【レース回顧Vol.304】第54回読売マイラーズC
レース結果・収支
1着【◎】シュネルマイスター(1番人気)
2着【▲】ガイアフォース(4番人気)
3着【○】ソウルラッシュ(3番人気)
・・・
8着【△】エアロロノア(5番人気)
9着【△】ジャスティンスカイ(2番人気)
・・・
3連複6点的中!(14.2倍) 3連単12点的中!(73.7倍)
レース収支:+5,990 累計回収/投資:44,110/56,100(78.6%)
率直な感想
能力比較は競馬予想の基本のキなんだけど、案外みんなこれが出来ていない。条件戦を含む3連勝中のジャスティンスカイとGI馬でGIの常連シュネルマイスターのどっちが強いですか?なんてサービス問題、間違えようがない。ソウルラッシュも強いし、この2頭絡みの3連単で当たるでしょと踏んできっちり的中。ガイアフォースが差してきたのは想定外だったけど。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
今週は火曜、水曜と天気が崩れたが降水量は大したことがなく、木曜以降は快晴続き。月・火曜に芝刈り、木・金曜に散水を実施。含水率は4コーナー8.3%、ゴール前9.4%。日曜朝時点のクッション値は9.5。
新装グランドオープン初日はセオリー通り内前優勢。時計は普通かと思いきや、最終レースの外回りマイル戦で1分32秒4と速い時計が出た。基本は前での粘り込みだが、能力が抜けていれば外差しでも来れる。非常にフェアな馬場。
ペース想定:やや速い(58秒台)
シャイニーロックがハナ。ビーアストニッシドは押しても2番手までか。ガイアフォース、ザイツィンガー、キングエルメスが続く程度で前は手薄。人気どころは総じて後ろからの競馬になりそうで前に展開利が生じる。後ろ過ぎると差し損ねが怖い。
レース指標
LAP:12.3-10.7-11.4-11.7-11.3-11.1-11.5-11.5
勝ち時計:1.31.5(良) テン3F:34.4 上がり3F:34.1
レースの振り返り
ソウルラッシュが絶好の飛び出しを決めて前へ。一方でガイアフォースはスタート直後によろめいて後ろからの競馬。これはキツい。エアロロノアはいつもより位置を取って中団の外。良いんでないかと。ジャスティンスカイも早々に外から被せられて後方からの競馬。これも位置取り的にキツい。シュネルマイスターは後方の外。包まれるよりいいけど、ちょっと後ろ過ぎかな。
シャイニーロックが気分良く逃げて、4コーナーでも有力どころはまだ後ろ。シュネルマイスターは余裕かませ過ぎのような気がするけど、大丈夫かな。ソウルラッシュが外前から反応して直線に向き、前との差を詰めていく。ジャスティンスカイとシュネルマイスターはまだ後方。
残り200Mを切ってもまだシャイニーロックが先頭。ソウルラッシュが来る。続いて芦毛。・・・ガイアフォース?お前、差せるんかい!大きな跳びで前に迫っていく。そしてその外からシュネルマイスター。ソウルラッシュがシャイニーロックを捉えて、ガイアフォースがソウルラッシュを捉えて、シュネルマイスターがサクッとまとめ差し。まあ、こうなるよね。
シュネルマイスターは早めに栗東入りして調整程度の仕上げで完勝。知ってたけどここでは格が違った。それよりも一番の驚きはガイアフォースの差し。包まれたらイラつくはずなのに大人しく追走して、直線で馬群の中を通って追い上げる味な競馬。正直初マイルでここまで走るとは思わなかった。ソウルラッシュはスタートを決めて楽な立ち回り。差されはしたがこういう競馬が出来るなら大崩れしない。
エアロロノアはこの馬なりに位置を取って理想的な競馬が出来たが弾けず。勝ちに行ってもダメ、引くと届かない。このクラスではしんどい。ジャスティンスカイは序盤から内に閉じ込められ、4コーナー付近からはシュネルマイスター@ルメールが壁で外に出せず。上のクラスに上がると自分の好きなようには競馬をさせてもらえない。
シャイニーロックは単騎逃げで寸前まで粘ったものの、ラストでどんどん外に膨れて直後にいたビーアストニッシド、キングエルメスの進路を狭める不利を与えてしまった。ビーアストニッシドとキングエルメスに勢いが無かったので降着にはならなかったが、そもそもシャイニーロックが真っ直ぐ走れていたらひょっとするとソウルラッシュに先着していたかもしれない。開幕週の単騎逃げの恐ろしさを垣間見た。
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