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新築一戸建て、太陽光発電を検討する方向け⑦(蓄電池は設置した方が良いのでしょうか??)

これは新築の方にかかわらず、太陽光発電を検討する方から最近一番いただく質問かもしれません。
これは良い悪いを何で判断するかで決まります。

金銭的なメリットを大きくするという点で考えれば、蓄電池は設置しない方が良いです。

太陽光発電システムと違って、蓄電池は金銭的なメリットをそれほど生み出してはくれないので、初期投資に見合った金銭メリットは得ることができません。でも今は太陽光発電を導入する人の半数以上が同時に蓄電池を購入されています。
やはり台風などの自然災害が多発していて、毎年大型の停電被害が発生しているのを知っているからこそ、多少金銭メリットが小さくなったとしても有事に備えて蓄電池も一緒に購入しておこうと考えるからです。

この非常時の停電対策としてという点であれば、蓄電池は太陽光発電を導入する時に一緒に設置した方が良いです。

なぜなら後から設置する場合よりも、安く設置することができるからです。

太陽光発電システムにはパワーコンディショナーという機械が必要なのですが、蓄電池にもこのパワーコンディショナーが必要です。
後から設置する場合には、再度蓄電池用のパワーコンディショナーを設置することになりますが、同時に設置する場合には太陽光発電と蓄電池で兼用できるハイブリッドパワーコンディショナーがあるので、1台で済むからです。
当然工事代も1回で済みますので安くなりますし、販売側の理屈で言えば太陽光発電だけの場合と、太陽光発電と蓄電池セットの場合でいただく利益にそれほど差をつけない会社の方が多いです。そうなると蓄電池分は原価に近い金額で買えることになります。

ところが数年後に蓄電池を再度買いたいとなった場合は、やはりそれ相応の販売利益をいただくことになりますので、そういった面でも同時設置の方が安く設置することができます。

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