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【レース回顧Vol.198】第27回プロキオンS

レース結果・収支

1着【-】ゲンパチルシファー(4番人気)
2着【-】ヒストリーメイカー(14番人気)
3着【-】サクラアリュール(12番人気)
・・・
7着【△】サンライズノヴァ(7番人気)
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10着【▲】アルドーレ(3番人気)
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12着【○】ラーゴム(1番人気)
13着【◎】エアアルマス(6番人気)
14着【△】エクレアスパークル(9番人気)
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馬複10点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:82,780/81,500(101.6%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980


率直な感想

上位5頭オール無印。エアアルマス、いい感じでハナに立てたと思ったらトップウイナーが絡んできて共倒れ。ただ前有利と読んで結果が真逆だっただけの話で、完璧に外れてむしろ良かったと思う。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

今週は水曜に弱い雨、金曜と土曜にまとまった量の雨が降り、日曜朝時点の含水率は4コーナー11.9%、ゴール前11.3%と砂が締まって時計が出やすい状況。前日の3歳以上2勝クラスの1,700Mで1分42秒7という速い時計が出ており、スピードが無いとしんどい。昨年と同様、メイショウウズマサが逃げる展開で時計勝負が濃厚。前に付けて残れそうな馬をチョイス。後ろから行って前がタレるのを待つような馬はNG。

レース指標

LAP:7.0-10.6-11.7-12.1-11.9-12.4-12.9-12.4-12.7
勝ち時計:1.43.7(稍重) テン3F:35.3 上がり3F:38.0

メイショウウズマサがロケットスタートを決めてそのままハナかというところへ最内からエアアルマスが出てきてこれがハナ、と思いきやトップウイナーが絡んできて3頭が雁行状態。こんな状況で平穏が保てるはずがなく、先行勢が壊滅して差し・追い込み決着。展開読みを誤るとこうなる。


好走・凡退馬寸評、補足

1着【-】ゲンパチルシファー

先行勢が飛ばして空いたスペースから内に入れるゲンパチルシファー(赤矢印)。
3コーナー手前で捲り上げの形に備えて外に持ち出すゲンパチルシファー(赤矢印)。

序盤から前が飛ばす展開で、1コーナーまでに内に入れて好位に付け、3コーナーで外から交わす形に持って行くために外へ誘導。若干外を通る羽目になったが先行勢は程なく失速、勢いを付けて先頭に躍り出てそのまま押し切り。無駄が全くない洗練された騎乗。個人的にこのペースで捲り上げて押し切るとは思わなかった。

2着【-】ヒストリーメイカー

向こう正面半ばからいつものように手が動き始めるヒストリーメイカー(赤矢印)。
前を行くゲンパチルシファー(青矢印)を目標に追い上げるヒストリーメイカー(赤矢印)。

押しても前に行けず、中団外からの競馬。向こう正面半ばから手が動くのはいつものことで、このまま4コーナーでフェードアウトと思いきや、逆に勢いが付いて捲り上げの形に。直線はゲンパチルシファーが良い目標になって最後までしっかりとした脚を使った。ここ2走はテン3ハロンと上がり3ハロンのラップ差がコンマ5秒以内の平均ペース、今回とマーチS(3着同着)は共に1秒以上。今回は2秒7もあり、ズブさを隠せたのが好走要因か。

3着【-】サクラアリュール

道中一度も外に出さず、馬群の中から差し向けるサクラアリュール(赤矢印)。

行き脚が無いのは織り込み済みで、スタートから内に入れて後方待機。道中は外に持ち出す素振りを一切見せず、4コーナーに差し掛かっても動かず、直線に向いてから差し込んで通用。前崩れの展開に乗れたのと、外を回さず内を通ったのが好走要因。

7着【△】サンライズノヴァ

道中から行きっぷり今一つ、追い鞭が入っても後方のサンライズノヴァ(赤矢印)。

内から出たなりで後方2番手からの競馬。前が速くて付いていくのが精一杯といった感じで、途中で何度か肩鞭が入っていた。4コーナーでバシバシ鞭が入って、大外にぶっ飛んでいって終了。直線で前から下がってきた馬を交わしただけで、何の存在感も示せなかった。

10着【▲】アルドーレ

3コーナー付近から既に手応えが怪しく、最後方付近まで下がるアルドーレ(赤矢印)。

スタートから積極的に押してポジションを取りに行ったものの他馬にあっさり先制されて中団外からの競馬。3コーナーで押し上げに行っても馬が動かず、逆にヒストリーメイカーに交わされる始末。4コーナーでガシガシ追っても後ろに下がる一方で全く勝負に加われなかった。今年2月の仁川Sでテンが速くて上がりが掛かるレースでも好走していただけに、この負けっぷりは不可解。

12着【○】ラーゴム

スタートから一目散に押して前に出していったが、6番手がやっと。道中はゲンパチルシファーに蓋をする位置を進みながら、内からゲンパチルシファーが外に持ち出してくるとあっさり譲ってこの後ろへ。余裕の追走かと思いきや4コーナーで追い通しになり、そのまま力なく下がっていった。吾妻小富士Sはテン3ハロンと上がり3ハロンのラップ差がコンマ4秒のいわば楽ちんペース。今回のような出入りの激しい流れでは追走一手になっても文句は言えない。

13着【◎】エアアルマス

包まれて揉まれて砂被るのはダメ。ブリンカーを付けてあわよくばハナというのはよく分かるし、正直それを期待して馬券を買ったのだが、メイショウウズマサとトップウイナーという昨年の2・3着馬に絡まれたのは運の尽きだった。昨年は前残りの14番人気と12番人気、今年は追い込みの14番人気と12番人気が穴を開けた。

14着【△】エクレアスパークル

スムーズに前に行けたもののエアアルマスらが速く4番手まで。4コーナーで内に入れるなどの工夫はみられたが、ハイペースを直に付いていった代償は大きく、直線に向いて逆噴射。前が有利だろうと思って狙いに挙げただけに、真逆の流れならこの着順でも仕方ない。

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