世田谷区✕ジモティー

世田谷区とジモティーがコラボして、区民の不用品(ちゃんと使えるものなど、色々指定あり)を無料で回収し、ジモティーが必要な方に販売したり、譲ったりする、という情報をみつけて予約しておき、昨日、指定の場所に不用品を持ち込んだ。

その時の暮らしでは必要なアイテムで、きちんと吟味し、それなりのお金を払うのであるから、いい加減な気持ちで買ったものはない。
だから、本当なら、壊れてどうしようもなくなるまで使うべきなんだけれど、引っ越しや結婚という暮らしの大変化があると、モノが重複したり、この家じゃ使い道がないね、というものが出てきてしまう。
そんなものを持ち込んだ。

粗大ごみで出だしてもいいのだけれど、「まだキレイだし、ちゃんと使えるしなぁ」という貧乏性が、そうさせてくれない。
でも一番の理由は、ものを捨てるという行為がどうも嫌なのである。

そんな理由から、家具や暮らしのアイテムは、本当に必要でない限り買わない。必要となっても、今あるもので代用できないか考える。

服は、全てではないけれど、なるべく良質なものを、長く着る前提で買う。何年選手ですか、って服ばっかり。脇や袖の糸が解けてしまったカーディガンやコートが3、4着あって、いつも「今日こそ縫おう」と思って数ヶ月過ぎている。

食材は使い切る。筋っぽくてムリっていうもの以外は、野菜の皮だって食べちゃう。大根の皮とか、そこにちょろっとついてる葉っぱとか、味噌汁なんかに入れちゃえば美味しく食べれるのだ。

そんな性分なので、今回の世田谷区✕ジモティーは、必要な方が使ってくれるという前提があり、しかも無料で引き取ってくれるという有り難さもあって、やっと手放す気になれた。

2台あったアイロン台、きれいな方を提供したよ。
今の家は湿気に困ることがあまりなく、宝の持ち腐れとなった除湿機。これ高かったんだよな。でも必要な方に使ってもらったほうがいい。
シーリングライトも今の家にはつけられないから譲っちゃう。お部屋がきっとオシャンティになっちゃうよ!

必要だったし、それが大好きで大切だったけれど、使わなくなるものってどうしても出てきちゃう。そういうものが必要とする方に渡る仕組みが整うのはいいなぁ、と思った昨日でした。

というか、自治体と企業のこういうコラボって珍しいよね。こういう柔軟さって必要だよね。思い切った世田谷区、ちょっといいな、と思った。

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