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【レース回顧Vol.416】第38回中日スポーツ賞ファルコンS


レース結果・収支

1着【-】ダノンマッキンリー(7番人気)
2着【-】オーキッドロマンス(5番人気)
3着【◎】ソンシ(1番人気)
・・・
7着【▲】フェンダー(14番人気)
・・・
9着【○】シュトラウス(3番人気)
・・・
11着【△】サトミノキラリ(4番人気)
・・・
16着【△】クリスアーサー(8番人気)
・・・
単勝1点ハズレ 馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,100 累計回収/投資:16,510/37,300(44.3%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+1,100


率直な感想

結構流れているのに馬群が固まってるなぁ。ソンシ捌けるのか?・・・あー、詰まりまくり。追えない。オワタ。ダノンマッキンリー?ここで来るんかい。というか、シュトラウスの北村さん何やってんの?外回しとけば楽勝やったやろコレ。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は火曜に43.5ミリの雨が降ったものの、水曜以降は連日快晴で金曜には散水が実施されている。金曜朝時点のクッション値は9.5で、開催2週目も馬場は絶好のコンディションと推測される。先週の金鯱賞(4歳以上GII/芝2,000M)は1分57秒6と、直近10年で一昨年ジャックドールがマークした1分57秒2に次ぐ速い時計が出た。外差しも効かないことはないが、内が伸びるので内突きor内掬いがベター。

  • この距離の重賞にしては珍しく明確な逃げ馬が見当たらない。ただ前に行きたい馬は揃っていてペースは自ずと上がりそう。縦長になれば経済コースを立ち回れる内が優勢。一団になるとこの多頭数だと外を回すと距離ロスが大きい。

レース指標

LAP:12.1-10.6-11.1-11.7-11.5-11.3-11.9
勝ち時計:1.20.2(良) テン3F:33.8 上がり3F:34.7

レースの振り返り

オーキッドロマンスが好スタート好ダッシュであっさりハナ奪取。クリスアーサー、キャプテンネキを引き連れながらのマイペース逃げ。ソンシは5番手の馬群の中。まあいいところを走っている。ダノンマッキンリーは馬群後方の外、シュトラウスはなんと最後方待機。掛かり癖のある2頭は引いて勝負を仕掛けてきた。

テン3ハロン33秒8は速いが、今の中京の馬場は速いのでこれで平均ペースといったところ。後続も難なくついてきていて馬群は一団。ソンシの周りは完全に壁。身動きが取れない。ま、まぁ川田さんのことだから捌けるに決まっている。黙って見ておこう。

オーキッドロマンスは先頭で持ったまま。まだ追い出していない。2番手以降が既に追い出している。マズいパターンだけど、ソンシが抜け出してくれば状況は変わる。そろそろGO。・・・ナムラアトムが邪魔!相手も脚色があって捌こうにも捌けない。モタモタしている間に外からダノンマッキンリー。あー、ヤラレタ。

先頭の馬が楽をして、2番手以降が内でモタモタ、4コーナーで外を回した馬がまとめてスイープ。今年のファルコンSを言い表すならこんな感じ。上位2頭は嵌った感じがするので次走以降に向けて評価はしない。オーキッドロマンスも他に逃げ馬がいる展開なら沈んでいたと思う。ソンシは揉まれて追えずという分かり易い負け方。力負けではないので評価を落とす必要は無い。

今回注目すべきはシュトラウスの負け方。これ、大外をぶん回しておけば大楽勝だったのでは。内に入っていったがために全く追えず、馬なりのままゴール。最後方で脚を溜めておいてこれは酷い。脚が溜まっているのに徐々に後退していく風景はシュールだった。また馬柱が汚れたので、これで大衆が見限ってくれれば美味しい。

・シュトラウス号の騎手北村宏司は,最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金10,000円。(被害馬:13番)

競走中の出来事等(JRA発表)

レース結果からの教訓

  • 逃げ馬不在ならハナに立てそうな馬に狙いを立てること。今回は内枠&ブリンカー&逃げ経験馬のフェンダー(14番人気)を狙ってみたが、もっとシンプルに重賞やオープンで先行して好走していたオーキッドロマンスで良かった。

  • 気性難の馬は下げて競馬が出来ると強い。ダノンマッキンリーとシュトラウスは思い切って後ろに下げたことで掛からず競馬が出来ていた。今回はこれを読めたかどうかのレースだった。

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