【競馬予想Vol.89】第66回京成杯オータムハンデ
一昨年に1分30秒3というとてつもない日本レコードが出たが、これだけ速い時計が出るのは第4回開催の中山が野芝オンリーのため。他の開催は洋芝(イタリアンライグラス)とのオーバーシード。4月から間隔が開いての開幕週ということもあり、速い持ち時計は武器になる。
時間が無いので各種傾向分析は省略。
内からベステンダンク、外からスマイルカナ、マイスタイルが前へ。バスラットレオンやコントラチェックも前に行きたいし、先行争いは熾烈。テンから速い展開を想定。開幕週で内前有利とはいえ、これだけ前に行く馬が揃えば前傾ラップに陥って差しが効きそう。4コーナー外前からの差しが特に有効。
【◎】グレナディアガーズ
ここ2戦直線で出し抜かれているのが気になるが、前傾ラップの前付けで踏ん張れているのは評価。内枠も素直に好材料で勝ち負け。
【▲】カテドラル
ここ最近の好走は全て外差しで、この内枠はネック。しかし前傾ラップの差し展開というのは嵌りそう。内を捌けるかどうか。
【-】ベステンダンク
ここ2戦はブリンカーを付けて積極策。前走は59kgを背負ってコンマ3秒差。先行策で何度か穴を開けているので不気味ではある。
【-】グランデマーレ
関屋記念は直線で外に張るなどして消化不良。今回は4戦全勝の右回りで狙いたくなるが、今回は前傾ラップ想定で付いて回るだけになりそう。
【-】ステルヴィオ
根岸Sは度外視するにしても阪神カップは負け過ぎ。後ろ過ぎるのが問題で、58kgの足枷もあって厳しい。
【-】レイエンダ
ダービー卿CTはスタート直後に脚を痛めたもので度外視。今回は去勢初戦だが、真面目に走るかは走ってみないと分からない。
【○】マルターズディオサ
中9週以上の休み明けは5戦して【2・2・0・1】、飛んだのは重馬場の高松宮記念のみ。阪神カップで軽い前傾ラップをこなしているし、この相手なら。
【-】ワイドファラオ
芝では今回と同舞台のNZトロフィー勝ちがあるが時計は平凡そのもの。ハンデも重く、厳しい戦いは避けられない。
【-】コントラチェック
揉まれるとやる気を失くす。いかに気分良く前に行けるかにかかっているが、今回は前に行きたい馬が揃っていて埋没。
【-】カラテ
関屋記念は外から渋太く伸びてソングラインを交わして2着。但しテンから突っ込む展開はほぼ未経験。前半で脚を使わされる流れがどうか。
【-】バスラットレオン
NZトロフィーは強い勝ち方だったがノープレッシャーで行けたのも事実。今回は同型が多く楽な競馬にはならない。枠はもう少し内が欲しかった。
【-】カレンシュトラウス
少なくともここ2戦は少頭数でテンが緩く、大外から不利無く進めての勝利。速い馬が揃ったここで差しが効くかどうか。
【△】スマートリアン
米子Sは中団外から長い直線を使って差し込んで2着。持ち時計が足りないとはいえ、外前差しに持って行けそうな好枠。追い切りも動いたし期待。
【-】マイスタイル
関屋記念は折り合いが付き、寸前まで粘っての4着。今回は明確な同型がいるし、競合して脱落濃厚。
【△】アカノニジュウイチ
スプリント戦で連勝してオープン入り。5戦連続で上がり最速マークと勢いを感じる。突っ込んだ流れで勝った直後ということで展開は向く。
【-】スマイルカナ
ダービー卿CTはパドックからテンションが高く、レースでも折り合いを欠いて自滅。昨年のこのレースは大外枠から2着。パドック気配次第。
◎グレナディアガーズ
○マルターズディオサ
▲カテドラル
△スマートリアン、アカノニジュウイチ
馬複5頭ボックス(10点)
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