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【レース回顧Vol.104】第10回アルテミスS

シゲルイワイザケ@福永さん、でかした。これはデカいよ。ベルクレスタの連対も堅そう。内枠ワンツー、ご馳走様!・・・って、デムーロさん差し切っちゃうんですか。これは勝った馬が強かった。無念。

20211030東京11R(1)

内枠3頭が好スタート。シゲルイワイザケ、ナイス。内側は何だかゴチャついている様子。

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パトロールを確認すると、フォラブリューテは左右から締められて進路が無くなって後退していた。これは痛い。

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ベルクレスタは行き脚が良過ぎて一瞬ハナに立ったが、この後抑えて3番手。シゲルイワイザケもボンクラージュに行かせた上で2番手を選択。

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シンシアウィッシュ、ミントは行きたがるのを我慢しながらの追走。フォラブリューテは口を割って掛かり気味。これは飛ぶかもね。

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ボンクラージュの楽逃げから離れた2番手にシゲルイワイザケ、少し置いてベルクレスタ。その後ろはまた少し離れてといった隊列。これはオイシイ。

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シゲルイワイザケ(緑)はこの位置で持ったままとか、福永さんスーパーナイス。ベルクレスタ(青)もその外で持ったまま。激アツ演出キタコレ。フォラブリューテ、サークルオブライフ(黄)ら後続勢は届くかどうか。

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満を持して追い出したシゲルイワイザケに馬なりで付いていくベルクレスタ。後続はまだ来ない。よし、貰った。ご馳走様。

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残り200Mを切り、ベルクレスタが先頭に替わる。シゲルイワイザケ、ご苦労様でした。って、外から何か飛んできた。

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シゲルイワイザケ残せー!残らない。ベルクレスタには届かないでしょ、ってこれも交わしますか。何なんだコイツは。

前走逃げ切り勝ちが3頭いるが、いずれもテンは緩く各馬出方を窺いながら固まっての追走を想定。少頭数なので距離ロスも考えにくく、展開面からの有利不利は無さそう。

結果的に展開の有利不利無し。ベルクレスタとシゲルイワイザケは完全にパターンに入ったかと思ったが、サークルオブライフが前走中山でやったことをここでも再現した。

1着-サークルオブライフはスタートから押して中団を確保。折り合いを欠いた馬が多かった中、手応え十分で追走。直線に向くところでスッと外に持ち出し、そのまま溜めて直線半ばでスパート。前走は中山で外捲り、今回は東京で大外一気。相当強い可能性あり。

【-】サークルオブライフ
前走は最内枠から出遅れるも3コーナーから一気に動いて捲り勝ち。今回のメンバーの中では異質な存在。溜めて弾ける競馬に対応できるかどうか。

2着◎ベルクレスタはスタートから行き脚がつき、ハナにも立てるような勢いから引いて3番手。シゲルイワイザケを射程圏内に置いてこれを目標に仕掛けて追い出したところまでは完璧だった。正直これで負けたらお手上げ。とりあえず前付けで勝ち負けしかけたというのは収穫。

【◎】ベルクレスタ
初戦で負けた相手はセリフォス。2戦目はモノの違いを見せつけて完勝。アドマイヤリードの半妹ということで東京マイルは打ってつけの舞台。

3着△シゲルイワイザケはスタートを出て早々に2番手を確保。手薄な前をインベタで回ってきて、直線半ばまで楽な手応えを有していたので残ったと思ったが、サークルオブライフの末脚の前では無力だった。上位2頭とは力の差を感じた。

【△】シゲルイワイザケ
サフラン賞は行った行ったの展開で及ばずの3着。今回も少頭数の内枠で条件的には悪くない。ここは上位クラスで走った経験が活かせる。

4着△シンシアウィッシュは好スタートから前目につけ、無難に折り合いながらの追走。直線は外に持ち出しそうにしていたがスペースが無く、ベルクレスタが抜けた後から外に持ち出してスパート。しかしジリジリとした伸びに留まった。単純にキレ負け。

【▲】シンシアウィッシュ
デビュー戦は終始外を立ち回り、直線半ばでスパートして突き抜け。溜めが効いて反応も速く、ここも外を通って突き抜けそう。

5着○フォラブリューテは前述の通りスタート直後に挟まれて最後方付近まで下がってしまうロスがあり、道中も時折口を割って行きたがるなどスムーズではなかった。結局直線でスパートに反応せず、流れ込むような感じでゴール。スタートで全てが狂ってしまった。

【○】フォラブリューテ
デビュー戦は再三内にモタれながら外から突き抜けて圧勝。粗削りながら末脚は強力。ここも外から差し向けて勝ち負け。

7着▲ミントは大外から行き遅れる形で中団からの競馬。道中はソワソワして行きたがるのを我慢しながらの追走。4コーナーで外からジワジワと出していって、直線半ばでスパートしたものの全く伸びずに逆に失速。ゲート入りの際に鞍下から汗がポタポタ落ちていて、まともな状態ではなかった。

【△】ミント
デビュー戦はスタート後一息も外を立ち回り、直線半ばから力強く伸びて快勝。良馬場で更に弾けそうな感じで期待。

印を回さなかった馬についてもコメント。

【-】ロムネヤ
デビュー戦は中山マイルで内ピタ、直線で2着馬に並ばせず押し切り勝ち。馬格が無く、逃げ以外で通用するか微妙。

3番人気8着。スタートでタイミングが合わずに行き遅れ、結局最後方からの競馬。それも1頭だけポツンと置かれての追走で、一番後ろから直線大外に持ち出してのスパートで詰め切れず。レースに参加したというだけの内容だった。

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