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【レース回顧Vol.273】第116回京都記念

レース結果・収支

1着【◎】ドウデュース(1番人気)
2着【▲】マテンロウレオ(6番人気)
3着【○】プラダリア(4番人気)
・・・
5着【△】キラーアビリティ(3番人気)
・・・
7着【△】ユニコーンライオン(5番人気)
・・・
馬複4点的中!(19.5倍) 3連複6点的中!(34.7倍)
レース収支:+4,420 累計回収/投資:9,460/17,800(53.1%)


率直な感想

府中のクラシックディスタンスでイクイノックスとアスクビクターモアを末脚一閃で切り捨てたドウデュースの実力がフルに発揮されれば、今回の相手なんて何でもないと考えて◎に据えて正解。前に行く馬も多かったし、エフフォーリアまで加わってくれたことで圧勝に繋がった。エフフォーリアは堂々勝ちに行ったものの心房細動発症で競争中止。今回はパドックを見て最終判断したものの、まだ絞れる余地があったし、何よりバシッとした雰囲気を感じなかったので見送った。天皇賞秋でコントレイルとグランアレグリアを沈めた馬。今回2番手に入れたのは次走以降に活きるはず。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は金曜にごく弱い雨が降った程度で概ね好天。含水率は4コーナー11.0%、ゴール前9.7%、日曜朝時点のクッション値は9.5。

  • 阪神は今週からAコースでスタート。前開催(Bコース)終了後、内回り3~4コーナーと直線の芝張替え、馬場の内側に洋芝の追加播種を実施。初日の昨日は4コーナーで先頭に立っていた馬が3着・1着・3着・3着とオール馬券絡み。前で粘るにしても、後ろから追い込むにしても内を立ち回らないとしんどい状況。外差しも来れなくはないが、勝ち抜けは困難と言わざるを得ない。

  • ペース想定:平均(60秒台)

  • 昨年逃げ切り勝ち、日経新春杯もハナを奪ったアフリカンゴールドがここで引く理由は無いが、今回はユニコーンライオンがいる。行き脚が付けばこれがハナ。同厩舎のキングオブドラゴンはユニコーンライオンのアシストに回って番手追走。ウインマイティーも前付けしそうで、内枠が総じて前を固める布陣。外枠の馬は中団より後ろの追走を強いられそう。後ろの追い上げが緩いと前残りだが、ドウデュースは捲り上げ型の追い込み馬だけにゴール前様相一変の展開を想定したい。

レース指標

LAP:12.5-10.9-11.2-12.3-12.6-12.4-12.3-12.2-11.6-11.3-11.6
勝ち時計:2.10.9(良) テン3F:34.6 上がり3F:34.5

レースの振り返り

ユニコーンライオンが好スタート・好ダッシュから早々とハナ確定。キングオブドラゴンが内を絞めてアフリカンゴールドの行く手を阻みユニコーンライオンへのアシスト成功。キラーアビリティとエフフォーリアのキャロット馬2頭も前に行き、エフフォーリアがユニコーンライオンの1馬身後ろに鎮座。1,000M通過59秒5、先頭から最後方まで10馬身圏内で凝縮。ドウデュースは中団外でいつでも発進OK。これはもう勝ち確定でしょ。ドウデュースは持ったままでGOサインを待っている状態。一方でエフフォーリアは4コーナーで押っ付け通し。あれ?一杯になるのが早過ぎる。こんなものか?

・エフフォーリア号は,競走中に疾病〔心房細動〕を発症したため決勝線手前で競走中止。

競走中の出来事等(JRA発表)

ドウデュースは唸るような手応えで外を回ってきて、直線に向いて粘り込みを図るユニコーンライオンをあっさり捉えて突き抜け。楽な手応えで1馬身、2馬身、3馬身と後続を離していく。つ、強過ぎる。知り過ぎていたが、ここでは格が違った。最強世代のダービー馬、ここに在り。ドバイへの叩き台でこの内容は末恐ろしい。

勝ち時計2分10秒9はラヴズオンリーユーが勝った一昨年の2分10秒4をコンマ5秒下回ったが十分速い時計。京都記念は4コーナーで3~4番手以内にいないと話にならないレースが続いていたが、久々に差し切りによる勝利となった(直近の差し切り勝ちは2013年トーセンラー)。

開幕週で内前バイアスでも、前に行く馬が多かったら後ろから行く馬から買う。ユニコーンライオンがめちゃくちゃ人気しているのを見て怪しいと思った。少なくとも単勝13.1倍で厚く買う馬ではない。逃げ馬は光ったら(人気したら)終い。

4コーナーを持ったままで上がってくるドウデュース(赤矢印)。
エフフォーリアが積極的に前付けしたこともドウデュースに味方した。
捲り上げスタイルだけに外枠も好都合だった。

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