが出走取消。前走も競争中止して今回も出走取消って、こんな状態の馬をレースに出そうとするなよ・・・。シャマルは久々の中央の砂に戸惑って沈むという想定で切っていたので、出走取消でオッズが渋くなってガッカリ。で、一番安いところが来てガミ。ドンフランキーを除く相手がダメダメだった。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
今週は水曜に27ミリの雨を観測した他は概ね晴れ。土曜は曇りで良馬場での開催。含水率は4コーナー3.1％、ゴール前3.3％。日曜は朝から雨が降って稍重でスタート。
土曜のダートは5レース全て4コーナーで5番手以内に付けた馬が勝ったが、2～3着は後方からの差し・追い込みが目立った。時計はそこそこ要しているが、雨が降ることで砂が締まって速くなりそう。
ペース想定：平均（テン3ハロン34秒台前半）
ドンフランキーと内枠を引いたジレトールによる先行争い。いずれも今回のコースの芝スタートを経験しており、戸惑わず前に行くと想定。リメイクは行き脚遅めで後ろからの競馬。砂が締まって走り易く、かつ時計も速くなる。展開的には差し優勢、時計実績を重視したい。
レース指標
LAP：12.0-10.8-11.1-11.6-12.2-12.5-12.8
勝ち時計：1.23.0（稍重） テン3F：33.9 上がり3F：37.5
レースの振り返り
メイショウテンスイが好スタートを決めるも、芝部分でスピードが乗ったドンフランキーがハナ。2番手はメイショウテンスイが取り切り、ジレトールはこの後ろの集団に交じっての追走。リメイクもこの集団の外にいて、ここ最近ではみられなかった積極的な競馬。
リメイク（青矢印）もスタートを決めてそこそこのポジションに入った。
テン3ハロン通過33秒9は想定よりやや速め。メイショウテンスイがビッシリ付いてきていたものの、ドンフランキーは競られたわけではなくマイペースを継続。これは直後に付けた馬がしんどいパターン。リメイクは5番手の外からいつでも発進OKの状態。
リメイク（青矢印）も5番手外フリーの理想的な立ち回り。
ドンフランキー先頭で直線へ。アティードが押し上げてくる。アティード？そんなのいたっけ？あ、外からリメイク来た。持ったままで。ドンフランキーが完全に抜け出し、リメイクが確実にこれに迫っていく。しかしドンフランキーが止まらない。リメイクがクビ差まで迫ったところがゴール。3着以降は6馬身離れた。
稍重発表でも砂が舞い上がり、良馬場に近い力の要る状態でドンフランキーに軍配。
勝ち時計1分23秒0は直近10年で中京で行われた7回のうち最も遅い凡時計。馬場は稍重発表だったが良に近い状態でそこそこ時計を要していて、600kg近い巨体を擁したドンフランキーが力でゴリ押ししたようなレースだった。ダイワメジャー産駒は意外にも今回がダート重賞初制覇。最高馬体重（594kg）での重賞優勝記録付き。
リメイクはスタートを出て理想のポジションを敷きながら伸び切れず。直線で持ったままの手応えを有しているのを見て勝ったと思った。逃げたドンフランキーの上がり3ハロンが37秒5、リメイクは37秒0で、コンマ5秒しか詰められなかった。パワー不足。このところスプリント戦ばかり使っていたツケが出たかもしれない。
2番手集団からはアティードが上がってきたぐらいで他はアップアップ。ジレトールは最内に入れて距離を稼いで残そうと頑張っていたが、ラスト200Mで力尽きた。大外後方からタガノビューティーがぶっ飛んできて、3着は楽にありそうな感じだったが残り200Mを切ったところで首を振ってズルズル後退。オメガレインボーがエルバリオとの競り合いを制して3着に入ったものの、リメイクからも1秒離されていてはどうしようもない。
・シャマル号は，馬場入場後に疾病〔右前肢跛行〕を発症したため競走除外。
・タガノビューティー号は，競走中に異常歩様となったことについて平地調教再審査。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？