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【レース回顧Vol.14】第56回デイリー杯クイーンC

1着ディープ×キンカメ、2着キンカメ×ディープ、3着キンカメ×ディープ。キレキレ決着でお手上げ。

20210213東京11R(1)

カイトゲニー、何出遅れとんねん。ハナ予想の馬が出遅れって、東京新聞杯のデジャヴかよ。早くも嫌な予感がしてきた。ククナもあまり良いスタートではない。アカイトリノムスメはいつもこんな感じ。

20210213東京11R(2)

エイシンヒテンが遅れてやってきてハナ。サルビアは内で持って行かれ気味。やっぱり掛かるなぁ。こりゃダメだ。インフィナイトも3番手でジッとしておきたかったがこれも持って行かれ気味。う~ん。

20210213東京11R(3)

リフレイムが早めの競馬で折り合って、その直後にアカイトリノムスメとククナが並走。アカイトリノムスメは外目から馬なりで上がっていく構え。ククナもこの位置取りなら差してこれそう。

20210213東京11R(4)

そういえば先ほどから「補助輪」軸のステラリアの姿が見えない。見落としたかな~と思ったら後ろから3頭目を走っていた。これはかなり危険。いっくん何してんの?

20210213東京11R(5)

直線に向いたところ。ウイニングポジションは中団外。インコースの利はさほど無い模様。

20210213東京11R(6)

内で粘るエイシンヒテンを交わすアカイトリノムスメ。マイナス18kgと馬体重を減らし、直前で5番人気に下げていたアールドヴィーヴルがククナと競り合って差し込んでくる。ステラリアは今更追い上げても遅い…。

展開予想。前付けで連勝中のカイトゲニーがハナ。前走GIで先行したエイシンヒテンも出来ればハナに行きたい。サルビアを含めた3頭がレースを先導。1,000M通過は59秒前後を想定。有力どころは総じて後ろからの馬で、前付けがモノを言いそう。中団より前がウイニングポジション。

ハズレ。カイトゲニー出遅れでエイシンヒテンがすんなりハナ。サルビアとインフィナイトは折り合いイマイチでスタミナロス。1,000M通過58秒4は付いて行かされる側に堪える流れ。エイシンヒテンが4着に残って、サルビアとインフィナイトがタレるのはもはや必然。トラックバイアスは外寄りにシフトしていた。

1着△アカイトリノムスメはいつも通りのスタートから楽に中団の外を確保。前が飛ばす流れに難なく対応。直線に向いたところで前は完全フリー、持ったままで追い上げて、先頭に替わる辺りで満を持してスパート。ラストは多少甘くなったが押し切るには十分だった。ここに来て一気にパフォーマンスを上げてきたのは超良血の成せる業なのか。

2着-アールドヴィーヴルはまずまずのスタートから馬群の中に入れて中団後方を追走。脚を溜めながらアカイトリノムスメの直後を取り切り、直線でアカイトリノムスメが抜けた後を追ってスパート。馬群から抜け出す際に左右にブレまくっていて、素質だけで走っているような感じ。

3着▲ククナは1馬身程の出遅れも馬なり。前が飛ばして馬群がバラけ、前が詰まる懸念は解消。しかし直線に向くところで馬群が密集、アカイトリノムスメの内にいたことが災いして進路が無くなってしまった。直線は完全に後追い。不完全燃焼のレースが続く。

6着○ステラリアはスタートから行く気をみせず後方待機。中団が固まっていたとはいえ、3コーナーでインコースの内というのはどうも気まずい。結局真後ろから外を通し、直線は大外一気の構え。届くわけないだろ…。中京では神だったのに、関東圏に来ると雑になるのは何故なんだ福永さん。

7着◎サルビアはハイペースのファンタジーSでも掛かっていたぐらいで折り合いがカギだったのだが、途中からエイシンヒテンがハナを奪う展開で早々に引っ掛かってしまった。俗にいう付いて行かされる形、直線もインコースは伸びず、次第に減速してフィニッシュ。距離短縮で逢いましょう。

9着△インフィナイトは馬なりで楽々3番手を取り切ったまでは良かったが、馬が行く気になってサルビアを交わして2番手に上がっていった。直線は早めに動いて押し切りを図ったものの、ラスト200Mで後続に一気に来られてフェードアウト。素軽さが全く無い。やはり力の要る馬場向き。

13着△リフレイムはスタートから押して前へ。単独5番手は強気な競馬。折り合いは付いていたが、4コーナーで馬が外へ張り出し、直線に向いて既に余裕無し。鞭にも無反応、そのままダラダラと後ろに下がっていった。気難しい馬で、マイルは本質的に長いのかもしれない。

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