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【レース回顧Vol.359】第26回富士S


レース結果・収支

1着【○】ナミュール(1番人気)
2着【△】レッドモンレーヴ(4番人気)
3着【▲】ソーヴァリアント(6番人気)
4着【◎】イルーシヴパンサー(3番人気)
・・・
6着【△】エターナルタイム(2番人気)
・・・
10着【△】ジャスティンスカイ(5番人気)
・・・
馬複5点+4点的中!(17.0倍) 3連複10点+6点的中!(60.6倍)
レース収支:+5,260 累計回収/投資:147,610/140,900(104.8%)


率直な感想

もう、何なん?何で綺麗に抜けるの?イルーシヴパンサー4着とか舐めてんの?4コーナーの位置取りを見て「勝った、絶対勝った、今度こそ当たる・・・」と確信したのに。ナミュールが抜け出して、レッドモンレーヴが飛んできて、ソーヴァリアントも来たのにノーマネーフィニッシュ・・・の画がレース前に見えたので、直前でナミュールからも流しておいた。

受付番号0001(当初の買い目)は絶妙に抜け。

トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 先週日曜はクッション値8.4、含水率13~14%台にしては時計が出ていて、11RのオクトーバーS(3歳以上OP/芝2,000M)で1分58秒0、12Rの鷹巣山特別(3歳以上2勝C/芝1,600M)は1分33秒2と標準以上の時計が出た。軽くて時計が出る馬場継続。内も外も使えている。

  • 速い逃げ馬不在。ユニコーンライオンがハナを務めそうだが、先頭に立つというだけで優位性は認められない(スピードが無いので捕まる)。これを2番手で追った組が直線先に抜け出して、差しがどれだけ迫れるかといったところ。2番手~中団辺りに付けそうな馬に注目したい。

レース指標

LAP:12.0-10.8-11.2-11.2-11.5-11.4-11.7-11.6
勝ち時計:2.01.1(稍重) テン3F:36.4 上がり3F:34.0

レースの振り返り

タイムトゥヘヴンとキラーアビリティが出遅れた以外は綺麗なスタート。特に桃帽の2頭が好スタート。ナミュールは普通に出ていた。まずはユニコーンライオンが出てきて・・・、ダノンタッチダウン?親父が仕掛けてきた。場内がどっと沸く。ステラヴェローチェが掛かり気味に追走して、ユニコーンライオンもしっかり追従。これ、ペース速くない?

エターナルタイムが4番手、イルーシヴパンサーはこの外5番手。望未、めっちゃええやんかお前・・・。勝ったやろコレは(1回目)。ナミュールは後方4番手の内。え、届くかコレ?と思ったけど、想定外に前が速そうだから大丈夫かな。テン3ハロン通過34秒0は考えていたより1秒近く速い。これは前潰れるぞ。

ペースが速いとはいえ、後方内に鎮座するナミュール(赤矢印)。
どこからでも捌くと言わんばかりのポジショニング。

イルーシヴパンサーが持ったままで4コーナーを通過。エターナルタイムを巻き込みながら外の4番手。エエヤン望未。勝ったやろコレは(2回目)。さあ、どこで仕掛けるか。エターナルタイムも持ったままで応戦。へー、やるやん。しかしどこまで持つかな?さあ、残り400M。そろそろGOだ望未。勝ったやろコレは(3回目)。・・・あれ?エターナルタイムのほうが手応えが楽?えっ?遅れてないか?嘘だろ?おい、望未!死ぬ気で追え!あー、伸びない。オワッタ。

イルーシヴパンサーの外からナミュールが伸びてきて、レッドモンレーヴが例の如く馬鹿の一つ覚えの外差しで突っ込んでくる。この2頭が完全に抜け出す。3着争いは内のエターナルタイムが防戦一方。マテンロウオリオン、イルーシヴパンサー、ソーヴァリアントの3頭が伸びてきて、外ソーヴァリアントが先着。イルーシヴパンサーは4着。マジか・・・。毎週毎週絶妙に抜ける。冗談抜きで全く当たらない。何でこうなるの?

イルーシヴパンサーとジャスティンスカイの間に割って入るナミュール(赤矢印)。
今回は自ら「道」を切り開いた。

ナミュールは直線に向いてからジャスティンスカイが邪魔になりながらも直線半ばで冷静に捌いて突き抜け。やっぱりこのお馬さん、まともに走ったら強い。勝ち時計1分31秒4は安田記念と同じ時計。これならGIでも勝負になる。レッドモンレーヴはいつも通りの競馬。想定以上にペースが上がったことで差脚が活きた。調教イマイチとは一体何だったのだろうか。

ソーヴァリアントは先行争いから早々に身を引いて中団待機策。ナミュールより少し前といった位置取り。4コーナーで外に持ち出して、ジリジリと押し上げて3着。差す競馬で好走したのは意外だった。ただ途中レッドモンレーヴには並ぶ間もなく交わされていて、マイル適性の差を感じた。ベストは2,000M以上。

イルーシヴパンサーは結果的に前付けが仇。先着を許した3頭はいずれも自身より後方かつ外からの差しだった。4コーナーで並んでいたエターナルタイムにスッと離されて、ゴール前で再度伸びてきたが間に合わなかった。パドックからずっと舌を越していて、レースに集中できていないようだった。次走以降舌括りをしてきそう。

エターナルタイムはこのペースかつこの相手で6着なら御の字。流れが落ち着いて上がりだけの競馬ならワンチャンあったかもしれないが、1分31秒4の決着では厳しかった。そもそも別定GIIに条件戦上がりの馬が1番人気(最終的に2番人気)は過剰評価。ジャスティンスカイは負け過ぎ。時計が速かったとしても、外差しの形から直線何も出来なかったのは物足りない。

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