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もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(④エアコン室外機)

前回エアコンの位置について書きましたが、エアコン絡みでもう1つ。

それはエアコンの室外機置場について。
当たり前のことですがエアコンを設置するともれなく室外機が1つついてきます。
このエアコンの室外機は見てくれも良くないですし、そしてさらにエアコンから室外機までは配管を通さなければなりません。この配管はダクトで隠すのが通例ですが、このダクトが外観に走ることは外壁を考えている時にはすっかり忘れ去られています。

外観パースに室外機とダクトも描いて欲しい・・・

これはまた別の機会に書きたいと思いますが、我が家はベランダを無くしました。そうなると2階に設置したエアコンの室外機も全部一階部分に置かなければなりません。結果としてダクトと雨樋が交差しないと設置できない場所もできてしまい、あそこは本当にみっともないことになってしまっています。蛇腹付きのダクトがあるなんて初めて知りました・・・

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また、エアコンから真下にダクトを下すと玄関か駐車場しかないため、さすがに玄関扉の隣に室外機は置きたくないですし、駐車場に持ってきてしまうと今度は自転車置くスペースがなくなるということで、ぐるっと外観をダクトが這うはめになってしまいました。
これは事前にエアコン及び室外機のことを考えていたら、その部屋の収納位置を逆にすることで回避できたことです。
ちゃんと事前に考えておかないと如何にみっともないことになるかを皆さんに知って頂くために恥を忍んで写真を載せます。

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このようなダクトを外観に出したくない場合は、新築時に隠ぺい配管をするという手もあります。専門外なので詳しくはわかりませんがあまりオススメはされていません。
私の専門の太陽光発電では新築時の隠ぺい配線はあるのですが、これはあくまで通しているのは電線で、それを通す配管を事前に壁内、天井内に通しておきます。
しかしエアコンの場合は、電線だけでなく、冷媒管が2本、排水管が1本と計4本も通さなければならず(多いものはさらに)、種類も3種類ありますので何か不具合が起きた時の修理が壁内に隠ぺいしてしまうと、とてつもなく大変であることがわかります。

実際に室外機置場のこと、ダクトのことを事前に考えておいたとしても対処できることは少なく、致し方ないことも多いと思いますが、少なくとも我が家の蛇腹ダクトと外観這いダクトは収納位置を逆にすることでおそらく回避できました。

実際に暮らしだしたらエアコンは絶対に必要ですし、そのためにはその台数分の室外機および配管ダクトが外に出てくるということは知っておくと後々のショックが少なくて済みますので是非設計段階でしっかりと考えてみてください。

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