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【レース回顧Vol.317】第137回目黒記念

レース結果・収支

1着【△】ヒートオンビート(4番人気)
2着【○】ディアスティマ(6番人気)
3着【▲】サリエラ(1番人気)
・・・
5着【◎】プラダリア(2番人気)
・・・
11着【△】カントル(9番人気)
・・・
馬複10点的中!(38.9倍)
レース収支:+2,890 累計回収/投資:65,980/74,600(88.4%)


率直な感想

ダービー外れた。グリーンチャンネル消し。っと、目黒記念が残ってた。まあこれも何かに割られて外れるんだろうな。ボックスにしてるから2頭来てくれるだけでいい。頼んだよ。お、ディアスティマが残しそう。そりゃ天皇賞春6着馬だもん。バラジが付いてきてるけど格が違うよ。問題は相手。プラダリアと、ヒートオンビート。よしよし。ヒートオンビートのほうが脚色が良い。でもまた2着か。惜しかったね。って、差し切った?!あのヒートオンビートが?!鞍上誰や?!ダービージョッキー・ダミヤンレーン!!漬物石とかほざいてた奴、焼き土下座な!!(お前やろ)


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は火曜に14.5ミリの雨が降ったが水曜以降は好天。水曜に芝刈り、木曜から土曜にかけて連日散水を実施。含水率は4コーナー13.0%、ゴール前14.9%、日曜朝時点のクッション値は9.5。程良く水分を含んだ普通の良馬場。

  • 京都と同じく、開催最終週となる今週はCコースを使用。土曜7レース(3歳1勝C/芝1,400M)が1分20秒3、10レースの葉山特別(4歳以上2勝C/芝1,600M)が1分31秒6で決着するなど馬場の軽さが際立っている。ただベタな内前有利ではなく、中団から外の差しが効いている。バイアスはフラットからやや外寄り。

  • ペース想定:遅い(1,000M通過62~63秒台)

  • 逃げ経験馬は揃っているがどれも積極的に行くタイプではない。ディアスティマが押し出されるような形でハナ。アーティット、セファーラジエル辺りが続く。前が緩くて人気どころが総じて後ろということで展開妙味は前。馬場が良いのでスローなら上がりで差が付かず、結果として前が踏み止まりそう。

レース指標

LAP:7.3-11.0-11.4-13.1-13.0-12.5-12.6-12.0-11.7-11.7-11.2-11.3-12.0
勝ち時計:2.30.8(良) テン3F:36.3 上がり3F:34.5

レースの振り返り

ディアスティマがスタートを決めて前へ。バラジやバーデンヴァイラー、アーティットらを抑え、1コーナーでハナを取り切っての逃げ。プラダリアは中団の内、ヒートオンビートはサリエラと並んでこの直後を追走。1,000M通過62秒0は読み通りの遅い流れ。ディアスティマはこのペースなら残せるはず。人気どころで切ったゼッフィーロは後ろ過ぎ。これは飛んだ。

ディアスティマのリードは4コーナーでほぼ無くなったが、引き付けているだけで気にならない。持ったままでラチ一杯を立ち回って直線に向き、早速ニの脚発揮。バラジが付いてきたがそこは天皇賞春6着馬、残り200Mを切ったところで突き放す。後ろからはまだやってこない。いや、黄色い帽子が来た。ヒートオンビート。バラジを交わして残り100M。ディアスティマのリードは1馬身強。逃げ切った。・・・お、おお?並んだ?!

ヒートオンビートは馬群の中から縫うようにして上がってきて、残り300M付近で進路を確保してスパート。前に明確な目標がいて気を抜かなかったこともあるにしても、いつも2~3着に喘いでいた馬とは思えないほど綺麗に差した。勝ったのは一昨年の美濃S以来、実に2年4か月振り。この間、池添騎手(5回)、川田騎手(2回)、戸崎騎手(2回)、横山武史騎手(1回)、ルメール騎手(1回)という錚々たる面々が乗っても勝てなかった。

ディアスティマは掲示板に載った馬の中では唯一前で居残った。速い同型不在、馬場が良くて単騎逃げなら残れて当然。今回唯一のGIからの格下げ戦該当馬で買い易かった。サリエラは4コーナーで外が壁、早めに手綱を動かして追い上げに入ったものの例の如く加速が鈍く、最後の最後に突っ込んできたが間に合わなかった。ある程度流れて前が止まってくれないとしんどい。

ディアスティマ(青矢印)は先頭で後続を引き付ける。
ヒートオンビート(赤矢印)は内でじっくり脚を溜めている。
サリエラ(緑矢印)は途中からコトブキテティス(黄矢印)に動かれて蓋をされてしまう。

ゼッフィーロは今日の展開で後方から大外ぶん回しで4着。今回も右に左に蛇行しながら走っていて、川田騎手は何度も鞭を持ち替えながら追っていた。真っ直ぐ走るようになれば化けると思う。プラダリアは早々に外の進路を確保しながらジリジリとしか伸びず、ゴール手前でサリエラとゼッフィーロに交わされた。スローだと決め手で見劣る。

大外から必死に追い上げるゼッフィーロ(黄矢印)。
ここから右鞭、左鞭、ラストは右鞭で大きく内にヨレてゴール。

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