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【レース回顧Vol.26】第39回ローレル競馬場賞中山牝馬S

えーっと、たまには自慢していいスか?

【1】ワンペースでタフな馬
アブレイズ(フラワーCを上がり3ハロン36秒7で勝利)
フェアリーポルカ(昨年不良馬場で勝利)
ロザムール(3走前キレ負け⇒前々走逃げ切り⇒前走中山金杯4着)
ランブリングアレー(上がり3ハロン最速が一回もないオープン馬)

なんと、1着・2着・3着全部言い当てていた(アブレイズは12着)。凄くない?詮索し過ぎてロザムールをパスしちゃったのが惜しまれるが仕方ない。真田理さん、ヒントをくれてありがとう。

20210313中山牝馬S複勝時系列オッズ推移

ちなみにこのレース、ドナアトラエンテの複勝に2,500万円ほど入れていた人がいたらしい。何でこんなドロンコ馬場のレースに突っ込んだんだろう。明日のデアリングタクトにぶち込めば楽に250万円儲かったのに。

そんなこんなで今日も楽しくレース回顧、行ってみよ~。

20210313中山11R(1)

外のほうがバラッとしたスタート。内ではシャドウディーヴァが出遅れて後方から。ロザムールのハナ主張に対し、主に外枠の馬が追随。フェアリーポルカは中団の内、アブレイズはその後ろ。

20210313中山11R(2)

各馬ほぼ固まって1コーナーへ。フェアリーポルカは外から被せられて後方へ。うーん、これは終わったか?リリーバレロ、ドナアトラエンテ、リアアメリアの位置にいたかったのだが…。

20210313中山11R(3)

フェアリーポルカはランブリングアレーやアルーシャよりも後ろ、丁度中団にいた。内が空いているようで、順調にポジションを上げてきていた。ちなみにアブレイズは後ろから2番目にいたので馬券は諦めた。

20210313中山11R(4)

何だかよく分からないが、フェアリーポルカが馬群を縫ってぐんぐん上がってきた。あの位置から追い上げてくるとは…。軸で買った自分でもビックリ。こりゃイケるかもしれないね。

20210313中山11R(5)

水しぶきと土の塊が飛び跳ねる4コーナー。ロザムール(青)は内ピタで粘り込み態勢。フェアリーポルカ(緑)も道中追い上げの勢いを継続。ランブリングアレー(黄)は終始外を回して4コーナーも大外へ。

20210313中山11R(6)

ゴール寸前。この絵だけ見ればフェアリーポルカが勝ちそうな感じがするのだが、この時完全に脚が上がっていた。ランブリングアレーが差してきて、ロザムールが粘って、フェアリーポルカも…って、ホウオウピースフル?!

展開面では今回もロザムールの単騎逃げが濃厚。内からはリアアメリア、アブレイズ、フェアリーポルカ、ドナアトラエンテ辺りが前へ。1,000M通過は昨年並みの61秒前後、どちらかといえば前が手薄で、中団より前が狙い目。タフな馬場でいかにタレずに踏ん張るかを見届けたい。

一応ビンゴ。ロザムールは直後にスイープセレリタスらにマークされたが大勢に影響無し。早め押し上げのフェアリーポルカとのワンツーなったかと思ったが、ラスト1ハロン14秒4が示す通り脚が上がってしまった。外差しに賭けたランブリングアレーの作戦勝ちといったところか。

1着△ランブリングアレーは終始外を通らされたが追走はスムーズ、4コーナーで外に振られてもラストしっかり届いた。ちなみにこのレース、愛知杯を経由した馬が7年連続で3着以内に来ていたので軸も考えたが中団より後ろもあり得たので印を薄くしてしまった。反省。

2着-ロザムールはマイペース単騎で居残り。不良馬場は江の島Sでボッケリーニの2着があり克服済みで、中山金杯から1ハロン距離短縮も上手く作用した。たださすがにラストは脚が上がった。馬場が極端に振れた時は軽ハンデの逃げ・先行馬がジャスティスであることを再確認。

3着◎フェアリーポルカは1コーナーで位置が取れなかったので惨敗を覚悟したが、道中内を通って追い上げ、4コーナーでも強気に攻めて直線入口で3番手まで押し上げ成功。直線もよく追い上げたが最後の最後に止まってしまった。小回り適性の高さは疑いようがない。

8着△サトノダムゼルはスタートを決めながら内に入れず、終始外を立ち回らされての追走。4コーナーでも外に振られ、ランブリングアレーと並んでの追い上げになったが直線の脚色は全く違った。今回の敗因は枠。内枠先行ならもう少しやれたはず。

9着○ドナアトラエンテはスタートから促して4番手の外というフリーな位置を確保。4コーナーまでにスイープセレリタスの外に持ち出しておきたかったが、手綱が動いている割に前に行けず、直線の坂を迎えるまでに勢いが無くなった。前走よりも更に4秒以上遅い極重決着で適性の差が出た。

12着☆アブレイズはスタートから控えて後方待機を選択した時点で終了。折角内枠を引いたのに何やってんの。控えるって分かってたら1円も買わなかったって。単騎逃げ濃厚のロザムールを落としてまでもこの馬を買ってしまったというのは今回最大の反省材料。

15着▲アルーシャはスタートをきっちり決めて中団前。脚を溜めていたはずが3コーナー付近で既に手応えが怪しくなり、4コーナー手前で鞭が入っても前に上がれず。直線でも一応追っていたがサッパリ伸びず、坂で完全に止まって歩いていた。クラブの規定でこれが引退戦。お疲れさまでした。

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