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【レース回顧Vol.240】第57回デイリー杯2歳S

レース結果・収支

1着【-】オールパルフェ(3番人気)
2着【▲】ダノンタッチダウン(1番人気)
3着【-】ショーモン(4番人気)
4着【△】シルヴァーデューク(5番人気)
5着【◎】クルゼイロドスル(2番人気)
・・・
7着【○】フォーサイドナイン(7番人気)
8着【△】トーセントラム(8番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:128,230/130,600(98.2%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980


率直な感想

全頭分析の時点でオールパルフェで決まりかと思ったけど、時計を見て切ってしまった。逃げ馬に時計実績を求めたのが運の尽き。軸に推したクルゼイロドスルは外目追走で掛かって終了。ダノンタッチダウンはパドックでも緩々だったのに外からすっ飛んできて驚いた。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

今週は連日快晴で連日散水。土曜朝時点のクッション値は9.7と先週とほぼ同じ。開催が進んでも芝が軽く、上がり3ハロン33秒台前半が当然のように出ている。内は芝の表面が剥げているが、根の部分は残っていてクッションが効く状態。今回の逃げ馬はオールパルフェのみ。大外から内を締めながらハナ。この後に続きそうな馬が多く、前掛かりな流れを想定。外回りで直線が長いことも考慮すると、ロングスパートに適性がある馬を狙いたい。

レース指標

LAP:12.3-11.0-12.0-12.0-11.7-11.4-11.0-11.8
勝ち時計:1.33.2(良) テン3F:35.3 上がり3F:34.2

最内のショーモンのスタートが速く、これがハナかというところへオールパルフェが寄ってきて割り込み。ショーモンは競り合わず引いて2番手で競合は起こらず淡々と推移。結局オールパルフェがラチ沿いを立ち回って押し切り。ダノンタッチダウンは上がり3ハロン33秒1の脚で大外から突っ込んできたが間に合わなかった。


好走・凡退馬寸評、補足

1着【-】オールパルフェ

離れた外から内を俯瞰するオールパルフェ(赤矢印)。
先頭で手綱が微動だにしないオールパルフェ(赤矢印)。
後続もピッタリ付いてきたが関係無し。

大外からスタートを決め、十分な助走を取ってから内へ。ほぼ馬なりで無理した様子は無く、ショーモンからハナを奪い切った後もマイペースを継続。先頭で脚を溜めるような形になり、直線に向いても持ったまま継続で勝負あり。内前が残る馬場ということを差し引いてもお釣りが出る完勝。ノッキングポイントに置き去りにされたデビュー戦は1,000M通過61秒6の上がりヨーイドンの競馬。平均ペース以上で流れるのであれば簡単には抜かれない。

2着【▲】ダノンタッチダウン

大外からすっ飛んでくるダノンタッチダウン(赤矢印)。
迫力満点のその姿はまさに重戦車と称すに相応しい。

パドックは雄大な馬体で迫力満点。しかしデカ過ぎて体を持て余しているような感じ。スタートはモタモタっとして後方からの競馬。走りのリズム重視で周りから離して追走、4コーナー手前から促して進出開始。惜しげもなく大外をぶん回して直線に向いて、直線半ばから右鞭連打ですっ飛んできた。その様子は全てをなぎ倒す重戦車。これは馬体が締まってきたら化ける。

3着【-】ショーモン

オールパルフェ(青矢印)を半馬身外でマークするショーモン(赤矢印)。

スタートが速いのはリサーチ済みで、ここもゲートを飛び出して楽々前に出てきた。そのままハナ維持も出来たが、オールパルフェが寄ってきたところで動かず先に行かせて2番手追走に切り替え。半馬身外でピッタリ付いていって出し抜く構えだったが、相手も脚が溜まっていて直線で並ぶところまで行けなかった。結果論にはなるが、4コーナーで潰しにいくぐらい積極的でも良かったかもしれない。

4着【△】シルヴァーデューク

直線でガラ空きの内から差し上がるシルヴァーデューク(赤矢印)。

スタートを決めて前に出していって、前2頭の直後という絶好の位置を確保。直線で上手い具合に前が開いて追い出し放題になり、何の不利もなく追い上げられたが脚色は前と同じで追い付けなかった。時計は前走から詰めていて悪くないが、突き抜けるためには何らかの武器が必要。距離はやはりもう少しあった方が良さそう。

5着【◎】クルゼイロドスル

4コーナーで3番手の外まで上がるクルゼイロドスル(赤矢印)。
他の馬が馬なりで溜めている中でこれは気まずい・・・。

スタートを決めて馬なりで内に寄せて中団の外。3コーナーで馬同士の間隔が広がった際に外を通って上がっていった。和田騎手はショーモンの外まで来たところでやんわり制止したが、オールパルフェらが前で楽をしている中でこれは気まずい状況。案の定直線は追って伸びず。内へ外へ蛇行する走り方もこれまでと一緒。若駒らしいと言えばそれまでだが・・・。

7着【○】フォーサイドナイン

スタートしてから位置を主張せず馬群の後ろへ。脚を溜めながら追走していたはずが4コーナー辺りからの反応がイマイチで、直線外に振っての追い出しも不発。内枠先行で期待したのに、この乗られ方では完敗でも仕方ない。

8着【△】トーセントラム

出遅れだけは避けてもらいたかったのに、結局よろめいてゲートを出て出遅れ。行き脚も付かず最後方から進めて、直線に向いてからのスパートも不発。萩Sと何も変わらないレース振りにガッカリ。

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