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もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑪窓)

マンションデベロッパー出身として、結婚してから3つの分譲マンション購入、賃貸で2つの分譲マンションに住みました。

分譲マンションは多少間取りが動かせたとしても、部屋を1つ潰してリビングを大きくするかしないか位しかできません。
ましてや窓のことなんて購入時に考えることはありません。

マンションは角部屋でない限り、廊下側の部屋に窓が1つ、日当たりの良いバルコニー側に背の高い掃き出し窓があります。逆にそれ以上でもそれ以下でもありません。

ところが戸建てになると、窓の大きさも、種類も、設置場所も何なら選び放題です。

我が家はベランダを無くしましたので掃き出し窓こそありませんが、「引き違い窓」「縦滑り出し窓」「上げ下げ窓」「横滑り出し窓」「はめ殺し窓」が至るところに設置されています。

このような色んな種類の窓名を書いてはいますが、実は住み始めるまでどこの窓がどのような開け方をするのか全くわかっていませんでした。

縦滑り出し窓や横滑り出し窓のようなレバーをクルクル回して開ける窓なんて、生まれて初めて出会いました。

どこにどの種類の窓が来るのか、どのような開け方をするのか事前にしっかりと調べることを強くおすすめします。

一戸建てに改めて住んでみて(実家は戸建てでした)、当たり前ですが窓というのは、採光と通気、そして外の景色を見るという役割なんだなと思います。

戸建ての場合、2方向にしか窓がないマンションの中住戸と違い、4方向全てに窓を作ることができます。
この四方の窓を開け放つと空気の入れ替えができることに感動しましたが、実は三方向でも十分換気は可能です。なんなら二方向でも。

本当にその窓はいるのか生活をイメージして考えてみてください。採光のために必要だと思っているのか、だとするとその窓がある壁はどの方向を向いていてどの時間帯にどのように陽が差し込んでくるのか、換気のためなら本当にその窓をなくしたら換気ができないのか?外の景色は何が見えるのか?逆に家の中が覗かれることにならないか?

我が家もほとんど開けずシャッターも締めてしまっている窓が1つあります。


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