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【レース回顧Vol.323】第28回ユニコーンS

レース結果・収支

1着【◎】ペリエール(1番人気)
2着【▲】サンライズジーク(7番人気)
3着【○】ブライアンセンス(2番人気)
・・・
5着【△】グレートサンドシー(3番人気)
6着【△】オマツリオトコ(4番人気)
・・・
馬複4点的中!(33.6倍) 3連複6点的中!(30.5倍)
レース収支:+5,410 累計回収/投資:84,460/83,900(100.7%)


率直な感想

最初はブライアンセンスで決まりかと思ったけど、ペリエールがデビュー戦で負かした馬の名前を見て方針転換。そこからペリエールは内枠引いて先抜けで楽勝、ブライアンセンスは外を回して差し損ねると読んでドンピシャ。サンライズジークが府中マイル専用馬と読んだのもズバリ。そして遂に回収率100%に到達。ここから更にアゲていくよ!


テーマの振り返り

距離延長馬は苦戦→ビンゴ!

同じマイル戦を経由した馬は【5・4・6・50】、単回値71・複回値89、距離短縮となる馬は【4・4・4・35】、単回値36・複回値118。勝率・連対率・複勝率は前走距離が延びるほど高くなっている。2021年2着サヴァ(14番人気)や2022年2着セキフウ(9番人気)はいずれも距離短縮ローテで穴を開けている。

ペリエール(前走1,900M、1番人気)、サンライズジーク(前走1,870M、7番人気)と距離短縮組がワンツーフィニッシュ。グレートサンドシー(前走1,400M、3番人気)は5着、ヘンリー(前走1,400M、5番人気)は7着といずれも圏外に飛んだ。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週も梅雨空続きで降ったり止んだりの繰り返し。ただ雨量としては大したことがなく、含水率は4コーナー3.6%、ゴール前3.7%。土曜朝時点では稍重に近い良だったが、夏のような暑さで乾燥が進んでパサパサになった。

  • 土曜のダートの決まり手は先行粘り込みより好位差しが優勢。時計の出方は速くもなければ遅くもない標準レベル。ここから乾燥が進むとより時計を要して前が残りそうな感じ。

  • ペース想定:平均(テン3ハロン34秒台前半)

  • ニシノカシミヤがハナに拘って前へ。ワールズコライドもこれに呼応する形で追随。ハードワイヤードも外から勢いを付けて前に行きそう。他にも先行馬が多く前掛かりな流れを想定。オーソドックスに差しが優勢。前で残すには相当なスタミナが必要。

レース指標

LAP:11.9-11.0-11.7-11.7-11.7-11.9-12.7-12.4
勝ち時計:1.35.0(良) テン3F:34.6 上がり3F:37.0

レースの振り返り

やはりニシノカシミヤが速い。あっという間に単騎独走。続いてサンライズジーク。単独2番手を確保。三浦さんナイス~!ペリエールは中団。想定より置かれたけど、馬なりでリカバーしてるから良し。ブライアンセンスはこの後ろ、外にハードワイヤードがいてちょっと掛かっているような感じ。オマツリオトコは後方から外に持ち出していったぞ。これは想定と違う。

サンライズジーク(青矢印)は2番手でフリー。
その後ろ、好位の内で持ったままのペリエール(赤矢印)。
ブライアンセンス(緑矢印)は馬群の中。

ニシノカシミヤ独走のまま直線へ。これを早速捉えに行ったのはサンライズジーク。三浦さん、1,000勝目はここで決めるか?鞭を入れて本気追いに移行。・・・あ、ダメだ。直後でルメールさんが見てた。ペリエールが馬なりでサンライズジークに並びかけていって、残り200Mでニシノカシミヤ共々丸呑み。ペリエール圧勝。知ってたけど強ぇ。サンライズジークは一杯になりながらも単独2着は確保。・・・最後方にいたメイショウモズが突っ込んできた?!ブライアンセンスは際どい3着争いの一角。

サンライズジーク(青矢印)に追わせるだけ追わせて
馬なり継続のペリエール(赤矢印)。格が違い過ぎる・・・。

ペリエールは想定通り内を立ち回っての先抜け。周りが追い出しに入っても持ったままを継続。鞭が入ったのは完全に抜け出した後、それも気合いを入れただけの軽い鞭。ここでは完全に役不足だった。青竜Sを楽勝したユティタムよりも更にワンランク上。

サンライズジークは馬が変わったかのような行きっぷり。やはり芝スタートがこの上なく合っている。兵庫チャンピオンシップで2秒8も負けていても、コースが変わるだけで即巻き返し。大衆は馬柱が汚れるとすぐに見限るので、こういう妙味はしっかり拾いたいところ。

ブライアンセンスはこの馬なりにスタートは出たが、周りが芝の上で加速したことで相対的に後ろに置かれてしまった。道中はハードワイヤードに外から蓋をされてイラつき、直線に向いても馬群を捌きながらの進出とペリエールに比べて面倒な競馬をしていた。こんな競馬では100回やってもペリエールに勝てない。

グレートサンドシーはスタートから手控えられ気味。最初から前に行くことを諦めていたような感じ。4コーナーで内に入れて直線強引に内を突いてきた。詰まりそうになりながらも器用に抜けてきて、満を持してスパートして一瞬伸び掛かったがすぐに勢いが無くなった。やはりマイルは少し長い。オマツリオトコは軽く浮き上がるスタートで初速が付かず後方からの競馬。4コーナーで大外に出して距離ロス。最後まで伸びていたが6着まで。何とも言い難い結果。

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