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【レース回顧Vol.109】第11回みやこS

展開読みってのは本当に大事で、自分の予想では必ず取り入れるようにしている。今回は人気どころが総じて前で、中団差しが有効とみて◎ロードブレス。抑えに△メイショウハリオを入れて盤石だと思った。まあ実際△-◎なんだけど、買い方をミスってハズレ。ボックスじゃなくて流しでも当たってたやん。何ということでしょう。詩に鯛。

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ヴェンジェンス、アナザートゥルース、ダンビュライトが好スタート。これにオーヴェルニュ、アシャカトブも加わっての先行争い。

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アナザートゥルースが先手を取り切り、アシャカトブ、オーヴェルニュ、ダンビュライトと続く。クリンチャー、メイショウムラクモはこの後ろ。

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前はアナザートゥルースを先頭にごった返している。ロードブレスは位置を下げて後方から2頭目。想定していたよりも後ろ。届くかなコレ…。

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1,000M通過62秒1、アナザートゥルースの逃げに付き合って後続が密集。ただオーヴェルニュは早くも一杯。おいおい、何やってんの。

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アナザートゥルース(緑)はラチに寄せて逃げ込み態勢。直後のアシャカトブ、外前のクリンチャーがこれを追い掛けていく。後続はメイショウハリオ(黄)、ロードブレス(青)を含めてまだ後方。

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何というか、アナザートゥルースが止まる気配がない。ここ2戦は一体何だったんだ?クリンチャーも伸びが鈍い。後方からはメイショウハリオが凄い勢いで伸びてきたが前とはまだ差がある。

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メイショウハリオが先頭に替わるような勢い。その後ろからロードブレスが凄まじい勢いで突っ込んできた。キター!突き刺せー!

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差し馬同士のワンツー!獲った!と思ったが、よく考えたら△との組み合わせの馬複を買ってない。アナザートゥルースの3連複も勿論持ってない。ということはハズレなのかコレ?あー、氏煮たい。

逃げ馬不在。初ダートのダンビュライトが大外から行くかもしれない。ただ2番手がクリンチャーやオーヴェルニュ、メイショウムラクモら人気どころで固まりそうで、実績馬による前掛かりの流れを想定。展開妙味は中団からの差し込み。

ビンゴ。アナザートゥルースがスローで先導、好位付けの馬が後半のペースアップに付いて行けず脱落したところを後方待機勢が強襲。人気どころが総じて前なら妙味は後ろ。この逆もまた然り。

1着△メイショウハリオはスタート後の行き脚が悪く、他に置かれる形で後方待機。4コーナーでも後方で押っ付けていて、手応えはあまり良く見せなかったが、坂下で進路を確保してからは凄い伸びで突き抜けた。前走見せた伸びは本物だった。

【△】メイショウハリオ
ここ2戦は距離を延ばしながら善戦。太秦Sは前残りの展開で最内から突っ込んできて2着。内を捌けるなら少なからずチャンスあり。

2着◎ロードブレスはまずまずのスタートから1コーナーで中団の外を確保。ただその後徐々にポジションを落とし、3コーナー過ぎから手綱を動かして進出開始かと思いきや4コーナーで動かず。勝負捨てたのかと思ったが、直線で冷静に進路を確保してからスパートすると凄まじく伸びた。やはり休み明けは走る。今回は展開が向いただけに差し切っておきたかった。

【◎】ロードブレス
過去休み明けは得意にしており、平安S惨敗から間隔を空けたエルムSも差し込んで3着と健闘。ここは差し向きの流れが想定されるだけに期待。

3着-アナザートゥルースはスタートから行き脚が付き、内枠を利してハナへ。直後はビッシリと付いてきたものの並びかけてくる馬はおらず、マイペースで進んで4コーナーでも手応え十分。そのまま残る展開だったが、後方で脚が溜まっていた2頭に瞬時に交わされた。ここ2戦何故ここまで負けるのか意味が分からなかっただけに、まともに走ってきて安心した。

【-】アナザートゥルース
ここ2戦は行きっぷりが最悪で何も出来ずの惨敗。何故ここまで負けるのか意味が分からない。今回再度ブリンカーを試してくるが効果は無さそう。

6着▲クリンチャーは程々に押して前に出していったものの、他に行かれて外の5番手というやや不本意な位置取り。4コーナーで忙しくなってきても馬なり、直線外前からいつものように押し切るかと思いきや、残り200Mを切ったところで脚が止まってしまった。昨年に比べて1,000M通過が1秒6も遅く、後ろから一気に来られる展開で手も足も出なかった。

【▲】クリンチャー
昨年の勝ち馬。直線急坂で力が要る阪神ダートは合っている。前付け出来て有力だが、久しく休み明けで勝っていない分割り引く。

7着△スワーヴアラミスはスタート直後に僅かに躓いて行きそびれ、1コーナーはロードブレスと並んで後方の外を追走。道中少しずつポジションを上げ、3コーナー過ぎから猛然と仕掛けていって直線も程々に伸びたが前には全く届かなかった。今回は後ろに置かれた時点でどうしようもなかった。

【△】スワーヴアラミス
昨年のこのレースはブラジルCから中1週で使って惨敗。使い込んで調子を上げていくタイプで、好走が続いている勢いに素直に乗りたい。

12着○オーヴェルニュはスタートを決めた上で内に入れて3番手を確保。折り合いも問題無く、どこで押し上げていくのかとみていると3コーナーで早くも手が動き始め、周りに交わされる形で後退。直線に向いてまた伸びかけたものの、ラスト200Mで完全に手応えが無くなった。ここ2走のアナザートゥルースのように、ここまで負ける意味が分からない。

【○】オーヴェルニュ
完勝した東海Sと平安Sはいずれも時計が出る馬場状態で、相対的に前付けが向いた感。ただ良馬場でも問題無く走るし、格落ち戦で順当に巻き返し。

印を回さなかった馬についてもコメント。

【-】メイショウムラクモ
ここ2戦は外枠から直線あっさり抜け出して楽勝も、負かした相手がその後人気を背負って飛んでおり、相手に恵まれた感じがしなくもない。

2番人気5着。スタートから特に動かず、先行集団の後ろを追走。差しに構えて実際に伸びてきたが結果的に着拾いの内容。悪くもないが良くもない微妙な結果。古馬と張り合うにはもう少し経験が必要か。

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