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あなたとわたしの 逢瀬をむすぶ 春にしな垂れた彼女はいつも 素知らぬ瞳で 艶やかに嗤う
部屋の片隅で ひとり 気に入りの音楽に包まれる 夜 サイフォンの湯気 激しい雨音 古び…
触れた先からポロポロ零れ落ちる思い出たち おなじ小節を繰り返し練習していたような日常は、…
歩みを止めない鼓動の数だけ 時計の針は周り続ける いのちを彩り行先を示す あなたをいつも待…
終着点に向かう船に揺られ 身体中をめぐるのは すれ違った貴方達のことばかり いつかまた出会…
きらめきの魔法にかけられた トクベツな私で走っていく 枯れることのない感情に 名前をつけて…