見出し画像

リユースパネルの魅力とは?価格以上の意義に迫る

※2023年5月19日に配信したメルマガのバックナンバーです

『太陽光パネルに異常に詳しい会社のメルマガ』vol.24

琵琶湖のほとりから
form 藤本 秀樹

ソラメンテでがっちりメンテ!
アイテスの藤本です。

前回に引き続き、
太陽光パネルのリユース・リサイクルについての話題です。

今回は、なぜ今、太陽光パネルのリユースに注目が集まっているのか
についてお話しします。

2012年に「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT制度)が
開始されて以来、日本国内に急速に太陽光発電所が普及していきました。

弊社の太陽光パネル検査装置 Solamente(ソラメンテ)も
太陽光発電の普及=メンテナンス需要の増加を見越して開発された製品です。

しかし、物事には入口があれば出口があります。

FIT制度の買取期間が終了する
2030年代後半に役目を終えた太陽光パネルが
大量に排出されることが見込まれています。

このままの見込みで推移した場合、
2040年に排出される太陽光パネルの総量は
80万トンを超えることが予想されるとの試算も出ています。

この80万トンの使用済みパネルですが、
敷き詰めた面積でいうと
東京ドーム約1,700個分になるとのこと。

ただ、東京ドーム1,700個分と言われても、
いまいちイメージしづらいですよね?

少し計算しなおしてみましょう。

東京ドーム1,700個分を面積に直すと
約80平方キロメートルになります。

そして、東京の山手線の内側の面積は
約63平方キロメートルです。

つまり、
2040年には山手線の内側の面積以上の
廃棄太陽光パネルが排出されるわけですね。

しかも、毎年!

そう言われると
「これは何とかしないと!」
という気持ちになりますよね。

また2022年9月9日には、
東京都から、
新築一戸建てに太陽光パネルの設置を
義務化する基本方針が発表されました。

石油由来のエネルギーの価格は、
しばらく下がる見通しがつきません。

新築戸建てに
太陽光パネルの設置を義務化する流れは、
遠からず全国の自治体に広がるでしょう。

使用済みの太陽光パネルを
どう処理するかについては、
もはや身近な社会問題となりつつあるわけです。

現在においても、
家屋の取り壊し、
自然災害など様々な理由によって
想定より早く大量の使用済み太陽光パネルの
排出がはじまっています。

使用済み太陽光パネルの大量廃棄を
少しでもソフトランディングさせるためにも、
リユースパネルを積極的に活用することには
社会的な意義があります。

リユースパネルには、
価格が安い以外の意義が
きちんとあるわけですね。

まさに"お値段以上"なので、
これだけ注目が集まっているのだと思います。

そこで我々アイテスは
「電気の専門家でない方や未経験者」でも
「簡単かつ正確」に
リユース可能な太陽光パネルを判別できる計測器
『リユースチェッカー RUC-100』を開発いたしました。

▼リユースチェッカー RUC-100 製品ページ
https://www.solamente.biz/products-and-service/products/ruc-100/

このリユースチェッカーを
来週、5月24日から東京ビッグサイトで開催される
「NEW環境展」にて展示いたします。

太陽光パネルのブラスト型リサイクル装置メーカー
「未来創造さま(東ホール A115)」のブースを
間借りして展示する予定です。

▼NEW環境展 WEBサイト
https://www.n-expo.jp/

▼未来創造株式会社 WEBサイト
https://mirai-souzou.co.jp/

会場のお近くへ来られる際は、
ぜひリユースチェッカーを見にきてくださいね。

太陽光パネルに異常に詳しい会社
アイテス 藤本 秀樹

▼デモ機貸し出しのお問い合わせはこちら

▼メルマガの登録はこちらのページから

▼YouTubeもやっています