見出し画像

【レース回顧Vol.421】第72回日経賞


レース結果・収支

1着【▲】シュトルーヴェ(4番人気)
2着【-】クロミナンス(2番人気)
3着【◎】マイネルウィルトス(3番人気)
・・・
5着【○】ボッケリーニ(1番人気)
6着【△】アドマイヤハレー(7番人気)
・・・
単勝1点ハズレ 馬複6点ハズレ 3連複8点ハズレ
レース収支:-1,500 累計回収/投資:16,510/42,600(38.8%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,010


率直な感想

5歳の玉無しニュースターが爺さん共を貫いて勝利。それにしても親父が気分良く逃げてるのに、何で武史は面倒臭い競馬やってんの?アドマイヤハレーが動いていったシーン、あれはお前が動くところやったやろ。毎週毎週、競馬でストレスが溜まる・・・。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 中山も阪神と同じく今週から開催替わりだが引き続きAコースを使用(来週からBコース使用)。3~4コーナーの内は芝が剥げてボコボコ、4コーナーは芝ではなく土の塊が跳ねている状態。直線も内側が傷んできて中央から外からの差しが目立ってきた。この状態で雨が降ると内は厳しそうだが、中山は雨の降り始めが遅くギリギリ良馬場でレースが出来そう。

  • 明確な逃げ馬不在。いずれにしてもコーナー6つの長距離戦で流れは落ち着かざるを得ない。馬場の内が荒れていても、距離ロスを抑えて内ピタで回ってきた先行馬が押し切りそう。

レース指標

LAP:6.8-11.9-12.1-11.5-11.6-12.1-12.3-12.4-12.2-12.3-11.8-12.0-12.4
勝ち時計:2.31.4(良) テン3F:36.6 上がり3F:36.2

レースの振り返り

逃げ馬がいない。何が行くのかな・・・って、やっぱりな。横山親父が行った。この男、こういった隙は絶対見逃さない。まあ京都記念の失速振りからして、ここも終盤ヘタって終わるでしょ。ヒートオンビートが2番手。これも内枠有利で運べている。ボッケリーニが4番手で、マイネルウィルトスがその後ろ。なんでやねん!

1,000M通過60秒フラット(実際は59秒9)。長距離戦だとこれでも大逃げになる。ちょ、ちょっとマズいかも・・・。マイネルウィルトスは依然として後ろ。その外をアドマイヤハレーが軽やかに追い抜いていく。マイネルウィルトスはまだ動かず。えぇ・・・?ボッケリーニが動き始めたのを見て連動して進出。後追いやん・・・。

逃げ込みを図るマテンロウレオにボッケリーニが接近。間のアドマイヤハレーは遅れた。外からはマイネルウィルトスにクロミナンスが猛追。その内からシュトルーヴェもやってきて、内外をまとめて交わしてゴール。2着はクロミナンス。マイネルウィルトスは明確に遅れた。武史・・・。

シュトルーヴェは凄まじい末脚を持っていたのは知っていたが、中山の荒れた馬場でも同じ脚が使えるか半信半疑だった。しかし今回も馬群を縫っての差し切り。根性のある差し馬。新緑の京都のほうがもっと伸びそうで、天皇賞春に出てくるなら要チェック。

クロミナンスは直線で大外に持ち出し、前の争いからワンテンポ遅らせてスパートしたのが嵌った。マイネルウィルトスは想定より速い流れになったことでジリ脚が再発。もう一段前が欲しかった。ボッケリーニはマテンロウレオをまともに捕まえに行った結果の差され負け。3戦連続2着の1番人気馬の単勝なんて買いたくなかったし、この結果は順当。アドマイヤハレーは期待した通りの競馬をしてくれたので満足。これなら負けてもスッキリする。


レース結果からの教訓

  • 高齢馬が人気上位なら若い馬に目を向けてみる。シュトルーヴェは格下とはいえボッケリーニやマイネルウィルトスにはない強力な決め手を持っていた。

  • 人気が中途半端に浮いた戸崎さんを侮るなかれ。断然人気でなければ落ち着いた騎乗をする(断然人気だと焦って変な騎乗をする)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?