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【レース回顧Vol.365】第28回KBS京都賞ファンタジーS


レース結果・収支

1着【-】カルチャーデイ(15番人気)
2着【△】ドナベティ(9番人気)
3着【-】シカゴスティング(12番人気)
4着【▲】セントメモリーズ(1番人気)
・・・
6着【○】キャプテンネキ(8番人気)
・・・
8着【△】ピューロマジック(7番人気)
・・・
10着【◎】ワイドラトゥール(2番人気)
・・・
16着【△】キャンシーエンゼル(6番人気)
・・・
馬複5点ハズレ 3連複10点ハズレ
レース収支:-1,500 累計回収/投資:150,120/151,600(99.0%)


率直な感想

ワイドラトゥール、何だその位置取りは・・・。こりゃダメだ。ゴール前は何かよく分からんことになってるな・・・。かるちゃーでい?何それ?こんなの当たるほうがおかしい。お金払ってこんな幻想見せられたらたまったもんじゃない。3連単230万?そんなもん要らんわ!もっとリアリティのある決着をお願いします。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 京都は開催替わりの今週からBコースを使用。馬場は依然として高速。今週も連日快晴で、金曜朝時点のクッション値は10.0。今週も相当速い時計が出そう。

  • 人気どころを含めて前に行きたい馬だらけ。いくら馬場が良くて高速でも、こんなにも行く馬が揃ったら後ろから行く馬を狙いたくなる。前が抜け出したところを軽快に差せそうな馬をピックアップしたい。

レース指標

LAP:11.8-10.8-11.5-11.1-11.5-11.6-12.1
勝ち時計:1.20.4(良) テン3F:34.1 上がり3F:35.2

レースの振り返り

何というか、バラバラっとした締まりのないスタート。とりあえずバロンは完全に終了。ワイドラトゥールもスタートが甘くて行き脚も付かず、相対的に後ろに下がっていった。リカバリーも無しか・・・。前はそれほど速くなさそうだし、これも終わったっぽい。馬券は全部ワイドラトゥールにくっ付けているから早くも終戦ムード。

ピューロマジックがハナ。最高速は72.2km/h。シュークリームは2番手。3番手はカルチャーデイ、セイウンデセオ、レディーエンジェルと人気薄が固まって追走。キャプテンネキはその後ろ。もう一段前が取りたかったところだけど・・・。バロンが追い上げていったってことは、最後方はワイドラトゥール?はぁ?リバティアイランドでもあるまいし、ここからでは絶対無理。

ピューロマジック先頭、シュークリーム2番手のまま直線へ。カルチャーデイが単独3番手から前を追う。後ろの連中はまだ来る気配無し。ワイドラトゥールは遥か後方。それにしても何でここまでバラけるんだ?カルチャーデイが残り200Mで先頭に替わる。か、かるちゃーでい?内からドナベティとシカゴスティングが併せで上がってくる。は、はい?これは・・・。

大・大・大波乱。しかしレース自体は優秀で、2006年にアストンマーチャンがマークしたレースレコードにコンマ1秒差に迫る高速決着だった。ゴール前で差し馬が大挙押し寄せる中にあって、カルチャーデイは3番手追走から抜け出しての勝利。フロックにしては鮮やか過ぎる。デビュー戦は捌いて出てくる通な勝ち方だったが、ここでアタマで買えというのはかなり厳しい。

ドナベティは内を捌いて出て来れるかが焦点だったが、普通に内から差し上がってきた。直線はずっとシカゴスティングと併せの形で、気を抜く暇が無かった。今回の上位3頭はいずれもインコース追走馬。外を回した馬は軒並み冴えなかった。セントメモリーズの位置取り(4角9番手)・コース選択(中→外)で4着というのは意外だった。

全体的にバラけた追走。
上位に来た馬は軒並みインコース追走だった。
ゴール手前で同時に2件の不利発生。
ドナベティ(左赤矢印)は左鞭を入れても左方向へ流れて
シカゴスティング(左青矢印)を押してしまう。
ヒヒーン(右赤矢印)はシュークリーム(右青矢印)の前に割り込む形になり、
シュークリームとその外にいたセイウンデセオに不利を与えてしまう。

・ヒヒーン号の騎手吉田隼人は,最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金50,000円。(被害馬:14番・9番)
・ドナベティ号の騎手坂井瑠星は,決勝線手前で外側に斜行したことについて過怠金30,000円。(被害馬:11番)

レース中の出来事等(JRA発表)

キャプテンネキはあの位置からの差しでは無理。重たいので鋭い脚は使えない。結局自身の位置取りをキープしたままで終わった。ピューロマジックは一息で逃げて脚持たず。しかし1分21秒0で逃げて交わされるのは切ない。ワイドラトゥールは次走以降頑張ってとしか言えない。キャンシーエンゼル共々、外枠を引いた時点で終わっていた。

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