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【レース回顧Vol.296】第67回大阪杯

レース結果・収支

1着【◎】ジャックドール(2番人気)
2着【△】スターズオンアース(1番人気)
3着【-】ダノンザキッド(10番人気)
4着【▲】マテンロウレオ(8番人気)
・・・
6着【△】ジェラルディーナ(5番人気)
7着【△】ヒシイグアス(4番人気)
・・・
9着【○】ヴェルトライゼンデ(3番人気)
・・・
馬複5点的中!(8.3倍) 3連複10点ハズレ
レース収支:-670 累計回収/投資:30,260/45,600(66.4%)


率直な感想

ジャックドールは順当勝ちなのでいいとして、マテンロウレオの位置取りが神過ぎて思わず声が出た。ノリさん凄いわ。これは配当跳ねるなぁとワクワクしていたら、4コーナーの外に更に上手がいた。ダノンザキッド?和生くん・・・。横山一家、恐るべし。というか、今回の馬場で後ろから差してきたあの牝馬、何アレ?ヤバくない?


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 先週は日曜に13ミリの雨が降って重まで悪化したが、今週は連日好天続き。水曜から金曜にかけて連日散水を実施、火曜と水曜には芝刈りが行われた。含水率は4コーナー8.8%、ゴール前8.5%、日曜朝時点のクッション値は9.8。芝は乾燥して速い時計が出る状態。

  • 2月11日の第1回開催開幕からずっとAコースを使用しているにも関わらず未だに内が使える。見た目はボロボロでもしっかり根が張っているということらしい。馬場が乾燥して時計は速め、特に内回りでは後ろから差すより前で粘るほうが簡単。土曜の芝レースを観察した感じでは一番伸びるコースは馬場の中央。後方からの外差しは届くかどうかといったところ。

2回阪神3日目(2023年4月1日)の芝戦決まり手一覧。
  • ペース想定:平均(59~60秒台)

  • ジャックドールの単騎逃げ。マリアエレーナがすかさずマークに行って2番手。ヴェルトライゼンデも内枠から好位をキープ。スターズオンアースもスタートが決まれば前に行きそう。ジャックドールの逃げは速くなく、かつ先行勢が手薄。今の阪神は芝が軽く(時計が速く)、後ろから差すより前で粘るほうが楽。

レース指標

LAP:12.4-10.9-12.2-12.0-11.4-11.7-11.5-11.4-11.4-12.5
勝ち時計:1.57.4(良) テン3F:35.5 上がり3F:35.3

レースの振り返り

ジャックドールがスタートを決めてハナ。外からノースザワールドが果敢に仕掛けて2番手、内からマテンロウレオが押し上げて3番手。ダノンザキッドも早めの競馬、ヒシイグアスはこの後ろ。やはり外を通らされている。ヴェルトライゼンデは行けず、ヒシイグアスよりも後ろ。これはダメ。スターズオンアースもスタートで若干後手を踏んで今回も後ろからの競馬。ポジション取れずか・・・。

ジャックドール(赤矢印)がインを取り切りハナ確定。
この真後ろに入ったのはマテンロウレオ(紫矢印)。ノリさんスーパーナイス。
ダノンザキッド(緑矢印)も好位の外を確保。
ヴェルトライゼンデ(黄矢印)は想定よりも後ろ。
スターズオンアース(青矢印)は今回もスタートで遅れて後ろからの競馬。

ジャックドールは単騎で悠々自適の逃げを展開。1,000M通過58秒9は馬場を考えれば平均ペースといったところ。4コーナーで外ダノンザキッド、内マテンロウレオが差を詰めに来ても手応えに余裕があり、左鞭を一発入れてから鞭を持ち替え、右鞭を等間隔で打って逃げ込み態勢。ゴール前で脚色が鈍ったところへスターズオンアースに強襲されたがギリギリ残した。

ジャックドール(赤矢印)はラチに沿って逃げ込み態勢。
ダノンザキッド(緑矢印)は馬場の中央を通っての追い上げ。
スターズオンアース(青矢印)は外の進路を確保してからスパートして僅差。

勝ち時計1分57秒4はレースレコード、2018年鳴尾記念でストロングタイタンがマークしたコースレコード1分57秒2に迫る高速決着。馬場が軽くて行った者勝ち。勝ったジャックドールは逃げ、3着ダノンザキッドは4コーナー外前。まあ分かる。2着スターズオンアースは道中12番手で4コーナー9番手。直線で進路が開くまで追い出しを待ってハナ差?うん、分かりません。直線が長いコースならもっとやれそう。

マテンロウレオは最初のポジショニングが神。ジャックドールの後ろを取り切って最内を回ってきて、直線に向いて早々にダノンザキッドと併せの形に。しかしそこからあっさり遅れて差し返せなかった。格の違い。ジェラルディーナは最内から他に被されてポジションを落とし、直線最内を縫って追い上げてきたが目立たなかった。

ヒシイグアスはやはり外枠から付いて行かされる形。この速い時計決着で馬体重18kg減ではヘバっても文句は言えない。ヴェルトライゼンデはスタートから促しても進んでいかず、1コーナーで馬群の後ろという厳しいポジショニング。日経新春杯で1,000M通過62秒1というかったるい流れを経験した後で、ペースアップでぶっ飛びということになるのだろうか。

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