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再エネ100%電力メニューを全部調べてわかった環境省の電気自動車EV補助金のためのオススメ電力会社3社

電気自動車を買いました。

仕事柄次の車はEVと思っていたので我が家的には既定路線でしたが、きっかけは40万円の補助金が令和3年度から増額されると発表されたからです。

経産省のEV補助金は60万円(V2H同時購入が条件)
環境省のEV補助金は80万円(再エネ100%電力への切替が条件)

V2Hは電気自動車の電気を停電時などに自宅に供給できるようにする機械です。
しかし我が家はそもそも太陽光発電システムだけでなく、全負荷の蓄電池も設置済みなので、もちろんあった方がより安心ではありますが正直V2Hはあまり必要ありません。

そうなると補助金額もより大きい環境省の補助金を狙いたいのですが、再エネ100%電力メニューにしないといかんという条件がついています。
これは太陽光発電システムが自宅についていてもダメで、あくまで自分が使う電気全て実質的に再エネにしなければならないので、いくつか方法はあるのですが、電力プランを切り替えるのが一番楽ですし、費用負担が発生しないのでお得になります。

ところが2021年3月29日現在、この対象となる再エネ電力100%電気のプランが62の電力会社から合計113プランも出されています。

色々と調べてみましたがどのプランがベストなのかという情報が掲載されているサイトなどもなかったので仕方なく自分で全部調べました。
この労力を独り占めにするとあまりにコスパが悪いのでせっかくですからここに記録しておきます。

ハチドリ電力「オール電化プラン」

オール電化住宅で深夜電力の単価が安いプランにしていて、かつ60Aより大きな電力契約をしている方向けです。

運営は株式会社ボーダレス・ジャパン
https://hachidori-denryoku.jp/

そもそも現在オール電化の人向けの新電力プランというのはほぼないのですが、ハチドリ電力は全部のオール電化プランと基本料金もプラン内容も東京電力などの既存電力会社と全部同じにして、電気代の単価をほんのちょっとだけ安くしています。

ですから我が家も計算すると年間で300円だけ安くなるだけでしたが、それ以外の再エネ100%電力メニューではこの後ご紹介する1つとこのハチドリ電力を除いては、全部今の電気代より高くなるという結果でした。

ですので我が家はこれ一択でした。

※追記※
残念ながら2022年4月をもってこのプランは廃止となってしまいました・・・

そらエネ電気forREエナジー

我が家は60Aだとブレーカ落ちまくったので、8kVA契約ですから対象外なのですが、もし60A契約のままだったらこちらを申し込んだと思います。

そのくらい安いです。
運営は株式会社スマートテック
https://www.smart-tech.co.jp/soraene/re-energy/

料金プランは一律料金プランなのですが、23.44円で格安です。
他にも一律料金の電力会社はあり、次点で安いのはあのソフトバンクグループのSBパワー株式会社運営の「自然でんき」なのですがそれでも26.48円ですのでかなり開きがあります。
※おまけに「自然でんき」は現在オール電化の人は申し込めません。

そらエネでんきは現在オール電化向けの電気契約メニューの人でも申し込めます。

ENEOSでんき「EV フリー特約」

我が家の電気の使い方では少しだけ高くなってしまったので、ハチドリ電力にしましたが、非常に惜しかったのがこちらです。

ENEOSでんきのどれかの電気メニューで契約をして、再エネ100電力にしたい場合はこの「EVフリー特約」を付けるというやり方なのですが、この特約を付けてもプラス料金がかかりません

ですから今既にENEOSでんきの人はそのままでこの特約を付けるだけでいいですし、やはりネームバリューがありますのでハチドリ電力を運営している株式会社ボーダレス・ジャパンは聞いたことなくて不安という方はENEOSでんきをオススメします。

どっちがお得なのと聞かれれば、オール電化にしろ従量電灯の契約にしろハチドリ電力の方が少し安いのですが、年間で数百円の差とかなので選択肢としてご案内しておきます。

※追記※
2022年5月、ハチドリ電力のオール電化プラン廃止に伴い、我が家はENEOSでんきに切り替えました。

まとめ

頑張って全部調べましたが、あくまで我が家の電気使用量で計算していますので、参考にしてもらえたら嬉しいですがしっかりご自身で計算してからお決めください。

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