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マスクが初期設定のコヤナギさん

私の職場には、昨年の4月に、東京での一年間の出向を終えて、戻ってきた方がいます。

2020年4月、そう、新型コロナウイルスで世間がざわざわしはじめた時期です。東京ヤバい、という雰囲気が出ていた時期です。

このため、東京から戻ってきた彼は、感染防止のために、出勤初日から、ずーっとマスクを着用してくれていました。

出向前の彼とは面識はなく、私にとっては、マスクをしたお顔が初対面となりました。

約10ヶ月が経ちますが、これまでにマスクを外したお顔を見たのは10回あるかないか、という程度です。

いまだにマスクを外したお顔に慣れず、素顔が出た時は、私の心はざわつき、人見知りモードが発動します。
彼の席は、私の斜め前に向かい合った位置にあります。対話の途中で彼が飲み物を飲むことが稀にあるのですが、飲み物を飲むためにマスクを外した瞬間、私は緊張し、人見知りモードが発動します。対話の流れがある中で、「えっ?誰?」という空気が一瞬出そうになるので、それを抑えるのに必死になります。

(先日、ちょうどこのことを話せる状況があったので、素顔に馴染みがないから、マスクを外した時は緊張して人見知りモードになっている、ということを彼にカミングアウトしました。気持ちが楽になりました。)

よく、
「マスクをしていたから分からなかったぁ〜」
ということがありますが、彼に対しては
「マスクをして“なかった“から分からなかったぁ〜」
という逆バージョン。失礼なやつです。すみません。

でも、なんだか面白いなぁ、と思いました。

皆様も、こういうことありませんか?

では、今日も良い一日を。

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