見出し画像

【レース回顧Vol.291】第70回毎日杯

レース結果・収支

1着【-】シーズンリッチ(5番人気)
2着【○】ノッキングポイント(2番人気)
3着【-】ドットクルー(6番人気)
4着【△】ドクタードリトル(3番人気)
5着【▲】エマヌエーレ(9番人気)
・・・
10着【△】アドマイヤイル(4番人気)
・・・
12着【◎】キングズレイン(1番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:29,430/39,600(74.3%)


率直な感想

キングズレイン、スタートは普通に出たのに進んでいかない。行き脚が良くないのは想定内だったが最後方というのは想定外。4コーナーで押っ付けまくっていたのを見て惨敗を悟った。手塚さんはデビュー当初からずっと「緩い、完成は先」と言っていたし、この負けは必然だったのかもしれない。ただそれにしても負け過ぎでしょ・・・。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は火曜にお湿り程度、木曜に12.5ミリの降雨を記録。月曜に散水、火曜に芝刈りを実施。含水率は4コーナー10.7%、ゴール前10.2%、土曜朝時点のクッション値は9.3。良に限りなく近い稍重でスタート。

  • 今週から開催替わりだが、前開催に引き続きAコースを使用。3~4コーナーの内側は傷んできているが、直線は良好な状態をキープできている。先週日曜メインの阪神大賞典もジャスティンパレスが内伸びで制しており、少なくとも外が有利には見受けられない。9レースの山陽特別(4歳以上2勝C/芝1,400M)が1分20秒4で決しており、馬場は軽くて高速。

  • ペース想定:平均~やや遅い(60~61秒台)

  • エマヌエーレの逃げ。シーズンリッチが素早く2番手に取り付き、他は流動的。前走で中団より後ろから競馬した馬が多く、前が楽出来そうな感じ。基本的に速い時計が出る馬場だけに、後ろから差すより前に付けて押し切るほうが楽。

レース指標

LAP:12.3-10.9-11.8-12.0-12.2-11.8-11.4-11.5-12.7
勝ち時計:1.46.6(良) テン3F:35.0 上がり3F:35.6

レースの振り返り

外枠が総じて好スタート。フルメタルボディーが行きかけるところ、内からセレンディピティが並びかけてこれがハナ。エマヌエーレはフェイトにも行かせて4番手。シーズンリッチはノッキングポイント、ドットクルーと並んで5番手の内を進む。キングズレインは後方2番手の内という考えられる中で最悪の位置取り。しかも4コーナーで押っ付けまくり。あ、終わった。

セレンディピティ先頭のまま直線へ。外からエマヌエーレ、ドットクルーが詰め寄り、この間からシーズンリッチが接近。更に大外からノッキングポイントが追い込んできて大激戦。内からシーズンリッチが抜け出し、大外ノッキングポイントの追撃を振り切りゴール。

シーズンリッチは道中好位の内から直線狭いところを捌いて伸びてきた。ラスト1ハロンで12秒7を要す消耗戦でジリ脚をカバー。共同通信杯組は4着タスティエーラが弥生賞を制すなどハイレベル。ノッキングポイントは4コーナーからアドマイヤイルが壁でスパートが遅れたのが最後に響いた。外前が取れていれば差し切っていたかもしれない。ドットクルーは操縦性が高く、4角外前の理想的な競馬が出来たがラストは根負け。パンパンの良馬場ならもっと走るはず。

シーズンリッチ(赤矢印)は4コーナーでは馬群の中にいた。
ノッキングポイント(青矢印)は外が壁で進出が遅れる。
ドットクルー(緑矢印)は外前の絶好位。

キングズレインは4コーナーで既にフラフラで競馬以前の問題。1,000M通過59秒2はこの馬にとっては速かったのかもしれないが、押しても進んでいかない(ポジションが取れない)というのは重症。直線は途中から観念して追っていなかった。これで春シーズンは事実上閉幕。秋にまた会いましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?