徒然の不安

このところの東欧のゴタゴタが始まって数日。

最近見かけたつぶやきでハッとさせられたのは「『よく抗戦している』『何人もの相手兵士を撃退した』という情報に対して『よかった』と思ってしまったことに戦慄した。何人もの人が命を落としている状況について『よかった』という感情が湧いてくること自体が異常なこと。だから戦争は嫌だ」というもの(だいたいこんな筋だったと記憶している)。

まさにその通り。敵や味方や、守るべき家族や祖国や、あるいは大義など、現地にいる人たちには色々な理由があって、あるいは巻き込まれて、その場で戦っているのだろうけれど、自分がいるこの場所から丸一日もかければたどり着ける場所で、命を奪ったり奪われたりがリアルタイムで行われていることを考えると、胸が痛い。コーヒーを片手にPCに向かっている現状が、なんと貴重か。

一刻も早く、争いが、せめて机上のものになることを願う。


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