【レース回顧Vol.181】第27回NHKマイルC
レース結果・収支
1着【△】ダノンスコーピオン(4番人気)
2着【○】マテンロウオリオン(3番人気)
3着【-】カワキタレブリー(18番人気)
4着【△】セリフォス(1番人気)
・・・
9着【◎】アルーリングウェイ(5番人気)
・・・
11着【▲】ソリタリオ(13番人気)
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馬複10点的中!(24.9倍)
レース収支:+1,490 累計回収/投資:37,180/60,500(61.5%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,980
率直な感想
妙味を狙ってアルーリングウェイを軸にしてみたものの、タテ目も結構美味しかったのでボックス買いにしたら当たり。インダストリア軽視も当たったので満足。3着は変なのが来そうだったので3連複は買わなかったところ、やはり変なのが来て大荒れ。令和のムラマサノヨートー。
テーマの振り返り
血統傾向はSS系優勢→保留
今年はネイティヴダンサー系のダノンスコーピオン(父ロードカナロア)が勝利。ロイヤルチャージャー系(父ダイワメジャー)のマテンロウオリオンが2着。
早期デビュー馬が強い→ビンゴ!
今年は6月デビューのダノンスコーピオンが12月デビューのマテンロウオリオンを抑えて勝利。ちなみに3着カワキタレブリーは函館開催初日(7月3日)の勝ち馬。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース指標
LAP:12.2-10.5-11.4-11.5-11.8-11.1-11.5-12.3
勝ち時計:1.32.3(良) テン3F:34.1 上がり3F:34.9
レースを主導するはずのジャングロがゲートに突っ掛かって大きく出遅れる波乱の展開。フォラブリューテら外枠が総じて好スタートを切る中、内からトウシンマカオとキングエルメスが飛び出し、オタルエバーと3頭並んでレースを主導。ダノンスコーピオンは後方外、マテンロウオリオンは後方2番手。直線に向いてトウシンマカオが楽な手応えで先頭をキープするところ、外からダノンスコーピオンが馬なりで接近。更に大外からマテンロウオリオンが凄い脚で突っ込んできて、内外離れた追い比べでダノンスコーピオンが抜け出してゴール。想定に反して完全差し決着。勝ち時計は過去10年で昨年に次ぐ2位タイ。
好走・凡退馬寸評、補足
1着【△】ダノンスコーピオン
大外からゆっくりと内に入っていき、フォラブリューテの後ろに入れて7番手付近を追走。折り合いは抜群、全くの馬なりでフォラブリューテの外に出して直線へ。手応えがあり過ぎて、川田騎手は何もしていなかった。直線半ばでトウシンマカオに並びかけ、鞭を入れてこれを交わして先頭。完全に勝ったと思った次の瞬間、大外からマテンロウオリオンが凄い勢いで突っ込んできて俄かに大接戦。しかし手応えにまだ余裕があり、鞭連打で何とか凌ぎ切った。力と力のぶつかり合い。面白いレースだった。
2着【○】マテンロウオリオン
スタートで内にヨレて行き脚が付かず、前が塞がって強制的に後方からの競馬。後方2番手の外を淡々と付いていって、4コーナーからそのまま大外へ。あの位置からでは大外を通すしかなかったが、上がり3ハロン33秒5の豪脚でダノンスコーピオンにクビ差まで迫ったのは流石の一言。2戦続けて大外ぶん回しの大雑把な競馬。まだ上積みがあるはず。
3着【-】カワキタレブリー
ジャングロほどではないにせよサクッと出遅れて後方からの競馬。道中は後方4番手を単独で追走。直線で徐々に外へ持ち出していき、すぐ外にいたマテンロウオリオンに食い下がる感じで一緒になって上がってきた。シンガリ18番人気、魂の激走。メンバー最軽量420kgの小さな馬体のどこにそんな力があったのか。それにしてもダートの未勝利戦を勝っただけの馬(セイクリッド)より人気が無かったというのは酷いと思った。
4着【△】セリフォス
スタートして前付けしてきたものの周りも速く、トウシンマカオとキングエルメスに先制されて馬群の中。外はタイセイディバインに蓋をされ、ただ淡々と付いていくしかなかった。直線に向くところで最内の進路がポッカリ開き、労せず追い出し放題になったが、結局外差し勢に無抵抗で終わった。レース間隔が開いていた上に「孤独の戦い」になり踏ん張りが利かなかった。やはりどこかで一度使っていてもらいたかった。
5着【-】インダストリア
スタートを決めた上で他に行かせてダノンスコーピオンの後ろ、中団後方の外を追走。結果として勝ち馬の背後という最高の位置取り。直線馬なりでダノンスコーピオンの外に持ち出したまでは良かったが、先に手が動いて俄かに防戦一方。鞭を使って何とか喰らい付いていったが、ラスト200Mで一気に突き放されてジ・エンド。大外の2頭にも軽々と抜かれてしまった。見立て通り、緩い相手に緩い流れの競馬しかやってこなかったツケが出た。
9着【◎】アルーリングウェイ
あまり良いスタートではなく、内に入れて馬群の中。前が詰まった状態で追い上げられず、直線で空いている最内に入れてスパートしたが周りと同じ脚色のままで終了。序盤で位置が取れないというのは想定外だった。これでも牝馬の中では再先着で、他の4頭は13・14・17・18着と牝馬勢は散々な結果に終わった。
11着【▲】ソリタリオ
スタートから押して位置を取りに行ったが外から締められて馬群の中。3コーナーで他の馬に先に動かれて相対的にポジションを落とし、4コーナーで既に手応えが怪しくなり始めた。直線はそこそこ差してきていたが目立たなかった。時計が速過ぎて付いていけなかった感じ。
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