【競馬予想Vol.100】第26回秋華賞

今年の秋華賞は阪神開催。京都開催時は内回りで逃げ・先行有利のはずが差し優勢で、逃げ・先行勢は軒並み苦戦していた。阪神開催で逃げ・先行有利になるかといえばそうとも言えず、むしろラストに急坂が待ち受ける分差し優勢が加速しそう。前夜に雨が降ってそれなりに力が要る馬場状態とみて、時計より距離実績にフォーカスしておきたい。

エイシンヒテンがローズSに引き続き単騎逃げも、今回はソダシという強力な先行馬が直後をマーク。スライリー、サルファーコスモスもこれに続いて先行集団を形成。アカイトリノムスメ、ファインルージュ、アンドヴァラナウト辺りは先行集団を前に置いての追走。3コーナー過ぎからユーバーレーベン@デムーロが一気に動いてペースアップ、前もこれに連動して早仕掛け。直線は消耗戦の様相。どちらかと言えば差し優勢。外回しより内で脚を溜められそうな馬が狙い目。

【○】スルーセブンシーズ
紫苑Sは直線半ばまで前が壁、坂を上り切ってからのスパートで2着。特段捌きが上手いということはないが、最短距離を走れるのは良い。

【△】ステラリア
オークスは自ら仕掛けて勝負に出て撃沈。今回はソダシの直後に入れそうなのが良さそう。力は足りないが内で脚を溜めてのチョイ差しに期待。

【-】クールキャット
ローズSは出負けして前を閉じられ後方待機、緩い流れで何も出来ず終了。フローラSぐらい走れば通用するがアテにならない。

【◎】ソダシ
札幌記念は早仕掛けの展開に対応して早めの押し切りも52kgで直線平坦。阪神で2戦2勝といえど今回は一周の坂ありコース。それでも力で押し切るか。

【-】エイシンヒテン
ローズSは先行勢が手薄で、結果スローで居残り。今回は直後のソダシが強力で、4コーナーで早々に捕まって終わり。

【-】スライリー
フローラSは縦長スローの展開で前付けした分の2着で、いわゆるフロック。他では全く通用しておらず、ここも付いて回るだけ。

【-】サルファーコスモス
納屋橋Sは番手追走から長く脚を使って2着。ラスト詰め寄れていて、距離が延びて良さそう。初距離・初重賞でどこまでやれるか。

【-】エンスージアズム
ローズSはレース前から消耗していた上、1コーナーまでに前を締められて完全に終了。今回は格段に相手強化、使った上積みがあっても厳しい。

【▲】アンドヴァラナウト
ローズSは程良い流れでコースを広く取っての差し切り。阪神は3戦3連対、今回の距離は2連勝中。枠順的にソダシをマークできそうなのも良い。

【△】アールドヴィーヴル
ローズSはフラフラしていた春先に比べれば芯の入った走りになっていた。華奢な馬で中3週は不安が残るが、2,000Mという舞台自体は向く。

【△】ユーバーレーベン
オークスは外差し馬場の恩恵もあったが、結果として距離延長ローテが結実。捲り上げの脚があり、自ら勝ちに行けるだけにいきなりから注目。

【-】アカイトリノムスメ
オークスはソダシ徹底マークからの抜け出しで2着。今回は外枠でポジションが後ろになりそうで、外を回らされ続けるようだと苦しくなる。

【-】ホウオウイクセル
紫苑Sは大出遅れでノーカウント。ただフラワーCは内を立ち回っての勝利で、この枠からだと差し構えて届かない。

【-】ファインルージュ
オークスは折り合い重視で控えて直線前が壁、紫苑Sは外から突き抜ける強い勝ち方だった。ただ今回はロングスパート想定で、外枠からでは苦しい。

【-】アナザーリリック
佐渡Sは大外フリーの位置から突き抜け。ただワンターンの競馬しかやってきていないだけに、一周坂ありコースで実績馬相手だと根負けしそう。

【-】ミスフィガロ
紫苑Sは仕掛けをワンテンポ待った分差し届いたというのが実情。相手格段強化のここで同じことをやったらまず間に合わない。

◎ソダシ
○スルーセブンシーズ
▲アンドヴァラナウト
△ステラリア、ユーバーレーベン、アールドヴィーヴル
馬複◎流し(5点)、3連複◎1頭軸流し(10点)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?