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【レース回顧Vol.163】第70回日経賞

レース結果・収支

1着【◎】タイトルホルダー(1番人気)
2着【-】ボッケリーニ(4番人気)
3着【-】ヒートオンビート(2番人気)
・・・
6着【△】ワイドエンペラー(7番人気)
・・・
8着【▲】アサマノイタズラ(3番人気)
・・・
10着【△】エフェクトオン(10番人気)
・・・
12着【○】ウインキートス(5番人気)
・・・
馬単4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:0(馬券買い忘れ) 累計回収/投資:28,050/40,400(69.4%)


率直な感想

分かり切ってたけど行った者勝ち、控えた者負け。ウインキートスがスタート直後に挟まれて後ろからとかキツイっす。本当に何もさせてもらえなかった。タイトルホルダーは両サイドから迫られる厳しい展開で勝利。これは次に繋がる。ちなみに予想は外したが、馬券を買い忘れていたというミラクルでプラマイゼロ。ラッキー!


テーマの振り返り

重賞を経由した4歳馬を買え→ビンゴ!

4歳馬は平買いするだけでプラス。但し自己条件を経由した4歳馬は【0・1・0・7】、連対したのは1000万下(現2勝クラス)と1600万下(現3勝クラス)を連勝していた2018年2着チェスナットコート(7番人気)のみ。

タイトルホルダー(1番人気)が勝利、アサマノイタズラ(3番人気)は8着。タイトルホルダーは普通に買えるので大したことはない。

好相性ニックス馬を買え→保留

父がサンデーサイレンス系かつ母父がノーザンダンサー系の馬はとりあえず買っておいて損はない。

クレッシェンドラヴ(8番人気)4着、アサマノイタズラ(3番人気)8着。人気の無いほうが上位に来たので、有効なテーマとして覚えておきたい。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

前開催に引き続きAコース使用だが、先週も内前馬場継続。馬場の内、特に3~4コーナーは減速しそうなぐらい土が掘れてきているものの、内ピタのメリットがこれを上回っている。レースの時間帯は降雨こそないものの強い南風が吹くという予報。道中向かい風でペースが落ち着いて、直線で後ろから後押す風になるので先行有利。差すにしても内を捌いて上がってこないと間に合わない。4コーナー外回し、直線外差しはNG。

レース指標

LAP:6.9-12.0-12.6-12.6-12.7-13.4-13.4-12.8-12.3-12.0-11.7-11.2-11.8
勝ち時計:2.35.4(稍重) テン3F:37.8 上がり3F:34.7

タイトルホルダーが先手を奪い、定石通り向こう正面でペースを落として3コーナー過ぎからペースアップして押し切り。これでは後ろからは絶対に差せない。2着ボッケリーニ、3着ヒートオンビート、4着クレッシェンドラヴとタイトルホルダーの後ろにいたメンバーがそのまま上位を形成。


好走・凡退馬寸評、補足

1着【◎】タイトルホルダー

左鞭を入れ続けているにも関わらず外へ行くタイトルホルダー(赤矢印)。
開いた内からボッケリーニ(青矢印)が迫る。
離れた外からヒートオンビート(緑矢印)が伸びる。大ピンチ?!

スタートから押して前に出していき、難なくラチに寄せてハナ確定。後続がしっかり付いてきたがお構いなし、終盤でペースを上げて粘り込みを図ったところ、左鞭を入れ続けているにもかかわらずラチから離れて外へ。直後にいたボッケリーニがここぞとばかりにスパートで迫り、際どく迫られたがゴール前伸び返して押し切った。溜め逃げを打って直線で二の脚を繰り出したのは評価したい。

2着【-】ボッケリーニ

タイトルホルダー(青矢印)が絞り込むまでに前に出るボッケリーニ(青矢印)。

タイトルホルダーより先に前に出てきて、タイトルホルダーがハナを確定させた後はこの真後ろを追走。タイトルホルダーにピッタリ付いていって、ペースアップにも一早く対応。直線でタイトルホルダーが外へ行き、内に突き刺しスペースが出来たが及ばなかった。内枠だったとはいえ、スタートから位置を取りに行った浜中騎手の手腕が光った。

3着【-】ヒートオンビート

行き脚はボッケリーニと同等だったが、先にボッケリーニが行ってその後ろという位置取り。道中からずっと内から2頭目のところを通り、終始被されることなく直線に向いて追い出し放題。内のクレッシェンドラヴを競り落として尚も前を追ったが及ばず。それもそのはず、上がり3ハロン34秒6はボッケリーニ、ハヤヤッコ(!)と並んで最速タイだったが、タイトルホルダーも34秒7でまとめていて物理的に詰められなかった。

6着【△】ワイドエンペラー

ゲートを出てからが遅く、速攻で置かれて後方からの競馬。1周目スタンド前こそ後方にいたが、2コーナーにかけて外を通ってヒートオンビートの後ろまで押し上げ。4コーナーまでにヒートオンビートの外を捲り切る作戦だったが捲り切れず、直線はヒートオンビートの後追いで終わった。残念ながら力及ばずだった。

8着【▲】アサマノイタズラ

タイトルホルダーの溜め逃げを後方外で付いていくアサマノイタズラ(赤矢印)。

行き脚が無く、今回も後方からの競馬。道中は緩い流れを後方外で付いていった。内ピタ先行レースでこの位置ではどうしようもない。結局直線で大外に放り出して終了。こういう競馬をすることは分かっていたはずで、今回はこの馬を買った人が悪い。

10着【△】エフェクトオン

内枠からスタートを決めながら特に動かず、ハヤヤッコにも割り込まれて中団後方内からの競馬。4コーナーで窮屈になり、直線に向くところでもまだ中団付近。一応伸びてはいたが、前が止まらずフェードアウト。少しでも控えに回った時点でアウト。

12着【○】ウインキートス

ウインキートス(赤矢印)はスマイル(青矢印)に進路を閉じられ行き場を無くす。

スタートで僅かに遅れたところ、外からスマイルに幅寄せされて後ろに下がってしまった。石橋騎手は急いで手綱を外に引っ張ったが、ウインキートスはそのまま内に入っていった。最初のコーナーはまさかの最後方通過。これではどうすることもできない。勿論この結果は度外視が妥当。

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