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【レース回顧Vol.312】第18回ヴィクトリアマイル

レース結果・収支

1着【△】ソングライン(4番人気)
2着【▲】ソダシ(3番人気)
3着【○】スターズオンアース(1番人気)
・・・
7着【◎】ナミュール(2番人気)
・・・
10着【△】ルージュスティリア(9番人気)
・・・
14着【△】ララクリスティーヌ(6番人気)
・・・
馬複5点ハズレ 3連複16点的中!(17.2倍)
レース収支:-380 累計回収/投資:59,470/66,800(89.0%)


率直な感想

悩みに悩みまくって出した結論は◎ナミュール。普通に考えたらソダシやろ・・・。最後までレーンさんを信用出来なかった。終わってみればマイルGI馬のワンツースリー。騎手は関係無い。肝心のナミュールは不利を喰らって終了(後述)。


テーマの振り返り

テーマ無しにつき省略。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 今週は日曜から月曜にかけて合計42.5ミリ、木曜にも18ミリの雨が降って馬場が湿潤。火曜に芝刈り、水曜から木曜にかけて散水を実施。含水率は4コーナー14.1%、ゴール前14.7%。日曜朝時点のクッション値は9.2。土曜の雨量は1.5ミリ、日曜も朝時点で0.5ミリと無視できるレベル。レースの時間帯も曇りの予報で、良馬場前提で予想を組む。

  • 2回開催は今週(7日目)からBコースを使用。内側の傷んだ部分がカバーされてフラットな状態に戻ったが、元々内も使えていたため影響は少なそう。土曜メインの京王杯SCはレッドモンレーヴが外から差し抜け、内を割ったウインマーベルが2着でバイアスはフラットの判定。

  • ペース想定:平均(テン3ハロン34秒台、1,000M通過58秒台)

  • 明確な逃げ馬不在。サウンドビバーチェも特段速いわけでもなく、前は団子状態で推移。内が混雑しそうなだけに好位からの被せ差しが有効。捌ければ後ろからでも届きそうな感じがする。

レース指標

LAP:12.1-11.0-11.1-12.0-12.3-11.3-11.0-11.4
勝ち時計:1.32.2(良) テン3F:34.2 上がり3F:33.7

レースの振り返り

レース直前に雨が降ってきたが大勢に影響を与えるほどではなく、薄暗い中でスタート。アンドヴァラナウト、スタニングローズ、サブライムアンセムという同じ勝負服(サンデーレーシング)の3頭が出遅れ。スターズオンアースはこれらとは対照的に抜群のスタートを切って前へ。ソダシ、ルージュスティリアの8枠2頭もスタートを決めて前を伺う。

ハナはロータスランド。ノリさんが早速仕掛けてきた。サウンドビバーチェは2番手に安住、スターズオンアースはララクリスティーヌに行かせて5番手の内。大外の離れたところにいたソダシが内に寄せていった結果、ナミュールは外から締められる形になり、更に内からクリノプレミアムにも寄られて後ろに下がってしまった。これは痛い不利。ソングラインは馬群の中でじっと待機。

ソダシが外から内に寄せたところ後続が密集。
その中心にいたナミュール(黄矢印)の進路が無くなり、後ろに下がってしまう。
レーン騎手も内を覗き込んでいて「やっちゃった」のは自覚していたと思う。

不完全燃焼です。舞台はよかったし、体も増えて返し馬から良くなっているのを感じました。強い馬の中でどこまでやれるかと期待していましたが、あんな不利を受けては走る馬も走れません。落馬しなくてよかったです。残念です」

レース後コメント(横山武史騎手)

・ソダシ号の騎手D.レーンは,発走後まもなく内側に斜行したことについて過怠金50,000円。(被害馬:15番・12番・11番・9番)

競走中の出来事等(JRA発表)

テン3ハロン34秒2、1,000M通過58秒5は平均ペース。ロータスランド先頭、ソダシ2番手で直線へ。ロータスランドが二の脚発揮で粘り込みに入るもソダシは持ったまま。あ、これは勝ったわ。内からスターズオンアースも来ていたが、先に後れを取ったのはスターズオンアース。ファッション桜花賞馬とレコード桜花賞馬の違い。マイルではスピードの絶対値が違う。ソダシがスパートしてロータスランドを交わして先頭。と、その内からソングラインが急追。ロータスランドとソダシの間はガラ空き。これでは詰まりようがない。結局ソングラインがソダシをアタマ差交わしてゴール。

馬場の中央を通って単独で抜け出すソダシ(青矢印)。
スターズオンアース(緑矢印)は絶好のポジションから置かれてしまう。
ソングライン(赤矢印)は手応え抜群、前ガラ空きで追い出しフリー。

結局のところ、安田記念馬が牝馬限定戦で4番人気なら黙って買えって話。ソダシは府中マイルで前付けして残す馬で、勝ちかけの2着は極めて順当。スターズオンアースは外へ持ち出して追ってきたがジリジリといった感じで伸び切れず。スタートで出過ぎてまともに追走した結果、脚が溜まらず流れ込んだといった内容。ここ2戦のようなバケモノ感は一切感じなかった。マイル戦だとウォーターナビレラよりちょっと強い程度でしかない。

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