【レース回顧Vol.282】第18回夕刊フジ賞オーシャンS
レース結果・収支
1着【-】ヴェントヴォーチェ(2番人気)
2着【-】ディヴィナシオン(15番人気)
3着【◎】エイシンスポッター(5番人気)
4着【△】マリアズハート(8番人気)
・・・
9着【○】ナランフレグ(1番人気)
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11着【△】タイムトゥヘヴン(7番人気)
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13着【▲】ジャスパージャック(6番人気)
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馬複10点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:18,950/28,500(66.5%)
率直な感想
8レースのマイル戦でホウオウプレミアが4角外前から凄まじい勝ち方をしたが、このレースでもヴェントヴォーチェが4角外で凄まじい手応えでやってきていたのを見て諦めた。まあ2着のディヴィナシオンなんて買えないし、ハズレの運命からは逃れられなかった。ナランフレグは叩き台で何着でも良かったけど、分かり易過ぎるヤラズで次は更に人気しそう。
テーマの振り返り
テーマ無しにつき省略。
トラックバイアス分析・展開予想の振り返り
レース前の見解
今週は木曜に0.5ミリのごく弱い雨が降った以外は好天。月・水・木曜に散水を実施。含水率は4コーナー10.8%、ゴール前9.5%、土曜朝時点のクッション値は10.2と先週日曜より乾燥した状態。
Aコース使用の開催2週目。基本は内前先行だが、今開催の1,200M戦はオーシャンSが初めて。距離が違うので何とも言えない。
ペース想定:速い(テン3ハロン33秒台)
馬場が硬いのでテン3ハロンは例年並みの33秒台を想定。ジャスパージャックが外枠からでも強引にハナ。これが内を締めながらラチを取りに行くので内の後方待機馬の位置取りは一層悪くなりそう。結果として外の差し馬が恵まれて大外一気の可能性も十分。
レース指標
LAP:11.7-10.4-11.3-11.4-11.1-11.5
勝ち時計:1.07.4(良) テン3F:33.4 上がり3F:34.0
レースの振り返り
内からレイハリアが勢い良く飛び出してハナ。オパールシャルムも出脚を効かせて前に出て、ジャスパージャックはこれらの後追いで2番手という苦しい競馬。ヴェントヴォーチェは中団の外、エイシンスポッターはこの直後の馬群の中を追走。ナランフレグは出遅れて後ろから3頭目。
ヴェントヴォーチェが4コーナーを持ったままで押し上げ、直線外を通って馬なりで先頭。この直後からディヴィナシオンが追い上げ態勢、少し遅れてエイシンスポッターとマリアズハートが突っ込みをみせるもヴェントヴォーチェが難なく押し切る。
レイハリアの行き脚が強くジャスパージャックは2番手に留まり、テン3ハロン33秒3で入ったことで先行勢は壊滅。今回の勝ち時計1分7秒4は2020年にダノンスマッシュがマークした時計と同じで、2019年にモズスーパーフレアがマークした1分7秒1に次ぐ2位タイの高速時計。今回は軽い馬場への適性が強く問われた。
それにしてもヴェントヴォーチェ強過ぎ。今回はこれに尽きる。テン3ハロン33秒3のハイペースを馬なりで外前確保ってどうなってるのコレ?スプリンターズSは完全に後追いだったのにこの行きっぷりには驚いた。このデキが維持できるなら高松宮記念でも勝負になる。
エイシンスポッターは4コーナーで外に出さなかった(出せなかった)分、直線で外に持ち出す際にロス。ヴェントヴォーチェの後ろに付けたディヴィナシオンと、ディヴィナシオンの後ろから外に持ち出したエイシンスポッターでは前者が先着するのも当然。マリアズハートは馬鹿正直に真後ろから行き過ぎ。もうちょっと融通が利かないと重賞ではしんどい。
ナランフレグは馬体重15kg増という時点でお察し。昨年のオーシャンSも今回と同じ498kgでの出走だったが、当時は賞金を積まないと高松宮記念には出られなかった。出遅れのおまけ付きで敗因には事足りないが、馬券を買った身としてはたまったものではない。ラストは鞭を連打して戒告まで取られていた。高松宮記念では「オーシャンSは太目残り、斤量59kgで出遅れも響いた」なんてミエミエの根拠で印を打ちたくない。
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